前作『Neighbourhood』が世界各国で数え切れないほどの賞を受賞し、ベストセラーとなったフレンチ/アフリカン・ドラマー、マヌ・カチェのECM第2作目が登場。近作はNYのAvatar Studioで録音。Marcin WasilewskiとSlawomir Kurkiewicszなどのリズム隊は前作に引き続き参加、そしてサックス、トランペットは新しく若返った2人によって力強くエキサイティングな演奏を披露。全曲マヌ自身によるこのクインテットのために書かれたレパートリー。Peter Gabriel,Sting,Joni Mitchellとの共演などPOPS/ROCKでの分野での活動で有名になったマヌだが、やはり一番好きなのはジャズで15歳の頃からヤン・ガルバレクをはじめとするECMファンという彼がいまや今後ECMを背負って立つアーティストだということが今作を聴けば頷けるだろう。
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