“麻雀職人”黒沢が命を賭けて望む、最後の半荘・下克上血闘牌!! 白熱の勝負の行方は!? 15巻に続き、一冊まるごと闘牌づくしの待望16巻の登場です。特攻隊の生き残りで、黒沢の師でもある新満!! そして黒流会の切り札、三國の義弟、菊多!! 強敵に囲まれた卓上で、瞬はどんな打牌をするのか…、見所はやはり、ココでしょう。麻雀好きにはこたえられない闘牌が随所にキラリと輝いております!!そして気の早い読者は、「この闘いの後って、どうなるんだろう?」と思ってるようですが、そうなると気になるのは、遼とよっちんの動向でしょう。指を失い、やくざの客分として動き出す遼も、やくざがスカウト気味に接触してきているよっちんも、麻雀の道を極めようとしているのは瞬と一緒。それぞれの運命は、どのように絡んでいくのか!? 「天牌」の面白さはいろいろあるけれど、やはり様々なキャラが、ある時は友になり、敵になり、複雑に交差しながら、己の生き様を貫く…、男の美学に尽きるんじゃないでしょうか。そこんところを、じっくり堪能しましょう!! 麻雀打ちはやっぱり「彷徨い、足掻き、死線を超える…」!? (漫画ライター 全ツッパ太郎)
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