オマージュと革新。スタイル、地域、時代を超えた対話・・・
若きヴィルトゥオーソ・ギタリストのニュー・アルバム
ブラジルのヴィルトゥオーソ・ギタリスト、プリニオ・フェルナンデスの2枚目のアルバム『Bachaeando』が「デッカ・ゴールド」より発売されます。デビュー・アルバム『Saudade』はビルボードの「Traditional Classical Albums」チャートで1位になりました。
今回のアルバムでは不滅の天才バッハ、ブラジルの活気ある音楽文化、そしてその間にあるすべての豊かさを探求しています。このドイツの巨匠の音楽にインスピレーションを求めた並外れたブラジルの音楽家たちの伝統を受け継ぎ、フェルナンデスはバッハ(彼のお気に入りの作曲家)の作品とともに、ブラジルの偉大な作曲家ヴィラ=ロボス、パウリーニョ・ノゲイラ、そしてマリオ・アルバネーゼの作品を演奏しています。また、有名なブラジルのギタリストで作曲家のセルジオ・アサドがこのアルバムのために4曲の最新のソロ・ギター編曲と、3楽章からなる新作『前奏曲、フーガとヴィヴァーチェ』の作曲を行っています。バッハ=ブラジルの発想を一周させて原点に戻したこの世界初録音はバッハの『前奏曲、フーガとアレグロ 変ホ長調 BWV.998』へのブラジルのダンスを交えた答であり、アサドにとってはフーガのデビューでもあります。オマージュと革新が等しく存在する『Bacheando』は、スタイル、地域、時代を超えたアーティスト同士が対話をしながら音の橋を渡る魅惑的な旅を繰り広げています。
プリニオ・フェルナンデスは2023年「ブラジル音楽賞」を受賞。2022年の「フォーブス30アンダー30ブラジル」と「クラシックFMライジング・スター」にも選ばれています。また2022年の「Revista Concerto Young Artist Award」も受賞しています。フェルナンデスはブラジル、サンパウロ出身で現在ロンドン在住。ブラジル教育省からの奨学金でロンドンの王立音楽アカデミーで学びました。(輸入元情報)
【収録情報】
1. パウリーニョ・ノゲイラ:バッキアニーニャ第1番
2. メドレー/ノゲイラ:バッキアニーニャ第2番〜ルイス・ゴンザーガ:Araponga)
3. J.S.バッハ:前奏曲、フーガとアレグロ 変ホ長調 BWV.998
4. セルジオ・アサド:前奏曲、フーガとヴィヴァーチェ
5. マリオ・アルバネーゼ:Jequibach
6. J.S.バッハ:協奏曲ニ短調 BWV.974より第2楽章:Adagio(マルチェッロのオーボエ協奏曲による)
7. ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第4番より第1楽章:前奏曲(序奏)
編曲:セルジオ・アサド(1,2,5,6,7)
プリニオ・フェルナンデス(ギター)
録音時期:2023年3月〜5月
録音場所:ロンドン、Tileyard Studios
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
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