日本は海と山に囲まれ、国土の約7割を森林が占める豊かな自然に恵まれている。その一方で、雨や風による災害も多く、さまざまな防災対策は欠かせない。近年ではその研究が効果を発揮する一方で、人口増加による宅地開発の拡大や、地球温暖化に伴う気象の変動などの影響があわさって新たな大規模災害につながる頻度も増えている。本書ではこうした実態と対策を第一線の専門家が解説。今、何が起きていて、その被害の要因は何か。どのような現象によって引き起こされるのか、さらに命を守るための防災対策がどのように計られているのか、その答えを導き出す。イラスト・写真を多用し、ビジュアルで理解できる。巻末には歴史的な風水害やさらに学べる博物館リストも紹介。
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