日本史 【内容紹介】 日米和親条約の締結・調印の地として、嘉永7年、横浜は日本史の表舞台に登場する。 安政6年の横浜開港後、攘夷運動が高まり、次第に江戸幕府の弱体化が顕著となる。 転換点となる江戸城総攻撃の中止には横浜の外交団の力が大きく与かっていた。 明治に入り両都市の距離が縮まることで、横浜をモデルとした東京の近代化も加速していく。 東京築港論争を経て、横浜が貿易港として発展していくまでを、両都市の関係史、比較史の視点から読み解いていく。 【目次】 1.開港前夜の横浜〜江戸湾防衛の強化 (1)ペリー来航と東海道 ペリー艦隊の浦賀来航/警備に動員された諸大名と庶民の反応/久里浜での親書受理 (2)江戸湾の防衛体制と品川台場 江戸湾防衛体制の強化/品川台場の建設/挙国一致体制を目指す幕府 (3)日米和親条約締結と横浜村 ペリー艦隊再来航/交渉地となった横浜村/日米和親条約締結と下田・箱館開港 2.横浜開港と外国人居留地の設定〜江戸経済の強化を狙った幕府 (1)日米通商条約の締結と横浜開港案の背景 アメリカ総領事ハリスとの通商条約交渉/目付岩瀬忠震の横浜開港論/神奈川など五港の開
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