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差別の超克 原始仏教と法華経の人間観 (講談社学術文庫) [ 植木 雅俊 ]
講談社学術文庫 植木 雅俊 講談社サベツノチョウコク ゲンシブッキョウトホケキョウノニンゲンカン ウエキ マサトシ 発行年月:2018年10月12日 予約締切日:2018年08月09日 ページ数:464p サイズ:文庫 ISBN:9784065123416 『仏教のなかの男女観ー原始仏教から法華経に至るジェンダー平等の思想』再編集・改題書 植木雅俊(ウエキマサトシ) 1951年、長崎県島原市生まれ。仏教思想研究家。九州大学理学部卒。理学修士(九州大学)、文学修士(東洋大学)、人文科学博士(お茶の水女子大学)。中村元のもとでインド思想・仏教思想、サンスクリット語を学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 「仏教とジェンダー」研究の略史/仏教の基本思想と女性の平等/原始仏典の溌刺とした女性たち/ヒンドゥー社会の女性蔑視/部派分裂とともに加速する女性軽視/大乗仏教による女性の地位回復/「変成男子」の意味すること/常不軽菩薩の振る舞いに見る男女平等/「善男子・善女人」に見る男女平等/平等の根拠としての一仏乗〔ほか〕 女性は成仏できない(女人五障)、男性に変じて成仏できる(変成男子)とし、父・夫・子に従え(三従)と唱える仏教には「女性差別だ」と批判がある。しかし釈尊はそもそも、真理に目覚めた者、すなわちブッダには誰でもなれる、と説いたのではなかったか?サンスクリットの原典に立ち返り、仏教本来の「女性観」と、性差別を乗り越える道を解明する。 本 人文・思想・社会 宗教・倫理 仏教 文庫 人文・思想・社会   楽天ブックス   楽天 楽天ブックス