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ローカルと世界を結ぶ (グローバル関係学 第7巻) [ 五十嵐 誠一 ]
グローバル関係学 第7巻 五十嵐 誠一 酒井 啓子 岩波書店ローカルトセカイヲムスブ イガラシ セイイチ サカイ ケイコ 発行年月:2020年10月26日 予約締切日:2020年09月10日 ページ数:254p サイズ:全集・双書 ISBN:9784000270601 五十嵐誠一(イガラシセイイチ) 1972年生。千葉大学大学院社会科学研究院教授。専門は国際関係論、アジア研究 酒井啓子(サカイケイコ) 1959年生。千葉大学グローバル関係融合研究センター長。専門は地域研究(イラク政治)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 絡み合うローカルとグローバルー国家を動かすのか、迂回するのか/1 国家を越える人と思想(亡命者が媒介する「他者のまなざし」ー亡命イラク人と域内・国際政治の関係/グローバル化を強いられるイスラーム主義運動ームスリム同胞団をめぐる関係性の変化と危機)/2 歴史のなかのトランスナショナル・ネットワーク(地中海におけるヨーロッパ内植民地ードデカネス諸島をめぐる新たな帝国主義と抵抗運動のグローカル・ネットワーク/沖縄はどこからきて、どこへゆくのかー独立の回路を求めて/戦間期におけるアジア・太平洋広域ネットワークをめぐる官民の相互作用ー「太平洋問題調査会」を事例として)/3 辺境からグローバルへ(トランスナショナルな運動の成功と国際的規範の揺らぎーラテンアメリカ先住民の事例/辺境からグローバルな権利運動へーボツワナと南アフリカにおけるサンの先住民運動/関係性の記憶とその投影ー大規模開発に直面したエチオピア農牧民の生活選択)/4 人間と自然の間のネットワーク(ミャンマーの周縁の森から見た相互依存の連鎖/「イラク菌」と介入の病理ー細菌という「記録」) 地方共同体、島嶼地方や亡命者などの「よるべないローカル」はどのように自らをグローバルに繋いだのか。従来語られてきた、ローカル→国家→トランスナショナル、という連続的に展開されるネットワークのあり方ではなく、国家の枠組みを飛び越えて繋がっていく、国際NGOやグローバルな組織、広域の関係性や存在に着目する。 本 人文・思想・社会 政治   楽天ブックス   楽天 楽天ブックス