JPY ¥2,350
長年の「宿痾」であったインフレを克服し、安定成長の基盤づくりの改革に邁進した韓国経済官僚の戦いの記録。第1編 予算改革の証言―「ゼロ」から出発しろ(感慨の序;貧困から逃れるための努力;混沌と彷徨の季節;国家財政の病根;「ゼロ」から出発;爆弾宣言「予算凍結」;予算官僚の夢と現実;所信と執念の改革主役;言論および学界の予算改革評価)第2編 黒字経済の青信号(原点から再出発;先進社会、先進国民)第3編 民主化と韓国経済(民主化と新地平線;黒字経済の危機;安定か福祉か;皆が住む地球船;現実となった黒字時代;外債からの脱出;黒字経済の青信号;黒字時代の新しい挑戦;民主化時代の経済的課題)   Honya Club.com


JPY ¥616
十代のはじめ『アンネの日記』によって言葉が自分を表現することに心ゆさぶられ、作家への道を志した小川洋子が、長年の感慨をこめてアンネの足跡をたどる旅に出た。命がけで物資を運びフランク家の隠れ家生活を気丈に支えたミープさんや無二の親友ジャクリーヌさんら老齢の今も美しく、真の魅力を放つ女性たちと語り、生家→隠れ家→アウシュヴィッツへとたずねていく―。アンネの心の内側にふれ、極限におかれた人間の、葛藤、尊厳、信頼、愛の形を浮き彫りにした感動のノンフィクション。出発アンネ・フランク・ハウスミープ・ヒースフランクフルトへポーランドアウシュヴィッツウィーン二人のユダヤ人十代のはじめ『アンネの日記』に心ゆさぶられ、作家への道を志した小川洋子が、アンネの心の内側にふれ、極限におかれた人間の葛藤、尊厳、信頼、愛の形を浮き彫りにした感動のノンフィクション。   Honya Club.com


JPY ¥1,760
2019年12月4日にアフガニスタンで銃撃され亡くなった医師・中村哲さんが、NHK「ラジオ深夜便」で語った魂の記録―。中村哲が本当に伝えたかったこと。第1章 ハンセン病根絶を目指して 一九九六年二月二十二日(中村哲49歳)第2章 もの言わぬ民の命を 二〇〇二年二月十六日(中村哲55歳)第3章 アリの這う如く 二〇〇四年六月五日(中村哲57歳)セロ弾きのゴーシュ 宮沢賢治第4章 命の水 二〇〇五年八月二十日(中村哲58歳)第5章 難民と真珠の水 二〇〇六年九月十六日(中村哲60歳)第6章 開通した命の用水路 二〇〇九年十二月五日(中村哲63歳)終章 来たる年も力を尽くす 二〇一九年十二月四日発行「ペシャワール会報」一四二号より(中村哲73歳)25キロの用水路を拓き、65万人の命をつないだ医師は、何を語ったのか2019年12月4日、アフガニスタンで銃撃され亡くなられた医師・中村哲さん。本書は、中村さんが出演したNHK「ラジオ深夜便」の6番組より、インタビューに答えるその肉声を忠実に再現するものです。ハンセン病根絶計画から、空爆下の診療所開設と水源確保事業、そして用水路開通まで。「長年の活動の原動力は何でしょうか?」という問いに対して、中村さんは自らを、宮沢賢治の童話の主人公「セロ弾きのゴーシュ」にたとえました。本書には、本人が執筆したらおそらく触れなかったと思われる感慨や本音が随所に表れています。自身について多くを語らなかった医師・中村哲の心の内を知ることのできる貴重な証言の記録です。第一章 ハンセン病根絶を目指して (1996年2月22日 中村哲49歳)第二章 もの言わぬ民の命を (2002年2月16日 中村哲55歳)第三章 アリの這う如く (2004年6月5日 中村哲57歳)第四章 命の水 (2005年8月20日 中村   Honya Club.com


JPY ¥770
街から山に行き、山から街に帰る―。入山時の心配、不安、期待、憧れは、下山後には高揚した疲労感と安堵感を伴って酒の味を美味しくさせる。山への飽くなき憧憬と、町田の酒場で抱く日々の感慨。その間を振り子のように行き来する哀愁画伯は、今日も山で過ごした忘れがたい記憶をたどり、抒情を綴る。約70点のイラストと長年の登山経験に基づく実になるコラムを収録。熾火のような熱い気持ちが胸に沸く、珠玉のエッセイ集。街から山へ(峠のカレー;真鶴半島へ;丹沢山塊;南アルプス南部の山;真夏の急登 ほか)ゆれる丘(波うつ大地;イルカ丘陵の出発;夢のホテル暮らし;あこがれの別荘;家を造るなら ほか)街から山に行き、山から街に帰る――。登山前の心配、不安、期待、憧れは、下山後には高揚した疲労感と安堵感を伴って酒の味を美味しくさせる。山への飽くなき憧憬と、町田の酒場で抱く日々の感慨。その間を振り子のように行き来する哀愁画伯は、今日も山で過ごした忘れがたい記憶をたどり、抒情を綴る。約70点のイラストと長年の登山経験に基づく実になるコラムを収録。熾火のような熱い気持ちが胸に沸く、珠玉のエッセイ集。   Honya Club.com