異世界の湯屋・高天原で下働きを続ける凛子。狗神の京之介との婚姻関係も継続中。ある日、人間の娘だという七緒が預けられるが…?異世界の湯屋・高天原に連れてこられたまま、下働きを続けている凛子。<br>この湯屋の主である狗神の京之介との婚姻関係も継続中ということになる。<br>はじめは離縁するつもりで手切れ金を貯めていた凛子だが、この世界での暮らしは心地良く、元の世界に戻らなければならない理由もそういえばないのだった。<br>何より、夫である京之介への気持ちが恋なのか、自分でもよくわからなくて…。<br>そんな凛子のところに、人間の娘だという七緒が預けられた。彼女は死んだ恋人の子を身ごもっているのだが、それ以外の記憶をなぜか失っていて…?<br>行方知れずだった京之介の弟の登場により、湯屋・高天原に存続の危機が!?<br>凛子はこの世界に残るかどうか、決断を迫られることに——!<br>高山 ちあき 著 集英社 2019年11月 アヤカシ ユヤ ノ コイゴヨミ イセカイ オンセンキヨウ コイ ゴヨミ タカヤマ チアキ /
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