そこには、何かが潜んでいる―― 『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズを手がけたVFXスタジオ WETAが贈るサバイバル・クリーチャー・ホラー! 監督のスコット・ウォーカーが、パンデミックの最中、実際にニュージーランドで遭遇した出来事から着想を得たアイデアを、5度の米アカデミー賞受賞歴を持つクリーチャー・エフェクトを務めるリチャード・テイラーと、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズを手がけたVFXスタジオのWETAが具現化。CGIやデジタルクリーチャーの置き換えに頼らない、実際にそこに存在するようなリアリティを追求した映像が、人里離れたコテージで若い家族が遭遇する悪夢の恐怖と緊張感を増幅させる。――1978年、カリフォルニア州オークランド。獣医師を目指すジュールズは、夫のベンと娘のレイアとともにペットショップを営んでいた。ある日、夫婦のもとを弁護士が訪れ、ベンに亡き父親名義でオレゴン州ホビッツベイにある海岸沿いの土地の権利が遺されていることを告げる。ベンは数カ月前に亡くなった母親から土地のことについて何も聞かされていなかったことを不審に思いつつも、かつて両親が暮らした人里離れたホビッツベイへ向かってみることに。そこには素晴らしい入り江とビーチを臨む景観の上に、40年間手つかずのままの不気味な廃墟と化したコテージが建っていた。その美しさと静けさから、「なぜこれほど長い間秘密にされていたのだろう?」と不思議に思わざるを得なかった二人。ジュールズが手がかりを探してコテージ内を物色している間、ベンはコテージに水を供給するため地下に埋まっている貯水タンクを修理しに行く。巨大でじめじめした暗いタンクの中へと足を踏み入れ、閉ざされていた栓を開ける。そうすることで長い間眠っていた"ある生き物"を解き放つことになるとは知らずに・・・。
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