≪本誌の特長≫
●次代を担う臨床検査技師のための総合臨床情報誌。
●臨床検査業務に即応した最新情報を、より幅広くより豊かにビジュアルな誌面で提供し、わかりやすく解説・紹介。定評ある基本技術の解説とともに、診療支援の強化やチーム医療への参加といった時代のニーズに応える知識・情報を豊富に掲載!
≪特集テーマの紹介≫
●血液検査は、血球数算定や血栓・止血検査などの機械化された検査と、顕微鏡を使った形態学的検査といった用手法検査とに大きく分かれますが、中規模以上の病院では現在は業務が細分化され、自動分析機と用手法を同時に担当し検査することは困難です。
●そのため、自動分析機が異常値を示した場合、血液疾患を見逃さないようすぐに血液形態を確認するためには、臨床検査技師間で連携し知識を共有する必要がありますし、同様に血液形態検査から「これは……」と思う細胞に遭遇した場合も、自動分析機での検査データを確認することにより、診断に直結するような情報が得られることが多々あります。検査データと血液形態は車の両輪のような関係であり、どちらか一方の知識があるだけでは正確な情報を臨床側へ提供できません。
●本特集は、「検査データと血液像から疾患を推測する」と題して、代表的な疾患から少々難しい疾患までを取りそろえ、検査データと細胞写真を提示し、そこから考えられる疾患を推測するクイズ形式の内容です。解答編では、検査データと細胞写真の着眼点を説明し、各疾患についてもていねいに解説しています。
【目次】
Q.1
Q.2
Q.3
Q.4
Q.5
Q.6
Q.7
Q.8
Q.9
新連載
■アプローチ別に学ぶ!微生物検査室のAS貢献
1.抗菌薬適正使用支援(AS)とはー臨床検査技師、微生物検査に求められること
■基礎から学ぶ 生化学検査の反応タイムコースモニタ解析法
1.緒論および終点分析法における試薬の劣化
■Editorial-今月のことば
遊びゴコロをもった臨床検査はいかが?
■話題ーNEWS&TOPICS
一般検査分野のワーキンググループ・委員会の発足
「大規模災害対策規程」の要点
■技術講座
乳腺エコーにおけるエラストグラフィの撮影のコツ
■基礎講座
一般検査室のための 体腔液に出現しやすい細胞の染色像
■From LABO
全自動培養検査の実際
■FOCUS
透析患者の低栄養の指標・評価
■臨床検査Q&A
F波の出現頻度が低い場合(疾患が原因以外)の対処法について教えて下さい。中神経の場合は、反対側の腕を動かしてもらうと出現頻度が増加するのでしょうか?
■メディカルスタッフ職業図鑑
7.作業療法士
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