Tony Bennett / Dave Brubeck Columbia
20世紀の音楽シーンを語るのに欠かせない2大ビッグ・ネーム＝トニー・ベネット（1926-）と、デイヴ・ブルーベック（1920-2012）がたった一度だけ 共演した1962年ワシントン・モニュメントでのライヴ。アーカイヴから発見された貴重な音源が50年余の月日を経て、初めて発売となる！1962年といえば、トニー・ベネット表曲の1つである 名曲「霧のサンフランシスコ」が発売された大変重要な年であり、一方のデイヴ・ブルーベックも『デイヴ・ディグズ・ディズニー』（57)、『タイム・アウト』（59),『ボサノヴァU.S.A』(62)といったベスト・セラー・アルバムを続々世に送り続けていた時期にあたる。共演当時の2人は36歳と42歳。このライヴから約半世紀を経た2009年、ニューポート JAZZ フェスティヴァルで2人は奇跡の再共演を果たすことになるが、その時2人は83歳と89歳になっていた。そして、昨年2012年12月5日デイヴ・ブルーベックは92歳の誕生日を翌日にひかえ、この世を去った。プロデューサーにはアメリカ音楽史に残るテオ・マセロ（1925-2008）の名前がクレジットされている。ジャズで初のミリオンヒットとなった「テイク・ファイヴ」をはじめ、マイルス・デイビスや、S＆Gの「卒業」を手掛けたことでも有名。
デイヴ・ブルーベック・カルテット（1-6）デイヴ・ブルーベック（ピアノ）、ポール・デスモンド（アルト・サックス）ユージン・ライト（ベース）、ジョー・モレロ（ドラムス）トニー・ベネット（7-13）ラルフ・シャロン（ピアノ）、ハル・ゲイロード（ベース）、ビリー・エクスナー（ドラムス）トニー・ベネット with デイヴ・ブルーベック・トリオ（14-17）デイヴ・ブルーベック（ピアノ）、ユージン・ライト（ベース）、ジョー・モレロ（ドラムス）
Produced by Teo Macero
Disc1
1 : Introduction - William B. Williams
2 : Take Five
3 : Band introduction
4 : Nomad
5 : Thank You (Dziekuje)
6 : Castilian Blues
7 : Introduction- William B. Williams
8 : Just In Time (from Bells Are Ringing)
9 : Small World (from Gypsy)
10 : Make Someone Happy (from Do Re Mi)
11 : Rags To Riches
12 : One For My Baby (And One More For The Road)
13 : (I Left My Heart In) San Francisco
14 : Lullaby Of Broadway
15 : Chicago (That Toddlin' Town)
16 : That Old Black Magic
17 : There Will Never Be Another You (from the 20th Century-Fox film)
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