ニュースの数字をどう読むか 統計にだまされないための22章 (ちくま新書 1632) [ トム・チヴァース ]
統計にだまされないための22章 ちくま新書 1632 トム・チヴァース デイヴィッド・チヴァース 筑摩書房ニュースノスウジヲドウヨムカ トム チヴァース デイヴィッド チヴァース 発行年月:2022年02月09日 予約締切日:2021年12月22日 ページ数:288p サイズ:新書 ISBN:9784480074546 チヴァース,トム(Chivers,Tom) サイエンスライター・作家。「テレグラフ」「バズフィード」を経て2018年よりフリー。同年と20年に王立統計学会‘statistical excellence in journalism’賞を受賞。また21年には英国サイエンスライター協会から、サイエンスライターオブザイヤーに選ばれる チヴァース,デイヴィッド(Chivers,David) マンチェスター大学でPhDを取得し、オックスフォード大学で教鞭をとる。現在ダラム大学経済学部助教授。専門はマクロ経済 北澤京子(キタザワキョウコ) 医療ジャーナリスト・京都薬科大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 数字はどうやって人を欺くのかー各部分では下がった再生産数が全体では上がってしまうわけ/体験談というエビデンスー「熱いコンロに触ったら火傷をする」と「コーヒーでがんが治る」の違い/サンプルサイズー良い推定値を得るためには何人必要か/サンプルの偏りーバスケットボール大会の会場脇でイギリス人の身体を測定すると/統計学的に有意ーその結果がまぐれでないとしても、実際に意味があるとは限らない/効果量(エフェクトサイズ)ー寝る前にケータイを見ると睡眠時間が減る、でもどのくらい?/交絡因子ーアイスクリームがよく売れる日に溺死が増えるのはわけがある/因果関係ー何かが何かの原因であると言うのは、じつはけっこう難しい/それは大きな数ですか?ー分母が分からなければ、大きいか小さいかは分からない/ベイズの定理ー「95パーセント正しい検査で陽性」は「陽性の確率が95パーセント」ではない〔ほか〕 ニュースにはたくさんの数字が出てくる。新型コロナウイルス感染症のパンデミックが世界を席巻してからは、なおさらだ。感染者数、陽性者数、再生産数、陽性率…。しかしその数字は、ニュースに出てくる時点で選択されており、記事のストーリーに沿うかたちで提示されている。因果関係は本当にあるのか。その数字は本当に「大きい」のか。増えた、減ったの判断の基準は本当に正しいのか。じつは数字によるミスリードにはパターンがあり、それを知っていれば大きな間違いは避けられる。具体的な例を使い、ユーモラスな語り口でその方法を伝授する。 本 科学・技術 数学 新書 その他
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