?地震・津波・原発事故?「なぜ」から「必然」へ?原発よりはるか前に誕生した原発近くの教会今こそ共に祈ろう離散の福島第一バプテスト教会※ 定価のうち100円は東日本大震災復興支援献金となります。 「喪失感は深い河のよう…」「この時のために建てられた教会かもしれない…」1947年、福島県の過疎地帯と呼ばれる浜通りに教会が誕生した。教会誕生から数年間はキリスト教ブームにのり、教会は大きく成長したが、ブームは潮を引くように去り、以後30年以上に渡り、教会は苦闘を続けた。1982年、教会は困難な歩みの中、若い牧師に今後の教会のビジョンを託した。 25 歳で赴任した佐藤彰牧師は、先達の蒔いた福音の種を丁寧に育て、浜通り全域に伝道の拠点を拡大していった。 2009年、100 年先を見据えた会堂を建設。次の一世紀に向けて歩み出した。 しかし、2011年3月11日午後2時46分、東北を中心に東日本を襲った未曾有の大地震。東北各県の太平洋岸で大津波による甚大な被害をもたらした。加えて、福島第一原子力発電所では原子炉内での燃料棒の一部溶融、水素爆発などの事故が相次ぎ、相当量の放射性物質が放出され、付近住民は強制避難を余儀なくされた。 大地を揺るがした大災害は地震、津波、原子力発電所事故という三重苦を与え、教会一帯は立ち入り禁止となった。 福島原発が建設されるよりはるか昔に建てられた、保守バプテスト同盟・福島第一聖書バプテスト教会の牧師・信徒たちは住む場所を失い、流浪の民となって、仮の住まい東京へたどり着いた…。震災直前・震災後の佐藤牧師のメッセージ、信徒たちの涙の証し、教会の歴史「福島原発ができる前に建てられた教会」など収録。
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