『コーラン』を読む (岩波現代文庫 学術283) [ 井筒 俊彦 ]
岩波現代文庫 学術283 井筒 俊彦 岩波書店コーランヲヨム イヅツ トシヒコ 発行年月:2013年02月15日 予約締切日:2013年02月14日 ページ数:450p サイズ:文庫 ISBN:9784006002831 井筒俊彦(イズツトシヒコ) 1914ー1993年。イスラーム学者、東洋思想研究者。言語哲学者。慶應義塾大学名誉教授。日本で最初の『コーラン』の原典訳を刊行し、ギリシャ哲学、ギリシャ神秘主義と言語哲学の研究に取り組んだ。後期には仏教思想・老荘思想・朱子学などを視野に収め、東西の哲学・宗教を横断した独自の「井筒哲学」を構築した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 『コーラン』を「読む」方法/神の顕現/神の讃美/神の創造と審き/『コーラン』のレトリック的構成/終末の形象と表現/実存的宗教から歴史的宗教へ/「存在の夜」の感触/啓示と預言 イスラームの聖典『コーラン』は、その成立の複雑な歴史的・社会的経緯、独特の世界観、言語上の問題などを理解した上でないと、十分な理解は到底難しい。イスラーム哲学研究の第一人者が、『コーラン』をテキストにそって、多角的な観点を用いながら解読する。イスラームの根本概念である「終末論」「預言・預言者」「啓示」等を通して、『コーラン』の深い精神性が明確にされる。本書は、優れたコーラン入門としてはもとより、井筒哲学の基礎的構造を論じた最良の「井筒俊彦入門」の書でもある。 本 人文・思想・社会 宗教・倫理 宗教学 人文・思想・社会 宗教・倫理 イスラム教 文庫 人文・思想・社会
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