季節が運ぶ、記憶のかけらと野菜のレシピ。体と心に、滋養ある野菜と滋味ある言葉を。四季をめぐるエッセイと32のレシピ紹介。春(淡い混沌を生きる;小さなナポリ、大きなトマト ほか)夏(カレーのきた道;十二年目の自由 ほか)秋(左党のおやつ;眠るれんこん ほか)冬(米に笑う;すき焼きの恩返し ほか)レシピ集フォロワー数12万人を超えた寿木氏の「きょうの140字ごはん」は、Twitter開始から12年目となりました。レシピ満載の既刊『いつものごはんは、きほんの10品あればいい』『わたしのごちそう365 レシピとよぶほどのものでもない』はともにロングセラー、エッセイ集『閨と厨』でも読者を魅了し、文筆家としても知られる著者の待望の新刊は、季節をめぐるエッセイと春夏秋冬の野菜料理レシピでまとめられたもの。Webサイト「よみタイ」大人気連載に書き下ろしを加えました。撮影は「暮らしの手帖」扉の作品のほか、日々の暮らしをとらえた写真が印象的な砺波周平氏。完成品ばかりか調理途中の野菜たちの写真も雰囲気たっぷりです。以下、紹介レシピ。独活(うど)と蛤の鍋/トマトを慕うサラダ/ニラのお焼き/春豆のバター蒸し/きんぴらフランス/フライドポテト にんにくの香り/焼き竹の子 山椒の香り/アスパラガスのカリカリのせうちのカレー/うめぇトマト 豚しゃぶ/モロヘイヤと豚肉のワンタン/大葉のおむすび/なすびのよごし/焼きおむすびのみょうがあんかけ/真夏の天ぷらと素麺/アボガドとライムの冷たいスープ甘じょっぱいローズマリーの焼きいも/れんこんのステーキ/小松菜とマッシュルームのサラダ/かぼちゃのはちみつ煮/三種のきのこの揚げ煮/里芋と白味噌バターのスープ/人参とみかんのラぺ/塩もみキャベツと豚肉の炒めもの青菜と焼き餅のおかゆ/大根のすきやき/もやしと
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