テクノやR&Bからフォークまで変幻自在なリリースで唯一無二のポジションを確立してきたジャーマン・エレクトロニックのベテラン・プロデューサー、リコ・プエステルの2025年最新作は、これまでヴァイナルでリリースしてきた自身のトラックをノンストップ・ミックスで再構築、バラエティに富んだサウンドを1枚に集約した裏ベスト的なミックス作品。フロア・フレンドリーなキラー・アンセムの数々でSven VathやClaude VonStrokeをはじめとしたクラブ・シーンの要人たちをも魅了、他方で近年はリコ・フリーベ名義でフォークやR&Bのウタモノ作品もリリース、振れ幅の広い予測不能な動きでこれまで以上にファンのすそ野を広げてきたドイツのベテラン・プロデューサー、リコ・プエステル。その2025年最新作はヴァイナルでリリースしてきた自身のレア・トラックをノンストップ・ミックスで再構築したミックス作品。アンビエントな音のシャワーが心地よい「Loosing Speech」からSven Vathが幾度となくレコードでスピンしてきた重厚なテック・ナンバーの「A3ll0x」を経てフォーキィでダビーなミニマル・ハウスの「S.」へ、オープニングからバラエティに富んだ佳曲が続出。「The Air, The Sun, The Sea」や「Exhibit 3.2」ほか、中盤以降はメロディックで多幸感あふれるピークタイム・アンセムを混ぜ込みつつ着実にビルドアップ、ラストはクラフトワークを思わせるロボ声ナンバー「Reisen 1」でムーディーにクローズ、アルバム・トータルで躍動的なサウンド・ジャーニーを堪能いただけます。独エレクトロニック屈指の異端タレント、その引出しの多さと奥深さを集約した裏ベスト的な1枚! 輸入盤国内流通仕様。
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