JPY ¥20,900
東日本大震災発生以降2013年3月までの2年間に発表・報じられた震災に関する図書のべ3,891冊、雑誌記事3,551点、新聞記事1,835件、視聴覚・電子資料285点を収録。写真集、児童書・絵本は別項目を立て紹介。東日本大震災(総合;被災;復旧・復興;社会的影響;環境への影響;報道・メディア・情報;阪神淡路大震災との関連)地震・災害(地震・災害と自然科学;地震・災害と人文・社会科学;防災・減災)写真集児童書・絵本視聴覚・電子資料新聞記事(連載・特集)索引東日本大震災発生以降2013年3月までの2年間に発表・報じられた震災に関する図書のべ3891冊、雑誌記事3551点、新聞記事1835点、視聴覚・電子資料285点を収録した資料目録。   Honya Club.com


JPY ¥2,640
近代的な高層ビルが崩壊した9・11は、建築界でも大事件だった。その後のアフガン空爆、イラク戦争という大規模な破壊行為の一方で、大都市では防犯を名目にした管理体制が水面下で整備されつつある。この不穏な時代、建築と都市はどこへ向かうのか。そもそも、これらは戦争といかにかかわってきたのだろう。建築は常に戦争に巻き込まれてきた。ならば、破壊と再生・防衛の歴史を見つめ直すことは、建築のまだ見ぬ可能性につながるはずだ。ルネサンス要塞都市のデザイン。智恵を絞った第二次世界大戦下の建築偽装例。震災と空襲をへた東京の変貌。戦争による技術革新と、B・フラーやイームズ夫妻の関係。街頭の監視カメラと最新防犯事情に、オウム施設と朝鮮半島非武装地帯の現状。そしてNYグランド・ゼロの開発…。2003年に刊行され大きな話題を呼んだ1冊に新たな書き下ろし2篇を加えた増補版。1章 戦時下の都市(前線都市;防空都市)2章 戦争とデザイン(直線か、曲線か―伊東忠太と岸田日出刀を中心に;空からのまなざし―視覚的無意識としての近代都市;技術の母としての戦争―フラーとイームズ)3章 日常におけるサバイバル(サバイバルのための東京リサイクル;反フラット建築論に抗して;再発見されたエレクトリック・ラビリンス)4章 テロリズムと恐怖の空間(セキュリティ戦争の都市;9・11がもたらしたもの―ミノル・ヤマサキの嘆き;忘却しないために―リベスキンドと希望の建築)増補(9/11メモリアル・ミュージアム―圧倒的な不在と膨大な情報を見る;ロシアのウクライナ侵攻を受けて、建築に何が可能か)近代的な高層ビルが崩壊した9・11は、建築界でも大事件だった。その後のアフガン空爆、イラク戦争という大規模な破壊行為の一方で、大都市では防犯を名目にした管理   Honya Club.com


JPY ¥1,980
銀座のカフェーやビアホールはモボ・モガで賑わい、浅草六区興行街の活動写真館やオペラは連日満員の盛況だった―大震災を経て、変わりつづける帝都の暮らしと景観。東京文化展望(帝都を眺望する―大東京鳥瞰図;馬券なくとも楽しむ観客―上野乃満花・不忍競馬之図 ほか)明治大正文学散歩(明治の女学生―女学校すごろく;失われた五重塔―東京真画名所図解・谷中天王寺 ほか)盛り場と繁華街(浅草の見世物―浅草寺境内ニテ・フランス大曲馬;登高遊覧を誇る―富士山御絵図 ほか)大衆と娯楽(「五分間十五銭」でスタート―自働電話(復元);新読者層広く開拓―円本『現代日本文学全集・第二十二篇・永井荷風集』 ほか)震災から復興へ(瓦礫の山、心に大きな傷―関東大震災で倒壊した凌雲閣;メディアの機能も担う―関東大震災の被災風景を印刷した絵葉書 ほか)銀座のカフェーやビアホールはモボ・モガで賑わい、浅草六区興行街の活動写真館やオペラは連日満員の盛況だった…。産業革命、大震災を経て、急速な近代化が進められる帝都の暮らしと景観を紹介する。   Honya Club.com


JPY ¥4,290
代表的短編集一挙収録。全十巻完結!秋幸三部作(「岬」「枯木灘」「地の果て 至上の時」)と並走して書かれた、中期を代表する短篇集三つ、全32篇を一挙収録。中上健次が独自の方法と世界を確立する時期の重要短篇を網羅。路地の解体と同時進行で書き継がれた「熊野集」はとりわけ絶対の必読作です。この時期に前後して書かれたエッセイ15篇収録。斎藤環、書き下ろし解説40枚。月報44頁に佐伯一麦書き下ろしエッセイ「震災と中上文学」、『紀州』を論じて中上の問題意識を腑分けする評論・?秀実「性の隠喩、その拒絶」(再録)、水上勉の「悼辞」他収録。口絵に作家写真・生原稿他資料掲載。   Honya Club.com


JPY ¥1,430
戦争中疎開した故郷を訪れ、青春の思い出と共に両親の墓や旧友の墓をめぐる表題作。震災ボランティアが縁で結ばれる男女の話など、人の出会いと別れを描いた全四篇。   Honya Club.com

(PR) 学校

JPY ¥2,640
作中人物をもつ冒頭の6篇から、私たちが思うのは、きびしい震災の言語体験を連続させつつ、現在の学校の内省化へと相渉る、詩人のち密なひたむきさ、時代との単純な和解を拒む熾烈な孤独である。うつ伏せの忍耐、揉み合いながら立ちあがる記憶が綾なす、迫真の幻想詩集。惨劇事件朝礼前ぶれ教室遠い日風が吹いていないのに椅子になるまえ呪縛幻態〔ほか〕〈受賞情報〉小野十三郎賞(第8回)   Honya Club.com


JPY ¥650
『闇金ウシジマくん』とともに歩んだ短篇集 『闇金ウシジマくん』と歩いた15年。もうひとつの真鍋昌平がここにある。ドルヲタとアイドルの愛のつながりを激しくぶつけた「アガペー」、地方都市の若者の鬱屈と衝動を切り取った「ショッピングモール」、震災以降、移住者と故郷の在り方を静かに綴る「おなじ風景」、さらに都会のカルマに埋もれていく女性を描く新作を含む4篇を収録。取材を通じて筆者が感じ取った、まさに「魂を救う」傑作短篇集!! 【編集担当からのおすすめ情報】 「ウシジマくん」と向き合ってきた中で、真鍋昌平氏が、痛みと愛とともに感じ取ってきた、声にならない多くの人の「魂」が、この作品で救われているような気がします。ここまでパワーのある短篇集があっただろうか。すばらしい1冊です。ぜひお買い求めください。   Honya Club.com


JPY ¥2,860
1(夕焼けについて;夕焼け売り;あの日 ほか)2(草のひと;ダモクレスの剣;禁句 ほか)3(ひとの気配も;ことば;噛む ほか)小高は、今―スベトラーナ・アレクシェービッチさんと小高を歩くこんなにも背後の夕焼けは美しいのにここにも、そこにも/たおやかな夕日が地に照り映えているのに。呪われた火で/今も、ふるさとは燃えている。(「火について」)「彼は不思議な虚心をもって人や物や出来事をあるがままに迎え入れる。その凝視の底からある沈黙のしみとおったことばが身を起こすのである」(粟津則雄)。震災後の福島の悲惨を、詩人はしずかに見つめてきた。人としての自然を奪われた理不尽な現実に抗う、魂の声24篇。装画=宮崎進   Honya Club.com


JPY ¥2,200
1章 だれもいないけど?(だれもいないけど?;神さまへ;もう止まらなくなった原発 ほか)2章 広野原まで(広野原まで;青ランプ;かこう ほか)3章 まいご(まいご;教科書;ランドセル ほか)4章 自責の行方(自責の行方;オスプレイ;震災による設備の被災に加えて ほか)無いように見えても/見えないから/あるに違いないのだ…。震災津波・原発事故直後の情況やその際の心境を語ったものから、3・11の原発事故の本質的で構造的な問題点を抉り出したものまで、全26篇の詩を収録。   Honya Club.com


JPY ¥737
連載1000回を迎える「週刊文春」の看板対談「阿川佐和子のこの人に会いたい」傑作選・第9弾。糸井重里、山本富士子、三浦友和、小沢昭一、上原ひろみ、佐々木則夫、やなせたかし―多彩なゲストに、アガワが「聞く力」を発揮!意外な素顔や本音に迫りつつ、震災についても語り合った24篇。糸井重里(「ほぼ日刊イトイ新聞」主宰)―僕らが3、4割余計に頭を使えば、失われたGDPも取り返せるんじゃないかなって思う。上原ひろみ(ジャズピアニスト)―ライブのとき、私が楽しそうに見えるのは、その瞬間のために闘ってきたからです(笑)。稲盛和夫(京セラ名誉会長/日本航空名誉会長)―自分で責任を取らない人たちから勝手なことを言われても、私は聞く耳持たない。佐々木則夫(なでしこジャパン(サッカー日本女子代表)監督)―今後の課題は、選手たちに、僕が偉大な監督だと認識させることでしょうか(笑)。是枝裕和(映画監督)―人間、変わらなくたって豊かに生きていける。そう思って映画をつくっている。小林可夢偉(レーシングドライバー)―今僕がトップチームにいたら絶対表彰台に上れる。ただ、そこにいくのも実力やから。辰巳芳子(料理研究家・随筆家)―美味しいという感覚は、人間が命を守るために獲得した、一つの能力なんです。竹内洋岳(プロ登山家)―8000m峰全登頂という目標は、私にとって一つ一つの山の向こうにあったものなんです。三浦友和(俳優)―(百恵さんに)もう一度歌を歌いたいと言われたら、「どうぞ」と答えるでしょうね。田中慎弥(作家)―どこかに落ちている筈の次の一行を探してる。一番の理想は、読むように書くことなんです。〔ほか〕阿川さんが「聞く力」を発揮する、大人気対談の傑作選週刊文春の人気連載「阿川佐和子のこの人に会いたい」   Honya Club.com


JPY ¥838
伊賀越仇討でお馴染の旗本、久世三四郎ゆかりの番神堂の跡、白木屋お駒の家、愛宕山の男坂、新島原遊廓など、気ままに東京に残る江戸を探った、名著「足の向く儘」のほか、坂下門外の変の政治的意味を描いた「麹町区宝田町」など15篇を収載。なお表題作は、震災前の江戸・明治の旧観を伝える貴重な記録。足の向く儘劇中の江戸三組町九十番地麹町区宝田町御蔵前風来山人の凶宅根津宮永町笠森稲荷及びお仙茶屋無難禅師の故栖三十三桜〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥1,923
強烈な自己肯定のゆえに、愛しあいながらも他者との争いを起す青年、流浪と動乱の青春期をこえて、人間と自然と「和解」し、わが国独自の私小説・心境小説を完成した「小説の神様」志賀文学の内なるドラマを照らし出す。作家アルバム 志賀直哉アルバム志賀直哉の思い作家論(「暗夜行路」その背景―『志賀直哉私論』抄;志賀直哉の家;傷つけられた母;美しい晩年)ひと(志賀直哉対談日誌;震災の年;仕事中 志賀さんのこと;終焉の記;文体そのままの死 ほか)志賀直哉文学紀行―尾道・城崎・松江・大山寺作家論(志賀直哉の方法;志賀直哉小論;志賀直哉の文学―「范の犯罪」「児を盗む話」;「暗夜行路」雑談 ほか)座談会 我々にある志賀的なもの(阿部昭;黒井千次;後藤明生;坂上弘;古井由吉)志賀文学の定着(志賀直哉―世の若く新しい人々へ;志賀直哉氏 ほか)生原稿で作品を読む 『暗夜行路』第4・19『暗夜行路』について(『黴』と『暗夜行路』;創作動機の追求;『暗夜行路』の最前夜―その『前篇』の成立 ほか)   Honya Club.com

(PR) 月読

JPY ¥858
気高く美しい姉・アマテラスを崇め奉り、弟のスサノオと競うように全身全霊で仕えるツキノオ。不浄なものを忌み嫌い、強烈に姉を思慕するあまり運命の歯車が狂いだす。苦しみ悶えし者たちの、美しくもおぞましい6篇に加え、愛猫・コバンとの日常を綴った「小判日記」も初収録。トラウマ漫画の決定版第2弾!古事記、日本書紀に記された古代日本の神話とギリシャ神話をモチーフにした作品からなる短編集。表題作の「月読」は、実の姉であるアマテラスへの強烈な思慕を持て余すツキノオの苦悩と葛藤。聖なる女神であり、アマテラスをめぐり、弟のツキノオとスサノオが争う。少年ストーカーが不気味な「蛭子」(ひるこ)、ロリータコンプレックスを刺激される少女を描いた「蛇比礼」(へみのひれ)は肌に張り付く湿り気と爬虫類を思わせる毒気が漂う不気味な作品。山岸凉子にしか描けない異形愛の世界が広がる。「木花佐久夜毘売」(このはなさくやひめ)は、収録作の中で唯一ハッピーエンドの作品。姉の呪縛にとらわれて生きてきた女子高生が持つ劣等感と悲哀が描かれており、長年読者から支持されている山岸作品のひとつです。震災後に福島県浪江町から引き取った猫のコバンとの日常を綴った「コバン日記」を収録。解説は、長年の山岸ファンでもある桐野夏生さん。ファン納得の深読み解説は、さすが桐野夏生さんです。   Honya Club.com


JPY ¥11,000
虚心に史料と対峙し、地域・時代を越える数々の卓越した業績を残した碩学の軌跡。五世紀から十世紀におよぶ東アジア諸国、諸地域との関係性を、史料の博捜・吟味により描き出した論考十四篇を収載。1 倭国と東アジア外交(五世紀の日韓関係―倭の五王と高句麗・百済;『日本書紀』隋使裴世清の朝見記事について)2 古代の日本と新羅・渤海(日本・渤海間の名分関係―舅甥問題を中心に;八・九世紀の日羅関係;九世紀の日本・唐・新羅三国間貿易について)3 内憂と外患―貞観期の災害・海賊(円仁と張宝高―入唐日本人と新羅人;大宰府鴻臚館と張宝高時代を中心とする日本・新羅関係;貞観十一年の震災と外延;貞観十一年の天災と外冦;東アジア史からみた鞠智城)4 古代国家の変転と残像(『金液還丹百問訣』にみえる渤海商人李光玄について―日本渡航問題を中心に;『日本書紀』金春秋来日記事について;藤原定家書写『長秋記』紙背文書「高麗渤海関係某書状」について;東アジアの変動と日本外交)五世紀から十世紀におよぶ東アジア諸国、諸地域との関係性を、史料の博捜・吟味により描き出した論考十四篇を収載。   Honya Club.com


JPY ¥880
1 我慢して商売(我慢して商売;人事を尽して天命を待つ;営養・栄養;「戻る」の由来;光采配;腕ぶす得意舞台;私は屈さない)2 リクツについてリクツをこねる(リクツについてリクツをこねる;古く中国から入った日本語;オニの由来、ほか;震災後の言葉;篇と編その他;改定常用漢字表の愚)3 英語が入ってきた(英語が入ってきた;英語・中国語・日本語;明治初頭のベストセラー;『西国立志編』の訳語;行蔵は我に存す「拉」の字いろいろ;「調査」の由来;形声字のはなし)4 脅迫状三通(脅迫状三通;日本は識字率世界一?;成語のはなし;成語のはなし・つづき;微言大義その他;敬語と訓読体;音節の離し;歌の漢語音・漢語;「自然」の不思議;甲板と納戸)義「援」金、名誉「棄」損、膨「張」……その漢字、おかしいですよ。編と篇はどう違う? 古く中国から入った日本語とは? 明治に英語が入ってきて、日本語はどう変わったか? 日本で生まれ、中国で使われていることばとは? 読んでナットク、漢字と日本語のヒミツにふれる名コラム集。だから、日本語はおもしろい!義「援」金、名誉「棄」損、膨「張」……その漢字、おかしいですよ。編と篇はどう違う? 古く中国から入った日本語とは? 明治に英語が入ってきて、日本語はどう変わったか? 日本で生まれ、中国で使われていることばとは?読んでナットク、漢字と日本語のヒミツにふれる名コラム集。※初出 『本』2010年4月号ー2012年11月号   Honya Club.com


JPY ¥1,540
「泉のやつ、またはじまった」と仲間にいわれるほど無類のおばけずき。長短篇小説や戯曲で名高い鏡花だが、一方で怪異にまつわる小品群もまた格別に味わい深い。小説をはじめ、随筆・紀行、創作とも実話ともつかない逸品まで、喜々として異界に遊ぶ鏡花文学の知られざる真髄を編む。1 序篇(おばけずきのいわれ少々と処女作)2 小説篇(夜釣;通い路;鎧;五本松;怪談女の輪;傘)3 随筆篇(露宿;十六夜;間引菜;くさびら;春着;雛がたり;城崎を憶う;木菟俗見)4 百物語篇(黒壁;妖怪年代記;百物語;百物語(「雑句帖」より);赤インキ物語;春狐談;『新選怪談集』序;『怪談会』序;一寸怪;妖怪画展覧会告条;除虫菊―「身延の鶯」より)5 談話篇(柳のおりゅうに就て;たそがれの味;怪異と表現法;事実と着想;旧文学と怪談;古典趣味の行事―「七夕祭と盆の印象」)奔放な発想力と独特の語り口が魅力の鏡花文学。小品・随筆・紀行文から「震災」「エッセイ・紀行」「百物語」「談話」などテーマ別に、鏡花の知られざる真髄を一巻にまとめた怪異文集。.   Honya Club.com


JPY ¥1,885
第1章 3・11本当は何が起こったか:巨大津波と福島原発―早期収束の具体的提案(これまで地震の発生原理はどのように考えられてきたか;今回の地震は「構造浸食型地震」 ほか)第2章 白熱!止まらない質疑応答(人間とほかの生物では、被曝の影響に違いがあるのか?;組織を動かすには何が必要なのか? ほか)第3章 生徒たちが考える「東日本大震災」2篇(東日本大震災と向き合う―「学ぶ」と「生きる」を問い直す;震災から今日までの日々を振り返る)第4章 なぜ自ら学ぼうとする子どもが育つのか(ヨハネ研究の森と丸山茂徳先生の出会い;なぜ学校に意味が見出せなくなったのか ほか)3・11の巨大地震・津波と福島第一原発事故の真相の究明と未曾有の大事故を素材とした教育実践。生徒とのやりとりと生徒の論文を掲載。暁星国際学園「ヨハネ研究の森コース」での特別講義をもとにした1冊。   Honya Club.com


JPY ¥1,430
地震計を見つめる旧友と過ごす、海辺の静かな一夜(「強震モニタ走馬燈」)、豪雪のハイウェイで出会った、オーロラを運ぶ女(「葬式とオーロラ」)、空に音符を投げる預言者が奏でる、未来のメロディー(「ニイタカヤマノボレ」)、母の間男を追って、ピアノ部屋から飛び出した姉の行方(「忘れられたワルツ」)、女装する老人と、彼を見下ろす神様の人知れぬ懊悩(「神と増田喜十郎」)他二篇。「今」を描き出す想像力の最先端七篇。ピアノを弾く姉。テレビに出る母。未知の言語を学ぶ父。何もないのは私だけ。あの発作が起きるまでは…。想像力の突端から、震災後を生きる者たちの不安/不穏を描き出す、絲山文学の極北7篇。   Honya Club.com

(PR) 夜汽車

JPY ¥2,750
第1章 あぢさゐ空間―二十歳の頃第2章 世紀―熊本時代第3章 暗黒期―回想録第4章 帰る場所―東京時代前篇第5章 旅立ち―東京時代後篇第6章 諸国遊行―吟行句第7章 二つの故郷―近詠◆第一句集秋灯や夜汽車の模型走らせる夜汽車の模型を走らせると、過去の一コマ一コマが脳裏をよぎる。その思い出と共に作者は未来に向かって新しい人生を、新しい俳句を切り拓いていくのである。(跋より・依田善朗)◆自選十二句より正論の通らぬ世紀独楽を打つ魚屋の濡れし前掛野分前その水の刹那華厳の滝となる花冷や蛇の骨格緻密なる虹鱒やわれに二つの故郷あり面談を終へ初蝉の坂下る軍港の海黒々と二百十日顔を見て出席を取る震災忌枝豆を飛ばさぬやうに政治論秋灯や夜汽車の模型走らせる   Honya Club.com


JPY ¥2,200
相続、裁判、土地争い。なにわ経済を舞台に、「町の法律家」司法書士の活躍をつづる26篇。第1章 なにわの土地の泣き笑い―不動産登記の巻(なにわの不動産業者と司法書士―地球の皮膚を商いするひとびと;原野の錬金術師たち ほか)第2章 なにわ経済泣き笑い―商業登記の巻(町工場社長解任合戦;有限会社バンク、銀行法に抵触す ほか)第3章 相続てんやわんや(釜ケ崎串カツ屋風物誌―牧師は神技、司法書士は人技;恋文の遺産―遺言状が語りつぐ戦禍の爪跡 ほか)第4章 「街の法律家」、司法書士東奔西走(相談アラカルト;「下駄ばき」法律家、司法書士 ほか)第5章 司法書士、法廷に立つ(震災ホステス―ネオン街の魔物;哀れな訴訟―貸した健康保険証の代償 ほか)相続、裁判、土地争い。くらしの泣き笑いは、司法書士へ。商都大阪で貪婪に繰り広げられる、様々な現場のモザイク的現実をモチーフにして描いたドキュメンタリー。「町の法律家」司法書士の活躍を綴る26篇。   Honya Club.com


JPY ¥2,530
神戸新聞「読者文芸」詩の選者を30年間続ける著者が紙面に発表した。随想100篇と阪神・淡路大震災発生後、投稿者へ呼びかけた特別篇「声をあげよう言葉を出そう」を収録。1 一九八五年九月ー一九九四年十月(彼岸・此岸―秋このごろ 1985・9・29;たくさん読むこと―初心者のための入門書 1986・3・30;梅雨の晴れ間―(無題) 1986・6・29 ほか)2 一九九五年二月ー二〇〇四年十一月(声をあげよう言葉を出そう―"神戸新聞読者文芸投稿者への呼びかけ" 1995・2・10;心に刻んで忘れない―刻む 1995・5・29;風鈴草を咲かせよう―風鈴 1995・7・31 ほか)3 二〇〇五年一月ー二〇一五年三月(これからも―震災十年 2005・1・31;隣の隣は隣―隣 2005・5・30;焼け焦げた言葉―戦後60年 2005・8・29 ほか)神戸新聞「読者文芸」詩の選者を30年間続ける著者が紙面に発表した、随想100篇と阪神・淡路大震災発生後、投稿者へ呼びかけた特別篇「声をあげよう言葉を出そう」を収録。   Honya Club.com


JPY ¥2,750
人間にとって動物とは何者なのか。なぜ私たちは意図的に動物を殺すのか。それを問うことは、人類の来し方を振り返り、肉食への態度を語るのに等しい。ホモ・サピエンスの誕生以来二〇万年続いた「狩猟」。一万年前からの「家畜」。そして二〇世紀後半の「畜産革命」によって、まさしく「いのち」が産業化され、生権力の対象となった。大阪・釜ヶ崎という極限状況で人間の生と死を洞察してきた著者が、動物たちの生と死に真っすぐに向き合い、人間と動物との共闘の道をしめす書き下ろし評論。震災と動物たち(1)前篇(「家族ペット」の時代;「生体商品」としてのペット;動物虐待―暴力の連鎖;屠畜と肉食の歴史;畜産革命―工業畜産と動物工場 ほか)間奏後篇(反「国家・資本・家族」の動物;動物と人間の共闘;動物の精神分析;日本現代文学と猫;戦争と動物たち ほか)「野生生物の天国」チェルノブイリ人間にとって動物とは何者なのか。それを問うことは、人類の来し方を振り返り、肉食への態度を語るのに等しい。動物との共生をひらく書き下ろし評論。   Honya Club.com


JPY ¥1,760
私たちの日常から「不可視化」されていく現代日本の真実。北朝鮮・沖縄米軍基地・飛田新地・AV・ヤクザ・歓楽街と風営法・死刑・震災と福島…「漂白される社会」と対峙する者たちと開沼社会学、対話篇。女の子を夢中にさせてしまうAV界の構造(鈴木涼美(作家・社会学者))飛田新地があるから行き場を失わぬ人がいる(杉坂圭介(飛田新地スカウトマン))ヤクザを「存在しないもの」として扱う社会(阿武野勝彦(東海テレビ・プロデューサー) 土方宏史(東海テレビ・監督))北朝鮮の生活者を撮ることで何が見えるか(初沢亜利(写真家))クラブだけじゃない過剰規制と脱法化の進行(磯部涼(音楽ライター))被害者遺族が望まない加害者の死刑もある(大山寛人(殺人事件被害者遺族・加害者家族))震災後の福島に思う等身大の違和感(和合亮一(詩人))   Honya Club.com


JPY ¥2,090
書店とはどういう空間なのか。書店員とはどういう仕事なのか―。真摯に本に向き合い、読者に向き合い続ける59人の店頭からの声。序 「書店員の仕事」とNR出版会1 書店の店頭から 2009‐2010(等身大の街の書店として;書店現場の未来像を考える ほか)2 書店員の仕事 第一期 2010‐2013(書店員へのエール;最近の本屋はつまらなくなった。 ほか)3 書店員の仕事 第二期 2014‐2017(本を売る仕事は今も楽しい;書店員さんへのラブレター ほか)4 東日本大震災特別篇 2011‐2017(震災特別編 被災地の本屋のみなさんに;震災特別編 私は「原発反対の棚」を続けます。 ほか)結 みなさんとのやりとりを振り返って   Honya Club.com


JPY ¥1,320
日本の再生は「魂の教育」にかかっている。遺伝子研究の第一人者・村上和雄と六人の賢者が明日の教育をめぐって白熱の対話を展開。対話1 震災をのりこえる―対話者・外山滋比古対話2 子供の無限の可能性―対話者・坂東眞理子対話3 ベルクソンと遺伝子―対話者・前田英樹対話4 自然にかなう教育―対話者・相大二郎対話5 教育の価値とはなにか―対話者・杉山吉茂特別篇 生命をめぐる対話―対話者・平澤興日本の再生は「魂の教育」にかかっている…。遺伝子研究の第一人者・村上和雄と、教育現場を長年にわたり経験した6人の賢者の対談集。明日の教育をめぐって白熱の対話を展開する。   Honya Club.com


JPY ¥1,760
私たちの見ている風景が一変してしまった東日本大震災…。本書には、心和む34枚の風景画と、震災直後の日常を描いた40篇の詩を収録。著者が制作途中で感じた"たくさんの愛"が自然と滲み出てくる1冊。   Honya Club.com


JPY ¥2,310
『大言海』に曰く、民主主義とは「でもくらしいニ同じ。…所謂下剋上ト云フモノカ」―人びとは民主主義とは何かを問い、その実現を求めて格闘した。福沢諭吉から日本弁護士連合会まで、多様なテーマの原典三三篇をよみときながら、日本社会に刻まれてきた民主主義への志向を俯瞰し、その標高と裾野を示す。1 抵抗・自由・民権2 女性解放・差別との闘い3 軍国主義批判・暴力批判4 戦争と責任5 戦後民主主義から五五年体制へ6 アジア7 さらなる課題福沢諭吉から日本弁護士連合会まで。自由民権、女性解放、戦後民主主義、震災復興など多様なテーマの原典33篇をよみときながら、日本社会に刻まれてきた民主主義への志向を俯瞰し、その標高と裾野を示す。   Honya Club.com


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津波にのまれ、ガレキに沈み多くのいのちが奪われたけれど笑えばわらい、歌えばうたい生きるいのちをつなげてくれる。日本中のお母さんと子どもたちに読んで欲しい、珠玉の震災童話メルヘン13篇。津波にのまれ、ガレキに沈み 多くのいのちが奪われたけれど 笑えばわらい、歌えばうたい 生きるいのちをつなげてくれる。日本中のお母さんと子どもたちに読んで欲しい、珠玉の震災童話メルヘン13篇   Honya Club.com


JPY ¥1,980
今、自分らしく幸福に生きるとはどういうことか?分人主義・実践篇!平野啓一郎エッセイ&対談集。社会・メディアから文学・アート・エンタテインメントまで、多様化する現実と向きあい、各界の第一人者に挑んだ思考の冒険!1 社会の生命力(話題化される性質;顔文字考;すべてが「不滅の小説」 ほか)2 アート&エンタテインメントの生命力(大空家のロベルトさん;ベストセラーと感染爆発;「アバター」はどっちの「エージェント」? ほか)3 文学の生命力(フィクションの倫理;天才の仕事―大江健三郎「不意の唖」;個体、存在、「身理」―古井由吉「水/櫛の火」 ほか)社会を動かす「生命力」は、どこへ向かうのか?今、自分らしく幸福に生きるとはどういうことか?複雑化する現代に新たな人間観「分人主義」を提示した著者が、AKBからアバター、「英霊」、森山大道、震災まで、同時代と向きあうエッセイおよび各界第一人者との対話を併せて収録。未来を考えるためのエッセイ&対談集。【対談者】=大澤真幸、亀山郁夫、高橋源一郎、田中裕介、中島岳志、古井由吉、三浦雅士、森達也今、何が起こっているのか? 私たちはこれからどこへ向かうのか?複雑化する現代社会で「生きづらさ」を抱える人々に、新しい人間観「分人主義」を提示して大きな反響を集めた作家・平野啓一郎。本書は著者が、同時代の政治経済社会から文学・アート・エンタテインメントまで、多様な現実の事象と向き合って生まれた思考の軌跡としての評論・エッセイ、および各ジャンルの第一人者との対話をあわせて収録する、7年ぶりのエッセイ&対談集です。いわば平野自身による「分人主義」実践篇として、様々な場面で、様々な視点で、様々な智者と共に「今」を考え、未来へのヒントを提供する、待望の一冊。【エッセイ】   Honya Club.com


JPY ¥1,430
この子と出会って私の人生は変わった。生きづらい世の中を生きやすくする、あたたかくて、柔らかくて、ふっと心がほぐれるエッセイ101篇。01 猫が教えてくれること(仔猫の肉球;近所の泥棒猫 ほか)02 自分と仲良くする方法(自分と仲良くする方法;いかに人に嫌われるか ほか)03 生きづらさを生きるコツ(孤独死防止協定;突然訪れた限界 ほか)04 3・11に思う(震災直後のお葬式;真の意味での「自立」 ほか)05 生きづらい社会で考える(いじめの記憶;条件つきじゃなくても ほか)読んで心が軽くなる、処方箋エッセイ 「空気が読めない」「コミュ障」「役に立たない自分」……。本書は、そんな「生きづらさ」を抱える人たちへ贈る、処方箋エッセイです。 中学時代にいじめを受けて以来「生きづらさ」を抱え続けること二十数年、いまや「生きづらさ上級者」を自称する雨宮処凛さん。日々の中で編み出した「生きづらさに効く対処法」の数々を伝授します。「いかに人に嫌われるかを実践する」「子どもには、自分のダメぶりを積極的に見せる」「『効率』『スピード』『正確さ』は日本でしか通用しないローカルルール」などなど、厳しい毎日の中でこわばっていた心と体がふっと楽になるコツや言葉が満載。 白眉は、二匹の飼い猫たちと著者のエピソードの数々。誰の役に立たなくても、何の生産性がなくても、当たり前の顔で堂々と生きている猫たちの姿に衝撃を受ける著者。一方、大切な人を失って泣いている時に猫が救ってくれたことも。 読んで心がじんわりと温かく軽くなる、珠玉のエッセイ集です。   Honya Club.com


JPY ¥1,760
ナマの宝塚のみずみずしい美味。「夢の園」在団四十年の岸サンが、才筆で描く、暖かくきびしく、しかもユーモラスな宝塚生活。この本はまた、楽しい「宝塚戦後史」でもある。第1章 ハミダシタカラジェンヌ誕生(悲しい門出;受験前;予科時代 ほか)第2章 クセモノ下級生、縦横無尽に活躍(すみれ寮;初上京;雪組生として ほか)第3章 タカラヅカ今昔物語―清く正しく逞しく(偉大なる先輩たち;タレント制度導入;日舞の師匠運 ほか)第4章 退団への序曲―震災を乗り越えて(地震;トップの引き際;愉快な退団劇・西篇 ほか)40年間にわたりステージに立ち続けた著者が、退団後初めて書き下ろしたユニークで華麗な宝塚ヒストリー。   Honya Club.com

(PR) 光の山

JPY ¥1,540
怒涛というしかない奔流が船や家や木や人々を呑み込んで流れ去った。避難所で毛布にくるまる娘は発電所勤務の彼を思う…(あなたの影をひきずりながら)。三歳の小太郎はDNA鑑定のために母親と警察署に来ていた。津波で亡くなった身元不明の遺体の中に父がいないかを確かめるために(小太郎の義憤)。経営していた結婚式場が壊され、除染作業をしながら仮設住宅に住む山口に、久しぶりに結婚式の依頼があったが…(拝み虫)。震災から30年後の福島。汚染された土や葉を積み上げた仮置場を守る爺さんがいた。そこはやがて、瑠璃色の光を放つ山になった…(光の山)。震災後二年、福島在住の僧侶作家が全身全霊をこめて放つ全六篇。放射能に汚染された土や葉の仮置場はやがて、瑠璃色の光を放つ山になった…。震災後2年、福島に住む僧侶作家が描く、魂の叫びと遍歴。震災に見舞われた人々の、リアルな姿と心情を、深く静かに物語る短篇集。   Honya Club.com


JPY ¥1,650
終戦後、花巻郊外の粗末な小屋。高村光太郎は大戦中の自分を厳しく省みる日々を送っている。ある日、亡き妻・智恵子の幻影が現れ―女性と地方の立場から、光太郎が象徴する都会の男性中心社会を問い直す『月にぬれた手』。東北地方の瓦礫の中でケンジは、妻の遺体を探す「猫」と出会う…東日本大震災と向き合い続ける著者が、宮澤賢治の人生と作品を織り交ぜて描いた、鎮魂と祈りの音楽劇『天使猫』。敗戦後、光太郎は東北で亡き智恵子を見る……「月にぬれた手」。賢治の一生を入れ子構造で描く「天使猫」。"震災後文学"の秀作二篇   Honya Club.com


JPY ¥924
「自分に入用なものは、品物でも知識でも、自分で骨折って堀掘出すよりほかに途はない」(「錯覚数題」)。芸術感覚にあふれ、文学と科学を鮮やかに融合させた寺田寅彦。随筆の名手が、晩年の昭和8年から10年までに発表した、科学の新知識を提供する作品を収録。豆のために命を落としたピタゴラスの悲劇について書いた表題作をはじめ、関東大震災の記録「震災日記より」「猫の穴掘り」「糸車」等全23篇。蒸発皿記録狂時代言葉の不思議錯覚数題KからQまで初冬の日記から猫の穴掘り変った話マーカス・ショーとレビュー式教育庭の追憶ピタゴラスと豆山中常盤双紙鷹を貰い損なった話喫煙四十年鳶と油揚夢判断鴉と唱歌自由画稿随筆難糸車震災日記より三斜晶系埋もれた漱石伝記資料「結局自分に入用なものは、品物でも知識でも、自分で骨折って掘出すよりほかに途はない」(「錯覚数題」)。科学と文学をあざやかに融合させた寺田寅彦。随筆の名手が、晩年の昭和8年から10年までに発表した科学の新知識を提供する作品を収録する。表題作をはじめ、「錯覚数題」「夢判断」「三斜晶系」「震災日記より」「猫の穴掘り」「鷹を貰い損なった話」「鳶と油揚」等23篇。解説・角川源義、鎌田浩毅   Honya Club.com


JPY ¥1,980
「それにしても、震災前と震災後では、ぼくの書き方はガラリと変わってしまった」。「幸福な水夫」(2010年発表)、「突風」(2015年発表)の小説2篇と書き下ろしエッセイ「黒丸の眠り、祖父の手紙」を収録。書き方は変わっても、郷里の家族とちいさな命を見つめるまなざしは変わらない。温かな、ときに激しい南部弁の響きに満ちた作品集。装丁:佐藤亜沙美挿画:榎本マリコ   Honya Club.com


JPY ¥734
深夜、高熱で意識朦朧の入院患者のもとに訪れた看護師は切羽詰まった声で強引に"検査"に連れ出そうとする。その先にあったのは…(「四階の先生」)。とある田舎町、小学校の同級生4人が林の奥で見つけたのは小石が積まれた奇妙な盛り土。その後20年にもわたって次々と起きる怪異…(「三人塚」)―恐怖サイト「逢魔が時物語」に届けられた信じ難い怪異体験の数々から厳選された48篇。怪談界の語り部たちによる特別寄稿も収録。視(天空の城;一人だけの観客 ほか)聴(四階の先生;夜の子供 ほか)縛(落ちてくる;震災の翌日から ほか)感(拡散;図書室の封印 ほか)異(異国のお坊さん;成人式 ほか)特別寄稿(クワガタの山;停電 ほか)「逢魔が時物語」怪奇選第6弾!深夜、高熱で意識朦朧の入院患者のもとに訪れた看護師は切羽詰まった声で強引に"検査"に連れ出そうとする。その先にあったのは……(「四階の先生」)。とある田舎町、小学校の同級生4人が林の奥で見つけたのは小石が積まれた奇妙な盛り土。その後20年にもわたって次々と起きる怪異……(「三人塚」)――恐怖サイト「逢魔が時物語」に届けられた信じ難い怪異体験の数々から厳選された48篇。怪談界の語り部たちによる特別寄稿も収録。   Honya Club.com


JPY ¥1,650
作り手をめざす人、現役のテレビ・映画人、ドキュメンタリーを愛するすべての人たち必読!第1章 ドキュメンタリー制作の実際(ドキュメンタリーの定義;多様な現場の取材体制 ほか)第2章 フジテレビにて(震災とオウムに揺れた1995年に入社する;テレビって、なんだろう? ほか)第3章 フリーランスのディレクターから、会社設立(なんでもやりますから、使ってください;「なんか伝わってこうへんな」 ほか)第4章 映画に挑む(唐十郎との出会い;映画配給の壁 ほか)第5章 『なぜ君は総理大臣になれないのか』と『香川1区』(「ある政治家の挫折」;ドキュメンタリーの神が降りる ほか)特別篇 先人たち『なぜ君は総理大臣になれないのか』『香川1区』『ぼけますから、よろしくお願いします。』……話題作の数々はこうして生まれた。第一線監督の明かす実践的制作術。作り手をめざす人、現役のテレビ・映画人、そしてドキュメンタリーを愛するすべての人たち必読!「大島新のこの等身大の自伝は、自身の制作過程を丹念に辿りながら、むしろそこには自らを鏡にした映像制作史が映し出されている。同じ時代を彼とは少しだけ違う場所で生きて来た私にとってはそのことが大変興味深かった。ファインダーの外側を捉える目を持つ彼は、きっと生来のドキュメンタリー作家なのだろう。」(是枝裕和氏=映画監督)「圧巻は是枝裕和、森達也、原一男のドキュメンタリー界の先達3氏を評した部分でした。大島さんが彼らをどう評するのかはもちろん、大島さんが彼らと対峙した時にどう評されたのかを知ることができたのは、僕にとって大変面白いものでした!」 (上出遼平氏=テレビディレクター)   Honya Club.com


JPY ¥748
大地が揺れ海が盛り上がり、見たこともない火柱が立つ―3.11を予見していた作家が、震災に至る3年の間、日常の底に潜むかすかな兆しを丁寧にすくいとって描いた77篇の随想。わたしたちに本当は何が起きたのか、わたしたちは今、どこへ向かっているのか…。視えざる全体主義にからめとられた現代社会を抉る、胸ゆさぶる魂の言葉、黙示録的文明批評。文庫化にあたり、新たな視座を加筆。1(絵入り洋燈と観覧車;栴檀の大樹の下で;永久凍土のとける音 ほか)2(たけのこ懐石;ことばに見はなされること;断念の沼のカエルたち ほか)3(堕落した神;痛みのめぐみ;よるべきはなにもなし ほか)   Honya Club.com


JPY ¥1,540
木田元―回り道の人生辰巳芳子―父性と母性五木寛之―老いを愉しむ養老孟司―日本人の心の古層片田珠美―個性病を超えて山田太一―心の復興中沢新一―無常からの再出発佐藤優―福島と沖縄日野原重明―足るを知る山折哲雄―原発作業員に祈りを語るとは、聞くこと。だから心に響く。 震災前5篇、震災後5篇を厳選。 【対談者】 木田元/辰巳芳子/五木寛之/養老孟司/片田珠美/山田太一/中沢新一/佐藤優/日野原重明/山折哲雄 いずれも斯界の第一人者。私としては講義を受ける気分だが、それでは対談にならないので半端な言葉を差し挟む。(中略)大震災の前後で自分がどう変わったのかは、読み返してもよくわからない。それは読者の判断に任せ、私としてはこの刺激的な人々の話がすべていつでも読み返せる形になったことを独り歓んでおこう。(まえがきより)   Honya Club.com


JPY ¥3,666
2012年5月、日本屈指の大ホール・東京国際フォーラムは熱気に包まれた。ハーバード大学のマイケル・サンデル教授が来日、5000人もの聴衆が参加する「白熱教室」が行われたのだ。すべてをお金に換算する「市場主義」の是非を問う前篇「すべてをお金で買えるのか」。原発の再稼動、電気料金の値上げなど、震災後の日本が進むべき道を議論する後篇「これからの日本の話をしよう」。簡単には答えの出ない難問を議論する史上最大規模の特別講義の模様を、日英対訳テキストと2カ国語音声DVDで完全収録。前篇 すべてをお金で買えるのか後篇 これからの日本の話をしようすべてをお金に換算する「市場主義」の是非を問う前篇、震災後の日本が進むべき道を議論する後篇。難問を議論する史上最大規模の特別講義を完全収録。DVD−Videoは館外貸出可。   Honya Club.com


JPY ¥1,760
離婚と大地震。倒産と転職。そんなできごとも、無数の愛おしい場面とつながっている。旅先の妻の表情。震災後の不安な日々。職場の千絵ちゃんの愛らしさ―。次第に輪郭を失いながら、なお熱を発し続ける一つ一つの記憶の、かけがえのない輝き。覚えていることと忘れてしまったことをめぐる6篇の連作に、ある秋の休日の街と人々を鮮やかに切りとる「文化」を併録。輪郭を失いながら輝き続ける、記憶の中のいくつもの場面。芥川賞作家、待望の受賞後第一作。旅先の妻の表情。大地震後の不安な日々。職場の千絵ちゃんの愛らしさ――。次第に細部をすり減らしながらも、なお熱を発し続ける一つ一つの記憶の、かけがえのない輝き。覚えていることと忘れてしまったことをめぐる6篇の連作に、ある秋の休日の街と人々を鮮やかに切りとる「文化」を併録。芥川賞作家による会心の小説集。   Honya Club.com


JPY ¥770
「東日本大震災資料総覧」シリーズ追補版。図書、雑誌、新聞、テレビ…マスメディアは"3.11"をどう報じ、どう記録してきたか。2013年から2021年までの間に発表・報じられた、東日本大震災および福島第一原発事故に関する図書2,753点、雑誌記事5,438点、新聞記事1,461点、テレビ特集番組1,950点を収録。図書・雑誌記事新聞記事(連載・特集)テレビ特集番組付録 震災伝承施設一覧"2013ー2021年に発表・報じられた、東日本大震災および福島第一原発事故に関する図書2,753点、雑誌記事5,438点、新聞記事1,461点、テレビ特集番組1,950点の目録。『3.11の記録 東日本大震災資料総覧』シリーズ3冊(震災篇・原発事故篇・テレビ特集番組篇、2013ー2014刊)の追補版。「著者名索引」「事項名索引」「放送日別索引」付き。" 0 amount 25300 25300 N 9784816929281 Y Y Y Y JPY 20637793 全国歴代知事・市長総覧 20637793 本・雑誌 https://www.honyaclub.com/shop/goods/goods.aspx?goods=20637793 & etcaff=AFI-LS https://www.honyaclub.com/img/goods/book/S/81/692/930.jpg "明治から令和まで歴代知事と約800市の歴代市長を通覧。明治以降の地方行政・自治を牽引した知事と約800市の市長を掲載。都道府県別に知事・市長の就任年月日と生年月日、没年月日を一覧。現行の自治体には全国地方公共団体コードを記載。約7,400人の「人名索引」と新旧の自治体名を五十音順で引ける「自治体名索引」付き。全国歴代知事・市長総覧人名索引自治体名索引"明治以降の地方行政・自治を牽引した知事と約800市   Honya Club.com


JPY ¥792
象は非常に記憶力が良く、自分の身に起きたことは決して忘れない"(英語の諺)。2011年3月11日。あの日、あの場所では何が起きたのか?原発事故で失われた命。電力会社と政府の欺瞞。福島から避難した母子が受けた差別。福島第一原発を題材に、物語でしか描けなかったあの震災と原発事故。傑作連作短編集。〈あの震災と原発事故から9年。物語でしか描けなかったあの震災と原発事故とは〉【象は忘れない】象は非常に記憶力が良く、自分の身に起きたことは決して忘れない。(英語の諺)原発の安全を疑わなかった作業員の目を通して、電力会社と政府の欺瞞を描いた「道成寺」。原発事故がなければ助けられたかもしれない命の声を描いた「黒塚」。東日本大震災の被災者を支援するための〈トモダチ作戦〉に従事したロナルド・レーガン号の乗船員たちが、被爆による健康被害を訴え、東京電力に賠償金を求めようとする「善知鳥」。福島から避難した母子が、東京で感じた差別と違和感を描く「卒塔婆小町」。特定避難地域に指定された住民とされなかった住民の格差と現実をさらけ出す「俊寛」。『ジョーカー・ゲーム』の柳広司が、福島第一原発を題材にした5篇を描き、それぞれの短編が能の演目のパスティーシュとなっている意欲作。   Honya Club.com


JPY ¥968
「阿呆列車」はじめ数多くの随筆、「冥途」はじめ短編小説で21世紀でも大人気の内田百 をめぐるエッセイコミック。漱石・芥川はじめ文豪達や鉄道・飛行機・震災・飼い猫まで全25篇収録。 2017年8月刊。   Honya Club.com


JPY ¥1,650
表題作は漱石の満州旅行記への鋭い批評で、それは著者の、現今の世相に対する危惧につながっている。他に、震災で残された者の痛みを描いた「バスタブの中から」など、熟達の小説五篇。   Honya Club.com


JPY ¥1,760
未曾有の事態をどう捉えるか。東北を掘り東北学を立ち上げた民俗学者と、阪神大震災体験をきっかけに臨床哲学を切り拓いてきた哲学者。言葉を探り、想像するちからの可能性を信じる二人の思索者の真摯なる対話。震災以降に発表された両著者のエッセイ11篇も併せて収録。第1章 被災の地で、避難所で、人々は(「心のケア、お断り」;東北人のメンタリティ ほか)第2章 自然が牙をむいたとき、コミュニティは(コミュニティの解体―近未来の先取り;村の解散式 ほか)第3章 ボランティアの変容、メディアのありよう(ボランティアの概念を広げる;アーティストの活動―新しい社会性へのヒント ほか)第4章 放置された福島の奇妙な静けさ(福島に張りめぐらされている分断;世の中を覆う静けさの理由 ほか)第5章 われわれは何を負わされてしまったのか(放棄された責任―事態はだれが引き受けさせられるのか;難民十万という未曾有の事態 ほか)東北を掘り東北学を立ち上げた民俗学者・赤坂憲雄と、阪神大震災体験をきっかけに臨床哲学を切り拓いてきた哲学者・鷲田清一。言葉を探り、想像するちからの可能性を信じるふたりの思索者の真摯な対話。   Honya Club.com

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JPY ¥627
東日本大震災の直後、ガンが発見された妻は、日本列島の南端で放射線治療を受ける。医療技術の恩恵と、原発事故の恐怖。地球の変動と自己の体内の異変―表題作「光線」をはじめ、「原子海岸」「ばあば神」「楽園」など、数多くの文学賞に輝く小説の名手が、震災後の日本人の生のあり方を問い直す、傑作短篇小説集。ガンを克服した芥川賞作家が、生のあり方を問う短篇集原発事故のニュースを見ながら、自分の癌に放射線治療を受ける――表題作「光線」をはじめ、震災後の生き方を短篇の名手が問う八篇。   Honya Club.com


JPY ¥1,980
大原社会問題パンフレット懐旧九十年(石黒忠悳)天災地変に関する調査陸軍震災救療概況(陸軍軍医団)法学協会雑誌明治文化全集婦人問題篇女性史・婦人問題関係文献リットン報告附属書第75帝国議会衆議院議事摘要軍医団雑誌報告論文〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥1,045
大正から昭和、落語が時代に翻弄された歴史をたどる、落語通史の後編。「江戸・明治篇」に続き、震災・戦災での受難と衰退、そして昭和の黄金時代、上方落語の復活までを描く。落語史の貴重資料、著者渾身の「舌耕文芸年譜考証」所載。1章 大正落語戦国史―咄家の離合集散(寄席演芸株式会社と睦会;群雄きそいたつ;上方落語の灯は消えて;大正大震災前後)2章 昭和の東西落語界―新旧協会の競合(芸術協会の成立;二つの流れ;ラジオ騒動)3章 戦中・戦後の東西落語界―東西落語の再編成("はなし塚"由来;戦雲晴れて;孤塁を守った楽語荘同人;陽はまたのぼる)舌耕文芸年譜考証   Honya Club.com


JPY ¥1,650
十数万人もの避難者を生みだした福島原発事故。この未曾有の事態にいち早く対応し、次々に有効な支援を打ち出した地方自治体があった。かつて、中越・中越沖の震災を経験した新潟県である。行政・中間支援組織をあげて、原発避難者の声なき声に耳を傾けた新潟県の全面的なサポート体制は、「支援とは何か」、「危機に立ち向かう知恵とは何か」を私たちに問いかけてくる。「ビッグブッダハンド」、「底辺ガバナンス」、「エンパワーメント」―過去の災害対応体験から編み出された豊かな経験知の現場に迫る、『お母さんを支えつづけたい―原発避難と新潟の地域社会―』に続くシリーズ第2弾。第1篇 避難者ニーズをくみとり、組織的に支援を展開する―新潟県職員 細貝氏の証言(私の災害対応遍歴;東日本大震災の広域避難者支援)第2篇 行政と民間をつなぎ、被災者をエンパワーする―中間支援組織職員 稲垣氏の証言(中越地震―ボランティアから中間支援へ;東日本大震災―福島被災者にかかわって;中越と東日本の経験からみえてきたこと)第3篇 解説(中越・中越沖から引き継がれた経験知;新潟県による避難者アンケートを読み解く)福島原発事故にいち早く対応し、有効な支援を打ち出した地方自治体があった。中越の震災を経験した新潟県である。過去の災害対応体験から編み出された豊かな経験知の現場に迫る書。   Honya Club.com


JPY ¥1,760
定年後にたっぷり手にしうる自由な時間、それをどう充実させて生きるか。ぜひともなすべきこと、心がけたいことは何か。戦争も震災もくぐりぬけ、無数の人間模様を見つめてきた作家が、好評の『人生の賞味期限』に続いて贈る高齢者への"応援歌"。深い洞察と示唆に満ちた、書き下ろし多数を含む20篇のエッセイ。1 人生の道草(いい人間関係、悪い人間関係;明日は明日の風が吹く? ほか)2 心、この不思議なもの(騙す人、騙される人;心は脳の同居人 ほか)3 伝えるべきこと(給料袋の思い出;子供に語り継ぐべきこと ほか)4 生きる・働く・老いる(超俗の人;人生の自由時間 ほか)定年後に手にしうる自由な時間をどう充実させて生きるか。ぜひともなすべきこと、心がけたいことは何か。無数の人間模様を見つめてきた作家が贈る提案と激励の書。書き下ろしを含むエッセイ20編。   Honya Club.com


JPY ¥748
あの日、私はあと十五分も土手でぼんやりしていたら、津波に呑まれていたかもしれない。奇跡のような十五分に恵まれた自分と、そうでない人とを比べて思う―。福島県の実家で震災に遭遇した女性の実人生に基づく表題作をはじめ、ままならない人生を直視する市井の人々を描いた大人のための名品14篇。芸術選奨文部科学大臣賞受賞作。あの日、私はあと十五分も土手でぼんやりしていたら、津波に?まれていたかもしれない。奇跡のような十五分に恵まれた自分と、そうでない人とを比べて思う――。福島県の実家で震災に遭遇した女性の実人生に基づく表題作をはじめ、ままならない人生を直視する市井の人々を描いた大人のための名品14篇。第66回芸術選奨文部科学大臣賞受賞作   Honya Club.com


JPY ¥3,080
現場から理論を創りあげる思考と方法が明快に説かれた参考書。標準的調査法を学んだあと、独自の調査に基づいた観察事実をどう理論化するのか。そこでの工夫とは何か。全篇で、各方面で活躍する多様な属性の研究者が、長年の調査体験からの理論形成の秘訣を明らかにした。これは社会調査方法論を超えた「社会学する」本である。現場で研究する苦労と面白さが語られており、現代社会で「社会学する」の意味と意義が分かる。第1部 時代・社会を読み解く理論(どんな魅力ある理論を形成できるか;高齢社会の健康長寿研究;民族関係のリアリティを求めて;カルト問題と宗教社会学;被害の社会的認知論;若者研究の展開;鳥獣害の社会学)第2部 社会理論の方法(身近な世界のエスノグラフィ;記録筆記法による「痛み温存」論と震災メメントモリ;「アマの領域」のモノグラフ的探究;生きざまの社会理論;想像力の社会学理論;比較から生まれる新たな知見)第3部 個人・身体をめぐる理論(「私」というフィールド;「分からない」と「分かった」を往復する;同性愛者のライフヒストリーとともに分析方法を探す;「言葉」はあてにならない;想起の調査から想起の社会理論へ)標準的調査法を学んだあと、独自の調査に基づいた観察事実をどう理論化するのか。そこでの工夫とは何か。全篇で、各方面で活躍する多様な属性の研究者が、長年の調査体験からの理論形成の秘訣を明らかにした。   Honya Club.com


JPY ¥2,090
国際社会は弱肉強食の「新・帝国主義」の時代に入った―。右巻の日本の針路篇では、日本人と日本国家が生き残るために、取るべき戦略を示す。序章 大震災後の日本の針路第1章 震災後の日本(大震災と大和心のをゝしさ;菅政権のチェルノブイリ化;政治を腐らせるニヒリズム;日本政治を蝕むナルシズム;日中武力衝突への隠れた火種)第2章 日米同盟再論(ゲーツ長官の帝国主義発言;オバマ演説の"真意";ゴルバチョフとの対話;沖縄をめぐる国家統合の危機;米兵集団暴行事件の波紋、高まる沖縄の独立熱)第3章 新・帝国主義時代の北方領土問題(ロシアとどう付き合うか;対日政策の重要性が低下するロシア;ポピュリストが破壊する外交関係;プーチンの返り咲きは好機、いまこそ北方領土返還を狙え;与党統一ロシア"大敗"の真相;日露接近の好機を逃すな;プーチン論文が暗示する未来;前原訪露の戦略的意義;国家機能強化に向かう日本;中国を警戒し、接近する日露)第4章 帝国主義化する中国にどう対峙するか(中国ナショナリズムと毛沢東;アルバニアが見た中国の野望;日本のTPP参加の真価を読み解く―中国包囲網を目論むロシア;中国帝国主義に対抗するには;李春光事件の裏側―不良外交官まで活用する中国;「領土問題は存在しない」だけでは解決しない)国際社会は弱肉強食の「新・帝国主義」の時代に入った…。右巻では、大震災で弱体化した日本に中露韓など各国が牙をむく情勢下、日本人と日本国家が生き残るための戦略を示す。   Honya Club.com


JPY ¥2,200
1 after the disaster(六月の王様;秋をたのしむ ほか)2 the twentieth century(船の上で;一九七三年の小心な男 ほか)3 eastern capital(卒業;抗議 ほか)4 all i really want(好きな色;九月の自分 ほか)「書くこと。人から受けとるもの、人から奪うものをベースにして、人と自分のあいだになにか生みだす。そうなってほしいとますます思っている」(あとがき)。2011年の震災以後に書かれた短詩群を集成。『青い家』(萩原朔太郎賞)以降の確かな歩行をあらわす38篇。装幀=清岡秀哉   Honya Club.com