「南の果ては出会い」「北の果ては別れ」荒木経惟は操上和美の凜とした世界を美しいと讃えた。広告写真からドキュメントまで写真界を縦横無尽に渡ってきた操上和美、現在85歳。操上和美にSWITCHが最初のアサインメントを提案したのは1988年のこと。ザ・ローリング・ストーンズのキース・リチャーズの撮りおろしの依頼だった。全世界に先駆けての独占取材、SWITCHは彼に操上和美による撮影を提案した。テーマは「ジャズ」。即興で奏でるモノクロのポートレイトが風景とともに織りなされるドキュメント。キース・リチャーズ等身大の姿をそのまま描くことだった??操上和美とSWITCHの物語は2021年の現在まで持続している。最新の木村拓哉撮りおろし写真も含めて写真家の髄を特集する。
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