不世出のスーパースター・アントニオ猪木がリングを降りて10年。人気の凋落、有力選手の相次ぐ離脱、「リアル」の時代を標榜する総合格闘技の台頭…。プロレスは、時代の流れに取り残されてしまったかのように見える。闘いを通じ男の生きざまを魅せる格闘ロマン「プロレス」は、なぜ終わってしまったのか―。かつてあの熱狂の渦の中にいた人間たちの証言を得て、世紀の"大沈没劇"とその行方を検証する。1 世紀の"大沈没劇"を検証する(「ミスター高橋本」は本当にA級戦犯なのか 専門誌「実売データ」10年史に見る「プロレス衰退」の真犯人検証;本誌独自調査 プロレスファン200人大アンケート プロレス「衰退」の原因はすべて「リングの中」にあった;超過激!「覆面座談会」 ユークス体制下の新日本プロレス「俺たちに明日はない」;「昭和プロレス」ファンのトラウマ 猪木自身が番組の発案者だった!「ギブUPまで待てない」制作幹部の告白―「プロレスバラエティ化」作戦はこうして失敗した ほか)2 プロレス界に流離う人々の"品格"(「プロレス記者人生」を総括できなかった ターザン山本62歳の「性衝動」と「才能の限界」;ある文学青年の「性」と「生」 30年来の友人・井上譲二が見たターザン山本の「ヰタ・セクスアリス」;「プ板のカリスマ」がリアルに降臨 「井上譲二本」のアジアン買春記述に激怒のジミー鈴木が編集部に乗り込み反論120分!;元Uインター・山本喧一の回想 「リアルファイト」と「ショー」の間 いまなお記憶に残る長州力の「あのひと言」 ほか)
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