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晩年 (角川文庫) [ 太宰 治 ]
角川文庫 太宰 治 KADOKAWABKSCPN_【ニコカド2016_3倍】 バンネン ダザイ オサム 発行年月:2009年05月23日 予約締切日:2009年05月22日 ページ数:386p サイズ:文庫 ISBN:9784041099162 太宰治(ダザイオサム) 1909年(明治42年)、青森県金木村(現五所川原市)生まれ。本名、津島修治。東大仏文科在学中に非合法運動に従事するもやがて転向、本格的な執筆活動へ。35年(昭和10年)、「逆行」が第1回芥川賞の次席となり、翌年、第一創作集『晩年』を刊行。この頃からパビナール中毒に悩む。39年、井伏鱒二の紹介で、石原美知子と結婚。平穏な生活を得て、「富嶽百景」「女生徒」「走れメロス」などの多くの佳作を執筆。戦後、『斜陽』でベストセラー作家となるが、「人間失格」を発表した48年、「グッド・バイ」連載中の6月13日夜半に山崎富栄と玉川上水で入水し、没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 葉/思い出/魚服記/列車/地球図/猿ヶ島/雀こ/道化の華/猿面冠者/逆行/彼は昔の彼ならず/ロマネスク/玩具/陰火/めくら草紙 「撰ばれてあることの恍惚と不安と二つわれにあり」。ヴェルレエヌの詩で始まる「葉」、名家の六男に生まれ、乳母の手で甘やかに育てられた幼少期、伸びやかな少年期を、子供特有の自意識や狡さを交え描いた自伝的作品「思い出」、自らだけ助かった心中事件に材を得、その後過ごした療養所を舞台に描いた「道化の華」など、24〜27歳にかけて発表した15篇を収録。遺著のつもりで『晩年』と名付けた、第一創作集。 本 小説・エッセイ 日本の小説 著者名・た行 文庫 小説・エッセイ   楽天ブックス   楽天 楽天ブックス