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ザ セイディ(サディ) ファミリー "ロッツバンク/スケルピオン/コカーブーン" スワートランド [2022] (正規品) The Sadie Family Rotsbank/Skerpioen/Kokerboom [白ワイン][南アフリカ][BLW][750ml]
■全品表示数限り(最終在庫)です。 ◎三種全てが【Wines of the Year】!古木シリーズ三部作! 最新2023年度版アトキン格付けでも見事【第一級】が確定し、これで"11年連続"受賞となった、南ア・ワインのトップ・オブ・トップ、ご存知『セイディ』。 11年連続一級とは、南アにわずか4社しか存在しません(他はアルヘイト、カノンコップ、マリヌー)。 そんなセイディから2024年度分割り当てが到着致しました。 外れ年とは無縁のセイディですが、今作’22年も、三部作全てがアトキンの【Wines of the Year】を揃って受賞。各アイテムが各カテゴリーのトップ・ワインにある…という相変わらずの圧巻品質。 ◎最新作発表! そして、今年の白のメダマはなんと言っても、これがデビューとなる最新作、『ロッツバンク』でしょう。 イーベンが、なんと14年も交渉を続け、ようやく口説き落としたスワートランドの畑であり、実は"これがセイディ初のスワートランド産100%シュナン"となります。 『スカーフバーグ』と『T・ヴォートパッド』という2つの100%シュナンを擁するセイディですが、前者はオリファンツリヴァー、後者はステレンボッシュ産。 セイディはスワートランドの代名詞的存在でありながら、これまでスワートランド産100%シュナンを持っていなかったんですね。まさに「イーベン念願のワイン」というわけ。 で、このロッツバンク、このファースト・ヴィンテージの’22年にて、いきなり【TA97点】を獲得。 さらにプラッターズでは’22年のセイディ全ラインナップ中の【年間#1】評価を奪取。 おまけにヴィノスでも【AG96点】を受賞し、「真の深みを持つ素晴らしい新作」と絶賛されました。 ▼ロッツバンク(Rotsbank) ロッツバンクとは、「岩盤岸」を意味する言葉。セイディ初のスワートランド産100%シュナン・ブランです。 畑はイーベンが14年交渉を続けてようやく口説き落とした、スワートランドはパールドバーグにある畑。イーベンはスワートランド産シュナンを造るならこの畑しか無い…と決めていたのだとか。 樹齢は約38年、花崗岩岩盤に30~50cmの深さで覆われた風化した花崗岩土壌。 全房使用率100%。2つのフードルを用いて自然発酵。熟成はフードルを用い、シュール・リーにて12ヶ月。 火打石や、卵の殻をクラッシュしたようなアロマ、そしてグレープフルーツやトロピカルなニュアンスを、先行するミネラル感と共に感じることができます。 非常に凝縮感のあるアロマはパレットの上でも同様で、重厚なテンションを持つタンニンと充実した酸はボトルの中での更なる熟成を約束。 【アトキン97点/Chenin Blanc Wines of the Year 2023受賞】 ▼スケルピオン(Skerpioen) スケルピオンとはスコーピオン…サソリのこと。シュナン・ブランとパロミノ・フィノがおよそ半々のブレンドです。 パロミノ(Palomino)については『クルーガーの頁』にて詳細解説しております。 畑はスワートランドはセント・ヘレナ・ベイ地区にあり、海岸からわずか2km。南東の風が吹く極めて冷涼で、かつ年間降雨量が少なく乾燥した畑でもあります。 土壌は下部はライムストーンで表面は砂質。樹齢は約60年(!)。 全房使用率100%。2つのフードルを用いて自然発酵。MLFあり。熟成はアカシア古樽とオークの古樽を用いて、シュール・リーにて12ヶ月。 ライムなどの柑橘類やカモミールの花など非常に豊かな果実味をアロマに感じることができます。 口に含むと特徴的な塩味とミネラルが際立ち、しっかりとしたタンニンと切れ味の良いフレッシュな酸。 他のワインに比べ、比較的早めにその実力を発揮できる仕上がりです 。 【アトキン98点/White Blend Wines of the Year 2023受賞】 ▼コカーブーン(Kokerboom) コカーブーンは畑の傍に生えている、個性的な形の古木のアロエ種の呼び名。セミヨン・ブラン80%、セミヨン・グリ20%のブレンドです。 セイディの白のキュヴェの中で、最もリッチなスタイルを持つ…とされます。 畑はシトラスダル・マウンテンにあり、長らく手つかずだった古い畑を再生させたもので、1930年代の植樹だろうとされており、それが正しければ最古の樹は樹齢90年を超えます。 土壌は風化した砂岩層で、鉄分を多く含みます。 全房使用率100%。フードルで6~8ヶ月かけて自然発酵。MLFあり。熟成はフードルを用いて、シュール・リーにて12ヶ月。 クラシカルなセミヨン特有の芳醇なアロマに、ザクロやパッションフルーツなどのアロマは新たな発見。 独特な蜜蝋やラノリン香、湿ったウールなどのニュアンスと共に感じさせてくれます。 果実味とミネラルの純度は高く、タンニンと酸が永遠とも思われる濃密なテクスチャーを感じさせ、テロワールのパワーを感じることができる逸品です。 【アトキン96点/Semillon Wines of the Year 2023受賞】 ◎難しい年をものともせず… 古く、貴重な畑への惜しみない投資でも知られるイーベンですが、実はスタッフ、チームの育成・スキル向上のための投資も同じくらい大胆に行っていることはあまり知られていません。 チームは26名の固定編成。その一人ひとりがプロフェッショナルです。 今作’22年は、理論上、データ上では難しいヴィンテージ。何せ雨が降らず(南部ばかりで降った)、干ばつに悩まされました。 しかしこの逆境が26名のセイディ・チームの結束を高めました。収穫量を半分に減らし、新芽を間引き、控えめな樹冠管理を意地。 スタッフが一丸となって立ち向かった結果、イーベン自ら「私は’22年に魅了されている…」と語るほどの、何なら例年以上の素晴らしい完成度となりました。 ◎というわけで、今年のセイディもSo Great!お楽しみ頂けたら幸いです。   カリフォルニアワインのYANAGIYA   楽天 カリフォルニアワインのYANAGIYA