遠山茂樹『明治維新』、宮崎市定『科挙』…。歴史学研究会委員ら41人の識者が、思い入れの深い1冊の歴史書を選出し紹介。本との出会い、読んだ感想などを綴る。歴史学に興味を持つ読者へのメッセージも掲載する。遠山茂樹『明治維新』 宮間純一著. 戸田芳美『初期中世社会史の研究』 鎌倉佐保著. 佐藤和彦『中世民衆史の方法?反権力の構想』 藤井崇著. 山口啓二『鎖国と開国』 小野将著. 佐々木潤之介『世直し』 福澤徹三著. 深谷克己『百姓成立』 大橋幸泰著. 川北稔『工業化の歴史的前提?帝国とジェントルマン』 穴井佑著. 宮地正人『日露戦後政治史の研究?帝国主義形成期の都市と農村』 町田祐一著. 家永三郎『太平洋戦争〈第二版〉』 佐々木啓著. 吉見義明『草の根のファシズム?日本民衆の戦争体験』 小野美里著. ピーター・ブラウン/後藤篤子編訳『古代から中世へ』 福山佑子著. トニー・ジャット/森本醇・浅沼澄訳『ヨーロッパ戦後史 上・下』 難波ちづる著. 吉田孝『律令国家と古代の社会』 田中禎昭著. 佐藤次高『中世イスラム国家とアラブ社会?イクター制の研究』 熊倉和歌子著. 朝尾直弘『鎖国』 吉村雅美著. 高木昭作『日本近世国家史の研究』 牧原成征著. 坂野正高『近代中国政治外交史?ヴァスコ・ダ・ガマから五四運動まで』 小池求著. ジュディス・ヘリン/井上浩一監訳『ビザンツ:驚くべき中世帝国』 仲田公輔著. 川島真・服部龍二編『東アジア国際政治史』 杜崎群傑著. 安丸良夫『日本の近代化と民衆思想』 上野大輔著. ジョナサン・スペンス/山本英史訳『ある農婦の死?十七世紀、中国の現実と夢幻世界』 五味知子著. 鹿野政直『戦前・「家」の思想』 蓑輪明子著. デートレフ・ポイカート/木村靖二・山本秀行訳『ナチス・ドイツ?ある近代の社会史』 金田敏昌著. 藤目ゆき『性の歴史学?公娼制度・堕胎罪体制から売春防止法・優生保護法体制へ』 坂井博美著. 牧原憲夫『客分と国民のあいだ?近代民衆の政治意識』 細谷亨著 ほか16編
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