ブラームス(1833-1897) Audite *classics*
完全初出音源!
ルツェルン・フェスティヴァル・シリーズ第9弾は
クレツキ、1946年の歴史的名演!
定評ある「Audite」レーベルの1stマスター・リリースのルツェルン・フェスティヴァル・シリーズ。第9弾は1946年9月に登場したパウル・クレツキによるブラームスの交響曲第4番、シューベルトの未完成交響曲、そしてベートーヴェンの『レオノーレ』序曲第3番を収録した完全初出音源です。
1900年ポーランドに生まれた20世紀を代表する指揮者のパウル・クレツキ。最初はヴァイオリン、ピアノで才を発揮しましたが、ベルリンで研鑽を積んでいた1920年代より指揮と作曲で音楽家として地位を確立。そのベルリン時代にフルトヴェングラーと出会い演奏家として影響を受けました。しかし、ナチスの台頭によってドイツを離れイタリアに入るものの、ファシスト政権に追われてソ連に逃れ、最後にこのスイスに留まりました。
この激動の時代を生きたクレツキが、1946年のルツェルン・フェスティヴァルにて感動的な演奏を披露しました。正統的な解釈にして華麗な響きを引き出すクレツキの音楽はこの時代から確立されていたことがわかります。なお、当音源は「audite」が復刻してきた歴史的録音の中で最も古いものとなりますが、「audite」の社主ルトガー・ベッケンホーフ氏による確かな復刻技術でクレツキの輝かしい演奏が蘇りました。(キングインターナショナル)
【収録情報】
● ブラームス:交響曲第4番ホ短調 Op.98 (I. 12:11/ II. 11:32/ III. 5:32/ IV. 5:52)
● シューベルト:交響曲第7(8)番ロ短調 D.759『未完成』 (I. 10:46/ II. 12:23)
● ベートーヴェン:『レオノーレ』序曲第3番 Op.72b (13:53)
ルツェルン祝祭管弦楽団(旧ルツェルン祝祭管弦楽団[スイス祝祭管弦楽団])
パウル・クレツキ(指揮)
録音時期:1946年9月7日
録音場所:ルツェルン、クンストハウス
録音方式:モノラル(ライヴ)
Disc1
1 : I. Allegro Non Troppo
2 : II. Andante Moderato
3 : III. Allegro Giocoso - Poco Meno Presto - Tempo I
4 : IV. Allegro Energico E Passionato - Pi Allegro
5 : I. Allegro Moderato
6 : II. Andante Con Moto
7 : Leonore Overture No. 3 in C Major, Op. 72B
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