奈良のカフェ&雑貨店「くるみの木」石村由起子が30年以上に渡り集めてきた大切なものの中から「食べること」をテーマに、スタイリスト・岡尾美代子さんが厳選しスタイリングした食まわりの30のものを、写真家・市橋織江が撮影。ものとの物語を綴った優しい文章とともに丁寧にまとめました。お気に入りのインテリアのように、傍らにおいて何度も眺めたくなる、大切にしたい美しい本です。(*表紙は布張り+箔押しの特別仕様)それぞれのものについて、詳しいことはあえて紹介していない。もう買えないものもあるし、手作りのものもある。いろいろと想像しながら、愛らしい気持ちになったり、懐かしい気持ちになったり、嬉しい気持ちになってもらえたら嬉しい。理由などないけれど、好きで好きでたまらないもの。それこそが、自分にとって本当に大切なもの。それを見つめ直すきっかけとなったら、こんなに嬉しいことはない。(序文より)カフェと雑貨の店「くるみの木」を奈良で始めてもうすぐ30年。そのずっと前から好きなものを集めてきた著者が、ほっぽろ焼き器、鳥の箸置きなど、「食べること」を主題に食まわりの30のものを選んで紹介する。
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