JPY ¥1,870
特集 個人情報保護の視点から後見実務を見直す(民間事業者が遵守すべき個人情報保護法の概要;公的部門における個人情報保護法制;ドイツにみる成年後見と個人情報保護の課題;専門職団体の会員に対する監督・指導における個人情報取扱いの課題;地域連携ネットワークと個人情報の保護;緊急事態等における成年後見人等の個人情報取扱いの実務)論説・解説(成年後見制度と意思決定支援;法的世話の質に関する調査研究結果を聞いて;裁判例研究 療養看護事務の権限のみを有する成年後見人が行った財産管理事務に関する行為について、当該成年後見人が財産管理事務の権限を有するに至った時点で当然に有効になるとされた事例―東京地裁平成21年2月25日判決)事例(本人の思いを尊重し施設から在宅生活へ戻った事例(後見);本人と歩んだ6年間―区画整理事業と相続、親族の扶養と本人の意思(保佐))   Honya Club.com


JPY ¥1,923
取締役・監査役は企業の業務執行機関として、強大な権限を有するとともに、そのすべてを挙げて企業のために行動すべき重大な職責を負う。このことは、その対価として相応の報酬等の支給は当然であり、そうすべきであるが、時に適正さを欠くため紛争の因たることがある。本書は、これらに対処するために、報酬等の決定手続・決定基準・公開等の問題を実務的に解説した「並木・会社法シリーズ」の一環である。第1編 取締役の地位と職務(取締役の選任と退任;代表取締役と業務執行取締役;取締役と使用人)第2編 取締役の報酬(取締役の報酬の意義;取締役の報酬契約;取締役の報酬額の決定;取締役の報酬の配分;取締役の報酬の開示)第3編 取締役の賞与(賞与の意義;利益処分による賞与;経費処分による賞与)第4編 取締役の退職金(取締役の退職金の意義;退職金の支給方法;退職年金と退職引当金)第5編 監査役の職務と報酬(監査役の職務;監査役の報酬;監査役の賞与・退職金)第6編 報酬・退職金の税務(費用・損失の損金性;報酬の税務;賞与の税務;退職金の税務)増補 株式会社ブリヂストンの退職慰労金判決   Honya Club.com


JPY ¥2,420
ピルグリム・ファーザーズが建国したアメリカ合衆国では、当然、国の税金で「教会」がまかなわれていた。この伝統を背負い、合衆国最高裁判所は「信徒の自由」と「政教分離」の明確な定義を、つねに求められてきた。本書は、最高裁でくり広げられたこの「バトル」の歴史を視野におさめ、エポックとなった訴訟を具体的に、しかも平易・コンパクトに解説する。進化論、中絶の是非、学校での祈りに始まり、社会の多様な問題が宗教的背景をもち、それゆえに意見の対立は深刻で、最高裁での論戦と判決は、まさにアメリカの政治文化を体現している。この傾向は依然として顕著で、大統領選挙の争点でもある。第1章 植民地―アメリカのなかのヨーロッパ第2章 新しき国家―アメリカの実験第3章 一九世紀―静かな法廷第4章 二〇世紀とそれから―多忙な法廷第5章 公定条項―公立学校第6章 公定条項―私立学校第7章 自由行使条項―信教の自由第8章 エピローグ―最高裁とこれからの道合衆国最高裁判所は「信教の自由」と「政教分離」の明確な定義を、常に求められてきた。本書は、最高裁で繰り広げられたこの「バトル」の歴史を視野におさめ、エポックとなった訴訟を具体的、かつ平易に解説する。   Honya Club.com


JPY ¥2,530
憲法と国家にかかわるさまざまな重要問題「国旗・国歌」「天皇」「第九条」「靖国訴訟」「教育基本法改正」「人権擁護法」「憲法改正」などを考える。「難しいことを易しく話す」ことをモットーとした。第1部 常識で考える憲法―「正論」より(憲法で最優先すべきは「国柄」の明記;国旗・国歌問題への誤解を正す;新憲法に「元首」明記するのは当然;初めに結論ありきの皇室典範改正論議;皇室典範改正で消えない三つの「なぜ」;悠仁親王ご誕生で先ずは為すべきこと;立憲君主のお立場と私的ご見解は別;違憲性拭えぬ大阪高裁のねじれ判決;人権擁護法案の危険性;「愛国心」明記した教育基本法改正を;教育基本法の"密室協議"を糾弾する;速やかに国民投票法の制定を;問題多い国民投票法案の内容;「改憲モラトリアム」の終焉;憲法改正問題こそ参院選の焦点;女系天皇と追悼施設どうなる;「対案」にならない小沢提言)第2部 天皇、靖国訴訟、そして憲法改正(女系天皇と「皇室の危機」;天皇の「政治利用」を排す;首相の靖国参拝と大阪台湾人訴訟判決「傍論」への批判;人権擁護法の違憲法;憲法改正国民投票法(憲法改正手続法)と国民運動;自民党新憲法草案と改憲の焦点「第九条」;民主党改憲試案への疑問)特論 思想・良心の自由と国旗・国歌問題「難しい」「わからない」という人が多い憲法問題について、誰にでもわかるようにやさしく解説、解明。「国旗・国歌」「天皇」「教育基本法改正」「憲法改正」など、憲法と国家に関わる様々な重要問題を考える。   Honya Club.com


JPY ¥5,500
知的財産権と独占禁止法21条第1部 PCソフトウェアと競争政策(標準化、抱き合わせ、接続情報の提供拒絶、NAP条項―コンピュータ・ソフトウェア産業における競争政策の課題;ソフトウェア商品の抱き合わせに対する当然違法の法理の適用の妥当性―米国の第3次マイクロソフト事件控訴審判決を素材にして;欧州におけるコンピュータ・プログラム保護と競争政策)第2部 医薬品産業と競争政策(リサーチツール特許のライセンス問題―日本のバイオテクノロジー産業と競争政策;リード化合物と公正競争・企業結合規制―日本の医療薬品産業と競争政策)第3部 日本の知的財産権の近年の動向(音楽レコードの国内還流防止措置と公正取引委員会;ビジネスモデル特許と遺伝子関連特許と競争政策―出願審査・無効審判等の手続面からのアプローチも含めて)第4部 知的財産権と東アジア(東アジアの知的財産権について―その理念・現状・戦略;日本の知的財産権強化と競争政策:報告要旨―ライセンス拒絶に関連して;東アジアにおける知的財産権の保護―日本における知的財産権の保護の最近の動向を中心に)知的財産権保護政策の一方で、その弊害も指摘されている。ハイテク産業・医薬品産業など、独特の問題を抱え、独占禁止法の積極的な運用が求められる場面を具体的に分析・考察。21世紀競争政策のあり方を示す力作。   Honya Club.com

(PR) 結愛へ

JPY ¥1,540
「もうおねがいゆるしてください」悲痛な叫びを遺し、結愛ちゃんの人生はわずか5年で幕を閉じた。夫からの執拗なDVに心はすり減り、児相にも警察にもSOSは届かず、しつけという名の虐待は日常化した。娘を衰弱死させた罪に問われ8年の実刑判決を下された母親の痛みと悲しみの記録。ルポライター・杉山春氏の解説、精神科医・白川美也子氏の診断書も収録。第1章 結愛が生まれた日第2章 虐待第3章 上京第4章 深い闇から第5章 生きて償う第6章 裁き彼女は、あなただったかもしれない。 2018年3月、東京都目黒区で当時5歳の少女、結愛ちゃんが息絶えた。十分な食事を与えられておらず、父親から暴力を受けていたことによる衰弱死だった。警視庁は傷害容疑で父親を逮捕。6月に父親を保護責任者遺棄致死容疑で再逮捕する際、母親・船戸優里も逮捕する。本書は、2019年9月、第一審で懲役8年の判決を下された母親が、罪と向き合いながら綴った悲しみの記録である。〈2018年6月6日、私は娘を死なせたということで逮捕された。いや「死なせた」のではなく「殺した」と言われても当然の結果で、「逮捕された」のではなく「逮捕していただいた」と言った方が正確なのかもしれない〉〈結婚式直後のころと思う。結愛が床に横向きに寝転がっていた時、彼が思い切り、結愛のお腹を蹴り上げた。まるでサッカーボールのように。私の心をおおっているものにひびが入り、ガラガラと音を立てて崩れ落ちた〉〈私は、正座しながら説教を受け、それが終わると「怒ってくれてありがとう」と言うようになった。(略)私にとって説教とは叱られて終わりではなく、その後、彼に納得のいく反省文を提出し、許しをもらうまでの流れをいう〉 【編集担当からのおすすめ情報】 虐待事件の当事者が、手記という手段で、家庭崩   Honya Club.com


JPY ¥3,300
わが国の英語学・英米文学・英語教育界における1年間(2016年4月ー2017年3月)の活動と業績を詳細に記録。英語学・英米文学・英語教育関係の「教官構成一覧」や「研究団体一覧」のほか、「人名録」や「研究業績一覧」などを収録。「人名録」には一部Eメール・アドレスや個人URLも記載。英語学・英米文学・英語教育各界の回顧と展望英学日誌(2016.4‐2017.3)英語学・英米文学・英語教育関係者 個人研究業績一覧英語学・英米文学・英語教育関係 研究団体一覧全国大学、短期大学、高等専門学校 英語学・英米文学・英語教育関係 教官構成一覧英語学・英米文学・英語教育関係 人名録「個人研究業績」内容別分類項目索引"英語英文学界の現況を伝える英語関係者必携の年鑑わが国の英語学・英米文学・英語教育界の、2016年4月から2017年3月にいたる1年間の活動のあとを記録する。1960年から毎年刊行されている関係者必携の年鑑。また、英語学・英米文学・英語教育界の研究者約8,000名の住所録を収めた。住所録には、一部Eメール・アドレスや個人URLも収録。" 0 amount 23100 23100 N 9784327399481 Y Y Y Y JPY 19068599 「わかってもらいたい」という病 19068599 本・雑誌 https://www.honyaclub.com/shop/goods/goods.aspx?goods=19068599 & etcaff=AFI-LS https://www.honyaclub.com/img/goods/book/S/33/152/141.jpg 「わかってほしい」は人間にとって当然の欲求である。しかし、気持ちを伝えても「わかってもらえない」ことが少なくない。それはなぜなのだろうか。そして、やり場のない気持ちはどうすればよいのだろうか。その解消法を間違えば、座間死体遺棄事件のような凶悪犯罪に巻き込まれる危険性すらあると、著者は警鐘を鳴らす。人一倍傷つきやすい人たちの心に寄り添い、迷路の出口を指し示す心理アドバイス。第1章 SNSでわかっても 「わかってほしい」は人間にとって当然の欲求である。しかし、気持ちを伝えても「わかってもらえない」ことが少なくない。それはなぜなのだろうか。そして、やり場のない気持ちはどうすればよいのだろうか。その解消法を間違えば、座間死体遺棄事件のような凶悪犯罪に巻き込まれる危険性すらあると、著者は警鐘を鳴らす。人一倍傷つきやすい人たちの心に寄り添い、迷路の出口を指し示す心理アドバイス。第1章 SNSでわかってもらえない第2章 女どうしなのにわかってもらえない第3章 パートナーや恋人にわかってもらえない第4章 まるごとわかってもらいたい第5章 わかってもらいたい願望の落とし件第6章 わかってもらえるとはどういうことか第7章 自分で自分がわからない人たち 0 amount 935 935 N 9784331521410 Y Y Y Y JPY 19068600 行政上の主体と行政法 19068600 本・雑誌 https://www.honyaclub.com/shop/goods/goods.aspx?goods=19068600 & etcaff=AFI-LS https://www.honyaclub.com/img/goods/book/S/33/531/509.jpg 「行政上の主体の多様化」問題に行政法理論はどう対応すべきか。近年の行財政改革により急速に進んでいる公的活動の担い手が多様化している現状に対応すべく、イギリスでの議論をもとに、「公法規範」に焦点をあてた独自の理論を構築した画期的な書。序章 問題提起第1章 行政法学と行政上の主体(行政法学における対応の現状;主体・権限・事務帰属の判別問題;行政主体の問題)第1章補論 公法人(公共団体)論の検討第2章 「行政上の主体の多様化」問題に行政法理論はどう対応すべきか。近年の行財政改革により急速に進んでいる公的活動の担い手が多様化している現状に対応すべく、イギリスでの議論をもとに、「公法規範」に焦点をあてた独自の理論を構築した画期的な書。序章 問題提起第1章 行政法学と行政上の主体(行政法学における対応の現状;主体・権限・事務帰属の判別問題;行政主体の問題)第1章補論 公法人(公共団体)論の検討第2章 イギリス行政法における対応(検討の意義とイギリス司法審査制度の概要;データフィン判決とその問題点;判例の展開と分析;学説の検討;1998年人権法6条の問題)第3章 日本における公法規範(日本の問題の再検討;行政上の主体と実定法) 0 amount 5500 5500 N   Honya Club.com


JPY ¥3,630
1 研究報告(特許法学における制度論的研究の発展;特許権侵害をめぐる訴訟と審判の交錯―特許権侵害訴訟判決の再審を中心として)2 シンポジウム―通常実施権:当然対抗制度を中心に(通常実施権の対抗制度のあり方;当然対抗制度の導入と実務上の問題点 ほか)3 質疑応答4 論説(特許権存続期間延長を認めた、最高裁平21年(行ヒ)325号判決(平成23年4月28日言渡)とそれ以前の高裁判決と制度判定の趣旨;平成23年改正特許法の下における特許関係訴訟のあり方)5 その他日本工業所有権法学会年報2011年度版。本号には、研究報告「特許法学における制度論的研究の発展」などの他、シンポジウム「通常実施権:当然対抗制度を中心に」や、論説、学会記事などを収めた。   Honya Club.com


JPY ¥1,650
「私は無実です」IR汚職事件の全真相。これが東京地検特捜部による「冤罪の構図」だ。序章 検察の横暴第1章 賄賂疑惑第2章 講演と視察第3章 証人買収第4章 取り調べと勾留第5章 主張の相違点第6章 憤り特別寄稿 今回の事件は「事実無根」です―弁護人 弘中惇一郎著者であるあきもと司・前衆議院議員は、2019年12月25日、「IR汚職事件」で東京地検特捜部に収賄容疑で逮捕された。そして2021年9月7日、東京地裁において懲役4年の実刑判決が言い渡される。だが著者は「すべての容疑は事実無根である」と一貫して無罪を主張し続けてきた。本書は著者による冤罪の証明である。著者はなぜこの事件に巻き込まれ、いかにして有罪判決を下されるまでに至ったのか。著者は言う。「検察はまず有罪ありきで物語を作る。物的証拠はほとんどないにもかかわらず自分たちに都合のいいように物語を創作するのです」。一方、著者は自らの無実の証明のためにいくつもの証拠を列挙して見せた。贈収賄が行われたとされる時刻、移動距離、移動時間、スケジュール等、全てにおいて犯行が行われた形跡はなく、むしろ「犯行は不可能だった」という証拠が歴然と存在しているというのだ。当然、これらの証拠は裁判にも提出され争われた。しかし、それらの証拠を「一顧だにしない裁判長によって有罪判決が下された」(著者)。本書は「冤罪の構図」ともいうべき検察組織の膿を暴露し、同時に自らの潔白を詳細な証拠とともに明らかにした内容となっている。本書の主な内容序 章 検察の横暴事実無根の事件に巻き込まれる/私が政治家だったから事件に巻き込まれた/何がなんでも私を陥れたい検察第1章 賄賂疑惑300万円は誰が誰に渡したのか/スケジュール表に入っていない面会はありえない/「有罪ありき」で進められた   Honya Club.com


JPY ¥10,450
東山君虐殺告訴―付審判請求 抗告棄却弾劾1・28「死刑廃止にむけて 映画と講演の夕べ」講演水戸巌接見交通権を蹂躙する地裁刑事十四部の最近の対応 弁護士城戸浩正12・20不当逮捕を弾劾する 山谷争議団精神衛生実態調査阻止闘争 福岡の闘い報告七月、郡山さんをたずねて 聞き書き(3)1984年を迎え 獄中者からのアピール連赤裁判控訴審 二月十七日開始「総監公舎」二瓶君、当然の無罪確定伝習館高校三教師処分に対する控訴審判決〔ほか〕1968年ー2008年 貴重な歴史的資料ついに刊行!逮捕者と負傷者の救援組織のために発足した「救援連絡センター」が発刊し続ける月刊紙『救援』の縮刷版(合同救援ニュース3号分&救援センター11号分含む)を7分冊(全639号分)。各集に年度ごとの詳細な解説と年表、索引を付す。新左翼や労働運動、市民運動史のみならず死刑廃止運動、冤罪事件、精神障害者への保安処分、獄中処遇の改善、組織的犯罪対策3法や団体規制法など、警察権力と現代史を知る、当事者による一次資料満載。   Honya Club.com


JPY ¥1,870
平成犯罪史最大の謎「オウムサリン事件」!!いまだ解明されていない動機に迫る。裁判は教祖の精神崩壊を無視して判決を下した。弟子の暴走なのか。教祖の独断なのか。壮大な忖度なのか。森達也が元側近たちと麻原の深層心理を見つめる。1 オウム真理教との出会い(自分の内面を見つめたかった―深山さんの場合;進むべき道を探して―早坂さんの場合)2 出家者の生活(出家者の日常;煙草と酒 ほか)3 麻原彰晃の実像とは(つくられたイメージ;麻原彰晃という人物について ほか)4 オウム真理教事件(転換点となった強制捜査;サマナの殺害 ほか)5 いま、振り返るオウム真理教(脱会へ;假谷さん事件について ほか)「オウムは日本社会に誕生した絶対的悪である」が社会の空気。そのため麻原の死刑宣告も当然のこととして、日本社会に受け入れられている。本書の筆者もオウム真理教の犯罪は当然許されるべきものではなく、裁きを受けるのは当然と考える。しかし麻原は明らかに精神を冒されているし、裁判も刑事訴訟法に則った裁判を受けたとは思えない。地下鉄サリン事件の動機も明らかになっていない。これで、噂されている死刑の執行などがあれば、法治国家とは言えないだろう。そもそもあの事件は何故起きたのか、オウム真理教とはどんな宗教で、麻原とはどんな人間だったのか。そこに一歩でも近づきたくて、本書は編まれた。巻末にマンチェスター大学日本学シニア教授で、「メディアと新宗教の相互作用の研究」をしているエリカ・バッフェリ教授の解説を付けた。死刑執行が囁かれているいまこそ、もう一度事件を検証し直したい。   Honya Club.com


JPY ¥3,520
1964年、アメリカで成立した公民権法で初めて雇用における「性を理由とする」差別が禁止された。しかし法の制定はその後50年の闘いの出発点にすぎない。働く女性に対して懐疑的な時代と社会のなか、権利を求めて闘った女性たちの"10の物語"。第1章 女性と子どもは最後に―フィリップス事件1971年第2章 刑務所の壁を突き破れ―ドサード事件1977年第3章 (より)長生きして幸せに―マンハート事件1978年第4章 敵対的な環境―ビンソン事件1986年第5章 「床」であって「天井」ではない―カルフェド事件1987年第6章 女性パートナーへの道―プライス・ウォーターハウス事件1989年第7章 妊娠する可能性のある方は―ジョンソン・コントロールズ事件1991年第8章 サンドラ・デイ・オコナー判事に言ってやる―ハリス事件1993年第9章 通報者を撃つな―バーリントン・ノーザン事件2006年第10章 安全な配達、安全な出産―ヤング事件2015年"Gillian Thomas著、because of sex: One Law, Ten Cases, and Fifty Years That Changed American Women's Lives at Work (2016) の翻訳です。1964年アメリカ公民権法の第7編(通称タイトルセブン)で初めて定められた性別を理由とする(because of sex)雇用差別の禁止規定を頼りに、この50年間で多くの女性たちが差別的取り扱いの是正を求めて闘ってきました。その闘いを通して公民権法の条文の内容が連邦最高裁の判決によって具体化されていき、男女の賃金差別の禁止、セクハラの禁止など、今では当然と思われている様々な権利が勝ち取られてきたのです。その中の代表的な10の判決に光をあて、時代も背景も異なる10人の女性たちがそれぞれどのようにして会社に立ち向かい、裁判で勝利を獲得するに至ったの   Honya Club.com


JPY ¥2,750
行政法の存在理由、法律による行政の原理、行政組織法行政過程の全体像、行政処分の「違法」(実体的違法;手続的違法)行政処分をめぐる諸問題、行政立法行政指導、行政契約、行政計画行政争訟法総説、行政訴訟と民事訴訟、行政不服審査法取消訴訟の要件(処分性;原告適格、その他)取消訴訟の審理、判決の効力、仮の救済取消訴訟以外の抗告訴訟、当事者訴訟、客員訴訟国家補償法総説、国家賠償法(国賠法1条;規制権限不行使、国賠法2条、その他)損失補償、国家補償の谷間、救済の限界行政上の実効性確保行政と情報◎ 行政作用法,行政組織法,行政救済法という行政法の全体像を一冊の本でコンパクトに描き,国家公務員・地方公務員志望者のニーズに完璧に応えたテキスト。◎ ロースクールを修了した第一世代の研究者による教科書であり,学部・法科大学院の自習用教材としてのみならず,司法試験に向けた基礎知識の定着にも役立つ。◎ 行政法で問題となる紛争類型を4タイプで示すことで,ほとんどの事例に対応できることを明快に解き明かす。◎ です・ます調の親しみやすい説明,大学の講義では当然のものとして省略されがちな前提知識や関連法分野の丁寧な解説,学習者がつまずきがちなポイントへの注意喚起,社会で関心の高い時事問題への言及が豊富であり,「読み物」として楽しみながら繰り返し読むことで,行政法の理解が定着する。【目 次】 はしがき/凡例/行政法で問題となる紛争類型の4タイプ第1講 行政法の存在理由,法律による行政の原理,行政組織法第2講 行政過程の全体像,行政処分の「違法」?(実体的違法)第3講 行政処分の「違法」?(手続的違法)第4講 行政処分をめぐる諸問題,行政立法第5講 行政指導,行政契約,行政計画第6講 行政争訟法総説,行政訴訟と民事訴訟,   Honya Club.com


JPY ¥2,200
PL訴訟に勝利した感動の人間ドキュメント。1 突然の災難からの8年―事件発生から勝訴判決まで2 技術士からの検証―冷凍庫事件の反省と教訓3 冷凍庫火災事件―訴訟経過の特徴と争点(原告が主張した事実(請求原因);訴訟における争点;訴訟経過における特徴点;裁判所の判断内容の分析)4 勝訴判決をもたらしたもの(勝訴は決して当然ではなかった;勝訴は偶然でもなかった)5 PLの現状と今後の課題(改善すべき司法制度;消費者へのメッセージ)   Honya Club.com


JPY ¥7,700
米倉判例評釈24論稿を収める!主に最高裁判決を対象に、債権16、親族2、相続6論稿に分け評釈を加える。既刊の論文集同様に著者独特の明晰な語り口によって論点を説き尽す。既刊『民法判例研究(1)総則・物権・担保物権』の二巻構成。4 債権(債務者から委託を受けて物上保証をした者は、被担保債権の弁済期が到来しても、予め求償権を行使することはできない(民法第四六〇条二号の類推適用を否定)(ただし傍論);請負契約の合意解除にさいし請負人が注文主に対し前払金返還債務を負担することを約した場合に、請負人の保証人が一定要件の下に右債務についても責に任ずるものとされた事例 ほか)5 親族(認知請求権の放棄;親権者(母)がその親権に服する未成年の子の所有する土地を、第三者(会社。その代表者は「母」の亡夫の実弟、「子」の叔父で、母子を遺産分割の協議、その結果にもとづく登記手続の代行、その後の財産管理などにつき世話してきた)の債務の担保に提供する行為は当然には法定代理権の濫用にあたらない。ただし、親権者に法定代理権が与えられている法の趣旨に著しく反すると認められる特段の事情がある場合にはこの限りでない(特段の事情の存否につき審理を要するとして、原判決を破棄差戻))6 相続(非嫡出子の法定相続分規定は合憲か;非嫡出子の法定相続分差別は違憲か ほか)   Honya Club.com


JPY ¥1,540
1985年のプラザ合意後、アジアから円高日本への新たな人の流れが生れ、90年代以降のグローバリゼーションの中で国際的な人の移動が加速している。この新しい世界において、人は他国へ移動して生活するようになってきている。人権はもはや自国のみではなく、現に生活する国や地域においても保障されなければならない。ところが現状は…。歯止めなく少子高齢化に向かう日本社会において必要不可欠な存在となっている外国人だが、いまだ日本人との間には厳然として「公的な国籍差別」という大きな壁が立ちふさがっている。こうした現状をつぶさに検討し、差別の撤廃へと導く提言の書!第1章 公的な国籍差別の問題性(公的な国籍差別とは;旧植民地出身者の処遇問題;戦後日本における公的な国籍差別の背景;特別永住者に対する国籍差別は人種差別;変容する日本社会の外国人;区別の法的正当性を検討する視点)第2章 撤廃、見直しが必要な公的国籍差別(法令上明文で区別するもの;法令上の明文の根拠なく差別するもの)第3章 外国人の公務就任権等(「当然の法理」による制約は認められない;東京都管理職選考試験事件最高裁判決について;撤廃、見直しが必要な公務就任に関する制約;外国人の参政権等)第4章 帰化その他国籍法に関する問題(国籍法を合わせて考える必要性;現行国籍法の問題点;帰化行政;複数国籍;「この国のかたち」としての国籍法;「日本人国家」を超えて)資料編いま多国籍化する人権問題、地域社会・学校・公共施設必読の最新テーマを事例もとに丁寧に解説した最新の基本書です。人権に関わるコラム、巻末には関連事例・法令をまとめた資料集を付記。在留する外国人は1980年から2016年まで36年間で3倍に増えた。1980年時点では、韓国朝鮮人が85%を占めていたのに対し、2016   Honya Club.com


JPY ¥1,650
全国最年少市長・藤井浩人氏を襲った、身に覚えのない「浄水プラント収賄疑惑」。何ら証拠もないのに二審で逆転有罪判決が下る。市長とともに検察の闇に挑んだ弁護士の熱き記録。序章 "奇跡"はなぜ起きたのか第1章 私はなぜ「潔白」を確信したのか第2章 「非道な取調べ」と「裏付け証拠の無さ」第3章 身柄奪還のための「人質司法」との闘い第4章 市長の政治生命を守った"市民の圧倒的支持"第5章 「有罪視報道」にどう立ち向かったか第6章 「証言の信用性」はどのように判断されるのか第7章 「詐欺師」の正体第8章 当然だが、容易ではなかった「一審無罪判決」第9章 「一審無罪事件の控訴審」で行われたこと第10章 控訴審の迷走第11章 驚愕の「逆転有罪判決」第12章 上告審での"再逆転無罪"を確信する日本最年少市長(当時)を襲った身に覚えのない「浄水プラント収賄疑惑」。一審では無罪判決となるが、なぜ二審では逆転有罪判決が下されたのか? 藤井浩人美濃加茂市長とともに司法の闇と闘った弁護士の熱き記録   Honya Club.com


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第1部 特許法のはなし―特許発明の技術的範囲(特許制度の目的;特許制度の運用の現状;私権としての特許権;排他権としての特許権;公示の重要性とクレイム制度;技術思想としての発明;「技術的範囲」の意味;技術的範囲の確定―その前提としての法解釈方法論;技術的範囲確定論の諸相;技術的範囲確定の論理構造;均等論について;包括的クレイムの解釈(開示論);公知の技術と特許発明の技術的発明;補遺・利用発明について)第2部 特許発明の保護範囲(特許発明の技術的範囲(昭和63年発明協会講義資料);米国と日本の上告審裁判所における特許侵害事件判決の歴史的変遷(発明協会平成4年度公開特許セミナー講演レジュメ);公知技術と特許当然無効(企業法研究・昭和42年))第3部 保護範囲各論(利用による侵害について;数値限定発明の保護範囲;クレイム中の用法的記載の解釈;クレイム中の用途限定について;物の発明における機能(作用的)記載の解釈について;製法限定クレイムの解釈について;クレイム解釈と関連外国出願経過及び明細書の参酌の可否)第4部 資料(キルビー特許訴訟最高裁判決;キルビー特許訴訟上告審における被上告人の上申書)   Honya Club.com


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均等論・当然無効の抗弁(権利濫用論)などの新たに定着した判例法理、侵害事件の裁判所に見られる新たな傾向、さらには頻発する職務発明をめぐる判例などを完全フォロー!国際的な知的財産権侵害事件の重要判決に関する記述も一層充実。第1編 特許権の成立と有効性(特許登録が認められる要件;出願手続 ほか)第2編 特許の侵害をめぐる攻防(特許権の範囲(1)技術的範囲の解釈;特許権の範囲(2)間接侵害・侵害行為などの立証 ほか)第3編 特許権の経済的利用(特許権の原始的帰属;実施許諾 ほか)第4編 特許法の国際的側面(準拠法;国際裁判管轄 ほか)第2版刊行から約5年。新判例・法令改正などの動向を盛り込んだ待望の最新版。平成17年前半までの判例をフォロー。オリンパス光学工業事件、青色発光ダイオード事件など、多数の新判例を詳解。   Honya Club.com