ビル・エヴァンスが1965-69年にデンマーク各地を訪れた際の貴重な発掘ライヴ音源CDが登場!ニールス・ペデルセン、エディ・ゴメス等が参加したトリオ演奏、ピアノ・ソロ、デンマーク・オーケストラとの共演等が楽しめる。“ワルツ・フォー・デビイ”の3バージョンの演奏は感動的!
★ビル・エヴァンスが1965-69年にデンマークを訪れた際、ソロ、トリオ、オーケストラでの演奏を収録した発掘音源が登場!数曲を除き、殆どの収録曲がいままで一度も世に出たことがない初出音源。ノルウェーのジャズ・ミュージシャン、オーレ・マティーセンのプライベート・コレクションから厳選された、まさに世紀の大発見。エレメンタル・レコードのジョルディ・ソレイ、カルロス・オーガスティン、そして名盤発掘請負人のゼヴ・フェルドマンの共同プロデュース作品。ゼヴ・フェルドマンが手がけたビル・エヴァンス・エステートとの正式な発掘発売作品はこの作品で10作目となります。
★本作は1965年、66年、69年に演奏旅行のためデンマークを訪れた際の各地でのライヴ演奏が収められています。CD-1(M1-M3)の1965年10月の演奏はコペンハーゲン、チボリのコンサートホールで行われた「コペンハーゲン・ジャズ・フェスティバル」に出演した際に地元ミュージシャンのニールス・ヘニング・エルステッド・ペデルセン(b)とアメリカからのツアーメンバー、アラン・ドーソン(ds)によるトリオ演奏。そして同年11月にデンマーク、ホルベック市でのライヴ(M4-M8)はドラマーが、アレックス・リール(ds)に交代。収録曲はビル・エヴァンスが好んで演奏したお馴染みのナンバーばかり。4年前にヴィレッジ・ヴァンガードで演奏した “Waltz For Debby”の再演もファンにはうれしい限りです。
★M9からはビル・エヴァンス(p)、エディ・ゴメス(b)、マーティ・モレル(ds)のトリオがデンマーク王立管弦楽団とトランペッター&アレンジャーのパッレ・ミッケルボルグが指揮するデンマーク・ラジオ・ビッグ・バンドと競演した貴重な音源。映画音楽のような重厚なオーケストラのイントロから始まり途中から エヴァンスのピアノが絡む“Waltz For Debby”は最大の聴きどころ。 この“Waltz For Debby”はRepriseという形で今度はトリオの演奏を前面にバックにオーケストラが絡むという別アレンジ、別構成で収録されている。こちらのスィンギーなバージョンも見事であります。
★CD-2(M1-M6)には1965年11月にコペンハーゲンに訪れた際のピアノソロが6曲収められています。ジム・ホールとのデュオで有名な“My Funny Valentine”のソロ演奏を聴くことができる。この曲のエヴァンスによるピアノソロ演奏は初めて。
★M7からはエディ・ゴメス(b)、アレックス・リール(ds)のトリオ演奏で1966年にコペンハーゲンに訪れた際の録音、M13からは1969年にエディ・ゴメス(b)、マーティ・モレル(ds)のトリオがオーフスという都市で演奏した音源。これらのトリオ演奏も“枯葉”、“星影のステラ”等の有名曲を聴くことができる。特に別編成のトリオで収録されている、“Nardis”はドラマーの違いによる聴き比べも面白い。
★豊富なカラー写真入りのブックレットには、エヴァンスのデンマーク・ツアーに同行したヤン・パーソンによる未公開写真を収録。また著名な作家でもあるジャーナリスト、エヴァンスの研究者マーク・マイヤーズによる洞察に満ちたライナー ノーツが収められています。 デンマークのドラマー、アレックス・リール、デンマークの音楽ジャーナリスト&プロデューサーそしてエヴァンスのディスコグラファーであるピーター・ラーセン、パレ・ミケルボルグ、エヴァンスの長年のトリオメイトであるエディ・ゴメス(b)とマーティ・モレル(ds)、そしてピアニストのラン・ブレイクとマシュー・シップのインタビュー等が収録されています。日本仕様CDにはオリジナルブックレットを完全翻訳した日本語ブックレット(全32頁予定)が付属します。 素晴らしい状態で保管されていた放送音源マスターテープから伝説のマスタリング・エンジニア、バーニー グランドマンがマスタリング。高音質な録音(オリジナルのMONO録音音源を24bit ステレオでリマスタリング)にも注目です。
メンバー:
[CD-1]
(M1-M3)
Bill Evans (p), Niels-Henning Orsted Pedersen (b), Alan Dawson (ds),
Copenhagen Jazz Festival, Tivolis Koncertsal, Copenhagen, October 31, 1965.
(M4-M8)
Bill Evans (p), Niels-Henning Orsted Pedersen (b), Alex Riel (ds)
Slotsmarksskolen, Holbaek, November 28, 1965.
(M9-M14)
Bill Evans & Palle Mikkelborg
Bill Evans (p), Eddie Gomez (b), Marty Morell (ds)
With The Royal Danish Symphony Orchestra & The Danish Radio Big Band Featuring Allan Botschinsky, Idrees Sulieman (Trumpet
Disc1
1 : Come Rain Or Come Shine (Harold Arlen-Johnny Mercer)
2 : Someday My Prince Will Come (Frank Churchill-Larry Morey)
3 : Beautiful Love (Haven Gillespie-Wayne King-Egbert Van Alstyne-Victor Young)
4 : I Should Care (Sammy Cahn-Axel Stordahl-Paul Weston)
5 : Very Early (Bill Evans)
6 : Time Remembered (Bill Evans)
7 : Who Can I Turn To? (Leslie Bricusse-Anthony Newley)
8 : Waltz For Debby (Bill Evans)
9 : Intro (Palle Mikkelborg) Into Waltz For Debby (Bill Evans)
10 : Time Remembered (Bill Evans)
11 : My Bells (Bill Evans)
12 : Treasures (Palle Mikkelborg)
13 : Waltz For Debby [Reprise] (Bill Evans)
14 : Walkin' Up (Bill Evans)
Disc2
1 : Re: Person I Knew (Bill Evans)
2 : 'Round Midnight (Thelonious Monk)
3 : My Funny Valentine (Richard Rodgers-Lorenz Hart)
4 : Time Remembered (Bill Evans)
5 : Come Rain Or Come Shine (Harold Arlen-Johnny Mercer)
6 : Epilogue (Bill Evans)
7 : Elsa (Earl Zindars)
8 : Stella By Starlight (Ned Washington-Victor Young)
9 : Detour Ahead (Lou Carter-Herb Ellis-Johnny Frigo)
10 : In A Sentimental Mood (Duke Ellington)
11 : Time Remembered (Bill Evans)
12 : Nardis (Miles Davis)
13 : Autumn Leaves (Joseph Kosma-Johnny Mercer-Jacques Prévert)
14 : Emily (Johnny Mandel-Johnny Mercer)
15 : Quiet Now (Bill Evans)
16 : Nardis (Miles Davis)
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