商品発送元:新華書城 本・雑誌・コミック 石鼓文とは、唐初期に鳳翔府天興県三疇原で出土した10基の花崗岩の石碑、 またはそれに刻まれた文字をいう。 現存する中国の石刻文字資料としては最古のもので出土した当時から珍重され、 現在は北京故宮博物院に展示されている。 通称の「石鼓文」は、詩人の韋応物や韓愈がこの石碑を称えて「石鼓歌」を編んで広まった。 石鼓文(中権本)は天子が地方を巡狩するときの情景を四言を基本とした韻文に詠い、 これを太鼓に似た花崗岩質の十個の石に刻したものである。 その形状から石鼓と呼ばれる。唐時代の応応物や韓愈、 あるいは宋時代の蘇軾(一〇三六〜一一〇一)らによって詩にも詠じられて広く世に知られてきた。 その書体は、篆書の母体と考えられて籀文(大篆)で書かれている。 泰山刻石 紀元前219年の巡幸の際、「霊山」として中国歴代王朝の皇帝に崇敬された 泰山に建てたもの。 現存する刻石の一つであるが極めて保存状態が悪く、 記録によれば北宋代の時点で既に始皇帝のことについて書かれた部分は剥げ落ち、 二世皇帝の部分のみが残っている状態であったという。 ISBN:9787102074160 シリーズ:中国一代表的な碑帖…
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