1章 音楽文化と楽譜2章 音楽文化と音響技術3章 音楽産業とメディア4章 音5章 楽音の組織化6章 拍子・リズム7章 メロディ8章 ハーモニー"【読者対象】音楽に関心を持つ学生。特に音楽のコンテンツ制作や流通を学びたい学生。【書籍の特徴】「音楽が好き」「いつも聞いている」と思っている人に、自分の音楽生活がどのような歴史、技術、制度、そして表現方法を背景に成り立っているのかを分かりやすく伝えること、そこから改めて自分の音楽生活を振り返ることで、大学生として音楽とより楽しく、知的なつきあい方をしてもらえるようになって欲しいと思い本書を書きました。何気なく聴いて楽しんでいる音楽がどのような技術やアイデアで作られ、耳元まで届いているのか、その仕組みはどのようになっているのかをわかりやすく説明しています。【各章について】本巻は大きく分けて二つのパートから構成されています。 1章から4章までは音楽メディアの技術的変遷と音楽コミュニケーションの変化を説明しています。 1、2章では、楽譜から,音楽ファイルまで音楽メディアの変遷を説明しています。 3章では、音楽文化の中核である日本の音楽産業の現状を、その産業構造と制度とテクノロジーの変化を踏まえて概観しています。 4章では、音の物理的特性とそれが人の耳に届けられる基本的なプロセスを解説しています。つづく5章から8章までは、音楽表現で不可欠な音楽理論を分かりやすく説明しています。 5章では、音を音楽にするための、音高の秩序のある規則性や 構成原理の歴史を解説しています。 6章以下では「音楽の三要素」をそれぞれ解説しています。 6章では、「リズム」の組織化の原理を人間の内面で心理的に生起する拍子感との関係から、7章では、「メロディ (メロディー)」をその形式や展 開に着目
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