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いのちを選ばないで やまゆり園事件が問う優生思想と人権 [ 藤井 克徳 ]
やまゆり園事件が問う優生思想と人権 藤井 克徳 池上 洋通 大月書店イノチヲエラバナイデ フジイ カツノリ イケガミ ヒロミチ 発行年月:2019年12月19日 予約締切日:2019年10月25日 ページ数:208p サイズ:単行本 ISBN:9784272360925 藤井克徳(フジイカツノリ) NPO法人日本障害者協議会(JD)代表、きょうされん専務理事 池上洋通(イケガミヒロミチ) NPO法人多摩住民自治研究所理事、日野市障害者関係団体連絡協議会監査 石川満(イシカワミツル) NPO法人多摩住民自治研究所理事、元日本福祉大学教授 井上英夫(イノウエヒデオ) 金沢大学名誉教授、日本高齢期運動サポートセンター理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序章 津久井やまゆり園事件ーその本質と背景/第1章 私たちのやまゆり園事件ー考え、語り続けること(事件の振り返り、そして未来へ/家族から見た津久井やまゆり園での暮らし/社会福祉・公務労働者、住民として見た事件/私たちの津久井やまゆり園2019ー現場からのレポート「再生と共生」/行政の受けとめ方とその後ー長くて短い3年/神奈川県検証委員会による検証とその後ー事件が問いかけるもの/障害の重い人の暮らしのありかたと支援の本質/やまゆり園事件とメディアージャーナリストの立場から/「魂の嘔吐感」とどう向き合うかー植松聖被告と面会して)/第2章 事件の背景と要因ー日本の社会保障・社会福祉と人権保障の貧困(優生思想の現代ーやまゆり園事件と強制不妊・出生前診断/精神科医よ、診察室の外にも目を向けよ/社会福祉施設における労働・生活権保障の現状と課題/障がいのある人と家族の人権保障の現状と課題/国と地方自治体は障害のある人のいのちと暮らしを守れるか/人権主体性と津久井やまゆり園事件ー憲法の視点から)/第3章 事件を受けとめ、どのような社会をめざすのか(障害者政策の歴史と現状からみたやまゆり園事件ー事件の特異性と普遍性/人権をかかげようー人間として生きる)/第4章 座談会・やまゆり園事件を生んだ現代社会と、めざすべき社会 事件の衝撃から3年ー“いのち”を選別する犯行の論理を、私たちの社会は否定できたのか。当事者・関係者・専門家の共働により日本社会に根ざす差別と「生産性」思考を克服する道を描く。 本 人文・思想・社会 社会科学 人文・思想・社会 社会 その他 人文・思想・社会 教育・福祉 福祉   楽天ブックス   楽天 楽天ブックス