大反響のWEB連載、待望の書籍化!小説家と愛猫との最後の一年をつづった、心ふるえるエッセイ。??もみじ、もみじ、愛してる。早く着替えて、また戻っておいで。(本文より)房総・鴨川での田舎暮らしを飛び出して約15年。度重なる人生の転機と転居、波乱万丈な暮らしを経て、軽井沢に終(つい)の住まいを見つけた著者。当初2匹だった猫も、気づけば5匹に。中でも特別な存在は、人生の荒波をともに渡ってきた盟友〈もみじ〉。連載のさなか、その〈もみじ〉が、ある病に侵されていることが発覚して??。著者と猫たちが出演したNHK「ネコメンタリー 猫も、杓子も。」も大きな話題に。その撮影秘話も明かされる。Twitter上で共感・感動の嵐が巻き起こった大人気エッセイ。愛くるしい猫たちのカラー写真も満載!●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●書くことは「痛み」を自覚する行為であると同時に、「悼み」を表明する唯一のよすがでもある。そのような場所で、村山由佳さんは書いている。猫たちとの生活エッセイとして始まった「ねこいき」は、連載を重ねるうちに、存在と存在がぶつかり合い、生と死を架橋するLive=Lifeドキュメントへと大きく変容を遂げた。交感する魂の記録である。??文芸評論家・榎本正樹氏●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
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