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おばけずき(764) 鏡花怪異小品集 [ 泉鏡花 ]
鏡花怪異小品集 泉鏡花 東 雅夫 平凡社オバケズキ イズミキョウカ ヒガシ マサオ 発行年月:2012年06月03日 予約締切日:2012年06月02日 ページ数:366p サイズ:全集・双書 ISBN:9784582767643 泉鏡花(イズミキョウカ) 1873年、石川県金沢市生まれ。本名鏡太郎。真愛学校(のち北陸英和学校と改称)に学んだ後、小説家を志して1890年に上京、1年余の放浪を経て尾崎紅葉に師事する。1895年、『夜行巡査』が出世作となり、『高野聖』などで熱狂的な読者を持つ人気作家に 東雅夫(ヒガシマサオ) 1958年、神奈川県横須賀市生まれ。早稲田大学文学部卒業。「幻想文学」編集長を経て、怪奇幻想文学の評論家、アンソロジストに。現在「幽」編集長。著書に『遠野物語と怪談の時代』(角川選書、第64回日本推理作家協会賞評論その他部門受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1 序篇(おばけずきのいわれ少々と処女作)/2 小説篇(夜釣/通い路/鎧/五本松/怪談女の輪/傘)/3 随筆篇(露宿/十六夜/間引菜/くさびら/春着/雛がたり/城崎を憶う/木菟俗見)/4 百物語篇(黒壁/妖怪年代記/百物語/百物語(「雑句帖」より)/赤インキ物語/春狐談/『新選怪談集』序/『怪談会』序/一寸怪/妖怪画展覧会告条/除虫菊ー「身延の鶯」より)/5 談話篇(柳のおりゅうに就て/たそがれの味/怪異と表現法/事実と着想/旧文学と怪談/古典趣味の行事ー「七夕祭と盆の印象」) 「泉のやつ、またはじまった」と仲間にいわれるほど無類のおばけずき。長短篇小説や戯曲で名高い鏡花だが、一方で怪異にまつわる小品群もまた格別に味わい深い。小説をはじめ、随筆・紀行、創作とも実話ともつかない逸品まで、喜々として異界に遊ぶ鏡花文学の知られざる真髄を編む。 本 小説・エッセイ 日本の小説 著者名・あ行 小説・エッセイ 日本の小説 著者名・は行 人文・思想・社会 文学 文学全集   楽天ブックス   楽天 楽天ブックス