世界初録音の作品も収録!
ハンス・ガルのリコーダーのための作品全集
アルト・リコーダーの名手サブリナ・フレイがハンス・ガルのリコーダーのための作品全集を録音しました。ガルは1890年、現在のウィーン西隣に位置するブルン・アム・ゲビルゲに生まれ、1987年エディンバラで没した長寿の作曲家。後半生はナチスを逃れるためイギリスに渡り激動の時代を生き抜きました。作風は後期ロマン主義を貫き、美しい旋律を魅力とした作品を数多く残しております。
特にアルト・リコーダーという楽器には強い思い入れがあり、1977年にクラリネット五重奏曲と弦楽五重奏曲を作曲後、作曲活動への終止符を打ったものの、最晩年には再び作曲への情熱が湧き上がり、1983年にリコーダー・ソナチネ、4つのバガテルを作曲しました。これらは世界初録音となり、ガル晩年の作品がついに日の目を見ることとなります。(輸入元情報)
【収録情報】
ガル:
1. リコーダーとピアノのための協奏曲 Op.82(1961)
2. リコーダーのためのソナチネ Op.110B(1983)
3. ピアノのための3つの小品 Op.64(1933)
4. リコーダーのための4つのバガテル Op.110A(1983)
5. リコーダーとピアノのための3つの間奏曲 Op.103(1974)
6. リコーダーのための『楽興の時』(1958)
サブリナ・フレイ(リコーダー/Two alto recorders in f', after Jacob Denner, made of boxwood by Ernst Meyer)
ベルンハルト・パルツ(ピアノ/Steinway D A=443 Hz)
録音時期:2018年12月
録音場所:スタジオ・ピアノフォルテ・チューリッヒ
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
世界初録音(2,4,6)
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