「怪異が潜むのは、『日常』と『日常』の隙間にある『非日常』だよ」―怪異収集家の准教授・高槻と、嘘を聞き分ける耳を持つ大学生・尚哉の下に、小学校で噂のコックリさんの調査依頼が。「あなたは誰?」という質問の答えは、かつてそのクラスにいた児童の名で―。ほか、尚哉の耳に異変が起こる中、有名女優から幽霊相談が持ち込まれて…!?高槻の謎めいた過去も語られ、ますます目が離せない、大人気民俗学ミステリ第2弾!怪異収集家の准教授・高槻彰良と、その助手で嘘を聞き分ける大学生・深町尚哉のもとに、「学校の怪談」の調査依頼が舞い込んできた!どうやら、町の小学校で「コックリさんの呪い」なる噂があるらしい。児童たちは、コックリさんが教室のロッカーに棲み付いたと信じており、PTAを巻き込んだ騒ぎになっているようだ。噂の真相を2人は見抜けるか……?――「学校には何かがいる」大学は文化祭の季節。周囲が浮き立つなか、尚哉は自分の特異な能力のせいで、誰とも打ち解けられずに孤独を感じる。ある日、ひどく熱を出し寝込んだ尚哉。回復し、文化祭に参加したところ、自分の耳に異変が起こっていることに気づき動揺する……。そんなさなか、有名女優から、スタジオに現れた幽霊の調査依頼が舞い込んで!? 尚哉に起こった異変とは?――「スタジオの幽霊」高槻と尚哉のもとに、あるサラリーマンの男性が相談にやってきた。聞けば、高齢の両親が、近所に住む少女を「まな様」と呼び崇めているのだという。お守りとして両親が飾っている「まな様」の描いた絵は、どこか奇妙だった……。高槻と尚哉、そして友人の警官・佐々倉は、調査のため奥多摩に出向く。そこで彼らが見た真実とは。――「奇跡の子供」尚哉の耳に異変!? 高槻の過去が語られる!? 目が離せない驚きの第2巻!!読まない手は
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