JPY ¥1,100
潜艦U-511号の運命 秘録・日独伊協同作戦 (中公文庫 の20-1) [ 野村直邦 ]
秘録・日独伊協同作戦 中公文庫 の20ー1 野村直邦 中央公論新社センカンユーゴヒャクジュウイチゴウノウンメイ ノムラナオクニ 発行年月:2023年02月21日 予約締切日:2023年01月05日 ページ数:320p サイズ:文庫 ISBN:9784122073265 野村直邦(ノムラナオクニ) 1885年(明治18)、鹿児島県生まれ。1904年(明治37)海兵第三五期入学、19年(大正8)海大卒。第一潜水隊参謀を経て22年にドイツ駐在。帰国後、第一六潜水隊司令、艦政本部員。29年(昭和4)ドイツ大使館付武官、次いで重巡「羽黒」空母「加賀」艦長、海軍潜水学校長、第二潜水戦隊司令官、連合艦隊参謀長、軍令部第三部長などを経て40年(昭和15)日独伊三国同盟軍事委員となり、43年までドイツ駐在。軍事参議官、横須賀鎮守府長官ののち44年(昭和19)大将。東条英機内閣末期の数日間海相を務めたあと、海上護衛司令官、海運総監となった。戦後、愛郷連盟会長など。73年(昭和48)12月没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1 的はずれになって行く三国条約の効果(シベリヤ経由で戦乱の欧州へ/渡欧後のドイツを見る/ドイツ、イタリアの前線、銃後をみる/ドイツの英本土上陸戦準備の実情/松岡外相の訪独とバルカン戦/ツンボ桟敷から日米交渉を見守る/アメリカを強腰にさせたドイツのモスクワ敗戦)/2 日独伊協力戦の実相(軍事協定の締結/独、伊の軍首脳部と新作戦を語る/日本のインド洋進出に矢の催促/独(伊)の態度冷たくなる/仲直りにドイツ潜水艦の寄贈/ドイツはなぜ対ソ攻勢につまづいたか/日独の経済協力)/3 日本側在独者のベルリン会談(待ちかねた日本からの連絡使/チュニス地中海戦線の戦況/ドイツの潜水艦作戦/連合側の戦争指導とその戦力/ドイツの戦争指導とその戦力および国内事情/ドイツと欧州各国との関係)/4 潜艦Uー511号とともに(ヒットラーついにスターリンを信用せず/寄贈の潜水艦東京へ回航/東京に帰って/日本の決戦態勢の実情/潜艦U・511号の運命/むすび) 枢軸側三国を結ぶベルリンを中心とした世界史の一章は、いまだに秘められたまま今日にいたっているー一九四〇年から三国同盟の軍事委員を務めた著者が、機密資料をもとに綴る戦争秘史。日独の調整に腐心し、Uボートの日本回航を担った臨場感溢れる回想記に、私家版の『自叙 八十八年の回顧』と「東條内閣崩壊の真相」を増補。 本 人文・思想・社会 歴史 日本史 人文・思想・社会 歴史 世界史 文庫 人文・思想・社会   楽天ブックス   楽天 楽天ブックス