JPY ¥660
血と弾が降り注ぐ旅順で、青年は肉弾戦にその身を投じた?。明治37年2月、大日本帝国とロシア帝国の間で勃発した日露戦争。その開戦からまもない約3か月後の5月9日、富山県の自宅で召集令状を受け取った一人の若者がいた。彼は激戦の地・旅順で何を思い、何を見たのか。いま死と隣り合わせの緊迫した戦線の様子をつぶさに記録した戦記から、28歳の予備兵・名越仁吉の日露戦争が見えてくるー。仁吉の孫にあたる著者が、招集から第九師団歩兵第三十五連隊での壮絶な闘い、そして負傷と死の恐怖まで「一兵卒」の目線で綴られた手記をもとにまとめた日本の存亡をかけた日露戦争の知られざる記録。  セブンネットショッピング


JPY ¥1,100
開港・開国という時代のなかで、人々がどのようにして生業の礎を築き、活路を切り開いていったかを、確かな資料と消えかかる記憶に導かれて描き出す。  セブンネットショッピング

JPY ¥2,860
苦学力行、独学渡英の後に政界に入る。政友会領袖として活躍中に凶刃に斃れた剛腹な明治政界偉材の伝。  セブンネットショッピング

JPY ¥1,980
本書は、埋もれていた炭坑資料を丹念に紐解き、筑豊炭坑の盛衰を傳右衛門の生涯に絡めて描いた、いわば歴史物語である。坑夫、船頭上がりから人もうらやむ大富豪の炭坑王にのし上がった傑物伊藤傳右衛門。華族令嬢柳原?子(歌人名白蓮)との再婚によって、その頂点まで上りつめたかに見えたが、宮崎龍介という男の出現でその結婚生活は10年後には破綻する。白蓮の出奔は新聞紙上に絶縁状をたたきつけるというセンセーショナルな仕掛けで、当時の社会を大いに賑わした。そのかげで傳右衛門の社会的な偉業は意外と知られていない。同時代を生きた炭坑の男たちの姿が行間を飛び交い、大正ロマンの華やかな時代から軍需景気を経て、太平洋戦争の終結で石炭産業は破滅する。頂点を極め、一時代を駆け抜けた男の生き様は、読者を惹きつけてやまないだろう。  セブンネットショッピング


JPY ¥2,530
旅ゆけば歴史が分かる。山陰は古代史の縮図である。そして、地元に伝承がある。  セブンネットショッピング



JPY ¥1,980
神仏習合の地・熊野の淵源を訪ねる。本宮・新宮・那智山から成る熊野三山の由来や聖地たるゆえんを集め、まとめた古文書『熊野山略記』。そこに登場する主人公たちを独自の視点で描くとともに、読み下し文に解説も加えた意欲的な一冊。  セブンネットショッピング



JPY ¥2,530
本書は第一部で「除痘館記録」の影印(原本図版)・翻刻・現代語訳・註と解説、第二部に論考を配し、幕末という当時の歴史的背景や具体相、あるいは洪庵を取り巻く状況や環境などを丁寧に解説することで、より多くの人々が緒方洪庵と除痘館事業の活動を再認識できるよう構成した。病いとの闘いに迫る書。  セブンネットショッピング

JPY ¥1,980
第二次世界大戦中に多くのユダヤ人を救った外交官・杉原千畝。岐阜県八百津町、中国のハルビン、リトアニアのカウナスなど、杉原と縁のある場所を訪ね、彼が未来に向けて展いた「いのち」の軌跡をつづる。  セブンネットショッピング


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JPY ¥2,200
南都北嶺の反対にめげず専修念仏をもって初めて浄土宗を開く。弾圧下信念に生き抜いた高僧の伝。(歴史図書総目録より)  セブンネットショッピング

JPY ¥2,310
近代日本の発展に多大な役割演じた大実業家。驚嘆すべき活動を時代の息吹と共に鮮明に描いた伝。(歴史図書総目録より)  セブンネットショッピング

JPY ¥1,320
戦時下の小田原地方を記録する会の会員として20年余り、地域の戦争体験を掘り起こす。小田原空襲という戦争被害の実態と、そこから見えてくる15年戦争の加害の本質と戦争の愚かさを訴える。  セブンネットショッピング


JPY ¥3,300
賄賂汚職の悪徳政治家か、清廉潔白な開明的政治家か。意次の実像に迫る。(社会図書総目録より)  セブンネットショッピング

JPY ¥2,860
宝永元年(1704年)に新しい大和川が開削されて以来300年。工事の請願や地元の反対運動、幕府の対応など、その実態を古文書、絵図などから徹底的に検証する。  セブンネットショッピング

JPY ¥4,180
自由民権運動、藩閥軍閥の打破、国際協調主義の旗印を高く掲げ、明治・大正・昭和を生きた孤高の政治家の生涯とその想いを、残された短歌と漢詩、「咢堂自伝」を縦横に駆使して綴る異色の評伝。  セブンネットショッピング

JPY ¥3,300
「憲政の神様」はなぜ暗殺されたか。(歴史図書総目録より)  セブンネットショッピング

JPY ¥3,850
知られざる幕末の教養人に迫る(歴史図書総目録より)  セブンネットショッピング


JPY ¥1,047
将来の日本を正確に遠望し、いずれ必要とされる人材の育成を全国に先がけて推進した大儒穀堂。英明の藩主・鍋島直正をはじめ、あらゆる分野に活躍する人材を輩出せしめた一大功労者である。  セブンネットショッピング

JPY ¥2,200
曹洞宗の大本山總持寺は広く世界に開かれた禅苑である。新たに口絵、本文図版、用語解説、振り仮名、近年までの記述、年譜の補訂を加えた増補新版。二祖峨山禅師六百五十回大遠忌を迎える總持寺の歴史を知るための必読書。  セブンネットショッピング


JPY ¥1,100
「こちら九州ラジオ村(RKK熊本放送)」の“村長さん”の半生記。  セブンネットショッピング


JPY ¥990
平安時代の僧・元三大師良源は、鬼の姿となり疫病を退散させたという。「角大師」としての姿がお札に描かれ、今も信仰の対象となっている。  セブンネットショッピング


JPY ¥3,080
古代武蔵国の中心として栄え、江戸へつながる街道や鉄道敷設で発展してきた多摩東部。観光地として人気の伊豆諸島、世界自然遺産に指定された小笠原諸島。首都近郊の多摩地域と豊かな自然を残す島嶼の歴史を訪ねます。  セブンネットショッピング

JPY ¥12,100
本書は、松尾壽氏の隠岐流人研究論文の中、主要なものを集成・編集したものである。松尾氏は、本書の構成を整え、入稿原稿を準備しているさなかの二〇二〇年六月、体調を崩して入院された。その後、回復・退院し、現在養生中である。この事情から、本書の刊行実務は、島根大学で松尾氏の同僚であった竹永三男が担当することになった。 松尾氏は、隠岐諸島に遺存する「科口書」「村々流人預帳」などの流人関係文書群の調査、配流された流人の元の居村での史料調査などを積み重ねて個別論文を発表してきた。今回、本書刊行に際して「序論」を書き下ろすはずであったが、前述の事情でそれが叶わなくなったた。そこで、松尾氏の「序論」に代わる「『近世後期隠岐嶋流人の研究』に寄せて」を小林准士氏(島根大学教授)に執筆していただいた。その中で小林氏は、 「松尾氏はこれら各地の流人に関する研究を隠岐島内の史料調査を通じて発展させた上で、幕府法制に関する先行研究から得られた知見にもとづき事例分析を進めることによって、改めて近世国家が採用し続けた追放刑及び遠島刑の実態とその問題点を浮かび上がらせている。この点が本書の主な研究成果と言えよう。」と述べておられる。小林氏に本書の成果と課題、研究史上の位置を的確に示していただいたことで、松尾氏の隠岐流人研究の特長を明快に理解していただけるようになった。 松尾氏が隠岐流人研究に取り組み始めた一九八〇年代は、米軍厚木基地で行われた空母艦載機の夜間着陸訓練による騒音問題が激化したため、代替訓練施設が三宅島に設置されようとした時期と重なっていた。この代替訓練施設の設置を、三宅島民に対する差別だと捉えていた松尾氏は、当時進めていた流人研究の問題意識を次のように語っていた。 「三宅島には、もともと虐げられてきた歴史がある。流人の土地として、犯罪者を押しつけられ続けてきたんだけど、じゃあ、押しつけられる島の人の気持ちはどんなものかと。いつもそれを考えながら、隠岐の流人研究をしている。研究しているうちに、島の人達が迷惑を迷惑だけに終わらせないで罪人を包容してしまう面のある事がわかってきた。とにかく自然が厳しいから、流人も島民も助け合って生きていかなくてはならない。凄く人情味があるんだよ。こと隠岐に関しては、流人と島民はそういう関係にあったらしい。」(「松尾先生インタビュー」『歴史学通信』第21号、島根大学法文学部歴史学学生研究室、一九九七年六月)ここで松尾氏が研究室の学生に感慨を込めて語っていた隠岐島民および隠岐の地域社会と流人の関係は、本書収録の各論文の中で、実証分析の結論として述べられている。 一九九六年末までに行われたと思われるこのインタビューから二十五年を経た今年、松尾壽氏の隠岐流人の歴史的研究がようやく一書にまとまって刊行される。ぜひご一読いただきたい。(島根大学名誉教授 竹永三男)  セブンネットショッピング



JPY ¥4,400
日露非戦論に感銘を受けて一九歳にして社会主義運動に身を投じ、多くの思想家と交流しながら共に活動を展開し、戦後まで続く人生を通して社会への対抗・批判をし続け思索を深めていった。波乱万丈の時代を駆け抜けた生き証人にして、敗北と挫折に満ちた社会主義思想家の一生を追う。  セブンネットショッピング



JPY ¥1,760
「そうだったのか!」がわかる。気象予報士ならではの新視点。NHK総合サタデーウォッチ9の人気気象キャスターが、天気×城を読み解く!  セブンネットショッピング

JPY ¥11,000
江戸中期から明治期まで、浅草寺の行事・人事、門前町や見世物等に関する明細記録。本編は全40巻をもって完結したが、各巻の編纂後に発見され、採録が叶わなかった日記・記録が多く残された。史料集としての精度を高めることを企図し、それらを補遺編として順次刊行する。本冊には、第26巻を補完する安政2年・3年の記録3冊を収める。  セブンネットショッピング

JPY ¥1,320
自然の宝庫・箱根を楽しむ。箱根の蝶70余種と四季の草花を訪ねる「仙石原の自然を探る・箱根の最高峰を巡る・早川渓谷をたどる・湯坂路を越える・一夜城を歩く」5コース。154点のカラー写真とコースガイド、マップで箱根の魅力満載。オールカラー86ページ。  セブンネットショッピング

JPY ¥1,100
かつて川はいかにして流域住民と共生してきたのかその歴史と現状に迫るほか、別天地ともいわれる下界から離れた高地集落に暮らす人々の、おおらかで屈託のない生き方を紹介。  セブンネットショッピング


JPY ¥1,980
佐竹氏転封による久保田城下町の成り立ちから各町内の歴史的変遷まで140点余の古地図・写真・図版でわかりやすく解説。歴史的散歩としても最適な1冊。  セブンネットショッピング

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「サントリー」文化を花開かせた関西人経営者(歴史図書総目録より)  セブンネットショッピング

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源流は聖福病院の緒方龍ら、朝鮮半島引き揚げ医師の面々。僅か19名の小所帯で走り出した浜の町病院の物語。  セブンネットショッピング



JPY ¥3,850
石橋湛山(一八八四?一九七三)ジャーナリスト・政治家。戦前は東洋経済新報社でリベラル派の論客として活躍し、戦後は政界に転身、吉田内閣蔵相などを経て自民党総裁、首相となる。日中米ソの平和同盟を構想するも、病により退陣を余儀なくされる。本書では、湛山の思想・言論・政策を丁寧に辿り、今日に改めて問いかける。  セブンネットショッピング