奇書を奇書たらしめるものは、読み手の価値観である。人は時代に合わせて「信じたいもの」を選択してきた。時には、嘘にまみれた書物を受け入れて過ちすら犯す。過去は変えられないが、奇書の歴史を学びとし、未来をどう生きるのか。01 ノストラダムスの大予言(ミシェル・ド・ノートルダム著)世界一有名な占い師はどんな未来もお見通しだった!…のか?02 シオン賢者の議定書―かの独裁者を大量虐殺へ駆り立てた人種差別についての偽書03 疫神の詫び証文―伝染病の収束を願って創られた、疫病神からのお便り番外編01 産褥熱の病理(イグナーツ・ゼンメルワイス著)―ウイルス学誕生前に突き止めた「手洗いの重要性」について04 Liber Primus(Cicada3301)―諜報機関の採用試験か?ただの愉快犯か?ネットに突如現れた謎解きゲーム05 盂蘭盆経(竺法護 漢訳)―儒教と仏教の仲を取り持った「偽経」06 農業生物学(トロフィム・デニソヴィチ・ルイセンコ著)―科学的根拠なしの「"画期的な"農業技術」について番外編02 動物の解放(ピーター・シンガー著)―食事の未来を変えるかもしれない、動物への道徳的配慮についてベストセラー『奇書の世界史』待望の第2弾がついに書籍化!前作を超える、驚きの奇書とその歴史を紹介。『ノストラダムスの大予言』……世界一有名な占い師はどんな未来もお見通しだった!……のか?『シオン賢者の議定書』……かの独裁者を大量虐殺へ駆り立てた人種差別についての偽書『疫神の詫び証文』……伝染病の収束を願って創り出した、疫病神からのお便り『産褥熱の病理』……ウイルス学誕生前に突き止めた「手洗いの重要性」について『Liber Primus』……諜報機関の採用試験か? ただの愉快犯か? ネットに突如現れた謎解きゲーム
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