ゲヴェルツトラミネール・シュネッケンベルグ “アンフュージョン”(サンスフル)[2019]ドメーヌ・ガングランジェ AC Alsace Gewurtztraminer Schneckenberg Domaine Ginglinjer
長期熟成を経たグランクリュの中のグランクリュ!! ガングランジェ曰く、シュネッケンベルグはグランクリュ・シュタイネールの中にある畑名だそうで、 アラゴナイトを最も多く含んだ最良の区画。通常はシュタイネールにアッサンブラージュするのですが、 質・量ともに恵まれた当たり年だけシュタイネールと分け、今回のように特別キュヴェとして仕込むのですが それを長期熟成させた特別過ぎる一本!! 19年は、ゲヴェルツにとっては苦難の年で、春に尺取虫の害に始まり、鹿に芽を食べられ、 さらには開花時に記録的な猛暑に当たり花流れの三重苦で収量は50%まで落ちたんだそう。 減収があったものの残りのブドウは完璧だった事から、急きょ収穫を待ちブドウのポテンシャルを最大化。 さらに上がった糖を完全発酵させるべく、除梗したブドウを袋に入れ1年漬け込むアンフュージョンを実施。 おかげで濃厚なエキスを余すところなくワインへと反映! その結果でしょうか?発酵が終わった段階では口の中がミネラルでギシギシになるくらい硬い味わい。。 更に32ヶ月と長期の酸化熟成を決断!“超”力作です! 透明感のあるオレンジがかった黄金色。オレンジのコンポート、ドライフィグ、アールグレイ、ベッコウ飴の香り。 ゲヴェルツのアンフュージョン(軽い醸し)という事でアロマティックですが、そこ一辺倒ではなく、 むしろ複雑な旨味の塊の様な姿!! 勿論、果実味も華やかでフレッシュな側面もありつつフィーヌの様なググっと詰まった風味もあり、 これだけの複雑さでもワインはまだ完成されていません! 伸びしろをビシバシ感じる器のドデカイ一本です\(^o^)/ 収穫日は10月3日。収量は20hL/ha。SO2無添加。ノンフィルター。 DATA 樹齢:34年平均 熟成:12hlのフードル(大樽)で34ヶ月(補酒なし)ワインの飲み頃:2024年〜2064年 品種 ビオ/白(醸し):ゲヴェルツトラミネール100% インポーター:ヴァンクゥール 容量 750ml 産地 フランス アルザス
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