文豪の死に様/門賀美央子【1000円以上送料無料】
著者門賀美央子(著)出版社誠文堂新光社発売日2020年11月ISBN9784416519493ページ数311Pキーワードぶんごうのしにざま ブンゴウノシニザマ もんが みおこ モンガ ミオコ9784416519493内容紹介「死ぬ間際まで何かを書かずにはいられない、その辺が文豪の文豪たる所以なのかな」—京極夏彦(小説家)太宰治38歳、芥川龍之介35歳。作家は早死にだ。いや、志賀直哉は88歳、井伏鱒二は95歳まで生きた。人生が様々なように、死も様々だ。生物である限り絶対に避けようがない死。人生最大の苦ではあるが、時には救済となることもある。文学という手段で人生に取り組んだ文豪たちは、どんな死を迎えたのか。迫りくる死の影は、作品に何らかの影響を与えたのか。死の直前、彼らが見ていたのはどんな風景だったのだろう。死に方を考えることは生き方を考えることだ。本書では、小説を通して様々な人生を世に問うてきた文豪たちの人生を、死という消失点にむかって遠近法的に見ていく。そうすることで、その作家の人生、そして作品をより深く多角的に省察しようとする試みである。巻末に、京極夏彦氏との対談を掲載!■目次樋口一葉■闇落ち前に斃れたこじらせ女子:明治二九(一八九六)年、病死。享年二十四二葉亭四迷■元祖意識高い系、洋上に死す:明治四十二(一九〇九)年、病死。享年四十五森?外■「馬鹿らしい」と叫びながら墜ちた巨星:大正十一(一九二二)年、病死。享年六十有島武郎■夢想に生きた男の理想の最期:大正十二(一九二三)年、情死。享年四十五芥川龍之介■文壇アイドルの先駆的「死」:昭和二(一九二七)年、自死。享年三十五梶井基次郎■早世の青春作家はバカッター?:昭和七(一九三二)年、病死。享年三十一 小林多喜二■国に挑み殺された男:昭和八(一九三三)年、拷問死。享年三十 岡本かの子■鵺は美しく散る:昭和十四(一九三九)年、病死。享年四十九林芙美子■誰が芙美子を殺したか:昭和二十六(一九五一)年、病死。享年四十七 永井荷風■偉大なる孤独死の先駆者:昭和三十四(一九五九)年、病死。享年七十九対談 京極夏彦×門賀美央子*********************************※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次樋口一葉—闇落ち前に斃れたこじらせ女子 明治二九(一八九六)年、病死。享年二十四/二葉亭四迷—元祖意識高い系、洋上に死す 明治四十二(一九〇九)年、病死。享年四十五/森〓外—「馬鹿らしい」と叫びながら墜ちた巨星 大正十(一九二二)年、病死。享年六十/有島武郎—夢想に生きた男の理想の最期 大正十二(一九二三)年、情死。享年四十五/芥川龍之介—文壇アイドルの先駆的「死」 昭和二(一九二七)年、自死。享年三十五/梶井基次郎—早世の青春作家はバカッター? 昭和七(一九三二)年、病死。享年三十一/小林多喜二—国に挑み殺された男 昭和八(一九三三)年、拷問死。享年三十/岡本かの子—鶴は美しく散る 昭和十四(一九三九)年、病死。享年四十九/林芙美子—誰が芙美子を殺したか 昭和二十六(一九五一)年、病死。享年四十七/永井荷風—偉大なる孤独死の先駆者 昭和三十四(一九五九)年、病死。享年七十九/対談 京極夏彦×門賀美央子
bookfan 2号店 楽天市場店
楽天 bookfan 2号店 楽天市場店