チャック・ベリーが生んだロックンロールそこに込められた本来の意味を歌詞から読み解く!ブルースで歌われている本来の意味を、歌詞の方面から読み解く本『意味も知らずにブルースを歌うな!』の続編は、"ロックンロール"がテーマ。ロックンロールと言えばチャック・ベリーだが、ジョン・レノンが"彼はロックンロール詩人だ"と語ったように、彼の書く詞は本当に興味深いものばかり。「ジョニー・B.グッド」や「リーリン&ロッキン」などを聴けばわかるが、その言葉選び/韻の踏み方は現代のラッパーも舌を巻くほどで、1950年代当時の他のロックンローラーとは一線を画しているのだ。ストーリーテラーとしても素晴らしく、恋愛、車、学校生活といった10代の若者の日常をテーマにした曲から、「ジョニー・B.グッド」の続編で田舎少年の母親を主人公にした「バイ・バイ・ジョニー」、"彼女に電話をつないで欲しい"と切に歌う「メンフィス・テネシー」といった心に染みる曲まで、2?3分という短い時間の中に、さまざまな世界を描ききっているのだ。そんなチャックが遺したロックンロールの数々を、歌詞の方面から徹底的に解説する本書。歌本としても役立つ原詩とコード譜、ザ50回転ズ/ダニーが書き下ろしたイラスト、各楽曲に登場する英語フレーズ付き! 楽しく英語の勉強をしながら、チャック・ベリーのロックンロールを歌い継ごう!
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