ヴァカンスをたっぷりとるのにGDP世界5位のフランスは、ワークライフバランスが最もよい国なのに「ワークライフバランス」の言葉がありません。そして、みんな個人主義だけれど大きな政府を支持します。おまけに主婦が"消えて"しまったのに子どもが増えました。そのせいで出生率は2・02に増大!そんなフレンチ・パラドックスを知り尽くしたフランス人ジャーナリストが、恋愛・結婚・出産・子育てに悩めるニッポンの女性と男性へ"人生を楽にする家族術"を公開します。巻末に、渡辺淳一氏と「愛の形」を徹底的に議論した対談を掲載しました。第1章 70年代に激変したフランス女性のステイタス(1970年代までちっとも男女平等じゃなかったフランス;何もかも変わった1968年の五月革命 ほか)第2章 137対45ーフランス人のアムールとSEX事情(現役大統領の不倫も騒がない恋愛大国;フランス男は騎士(ナイト)ゆずりのジェントルマン ほか)第3章 出生率1・66→2・02の奇跡―フランスは今(「ワークライフバランス」という言葉はないけどバランス上手;母乳で育てない国の女性観―母より妻、妻より女 ほか)第4章 ドラから愛する日本への提言(主婦たちの「働かない」理由;高学歴な女性に高まる主婦願望 ほか)フランス式「人生を楽にする家族術」 深刻化する少子化問題。様々な対策が叫ばれるものの、全く効果がないのが現状です。一方、同じ悩みを抱えていたフランスは、1994年に1.66まで下がった出生率が2008年には2.02までアップし、ヨーロッパNO1になりました。フランスは現在、先進国では類をみないベビーブームが続いています。そのためにGDPも世界5位にまで復活しました。 「働く女性ほど子どもを産む」「主婦が"消えて"子どもが増えた」「嫡子と婚外子の権
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