メシアン、オリヴィエ(1908-1992) Pentatone Classics
不思議な音響効果がクセになる「鐘」を表現した作品。
エマール、ステファノヴィチ師弟共演でメシアンの『アーメンの幻影』を録音!
カップリングは「鐘」にまつわる独奏曲を収録。
現代最高峰のピアニスト、ピエール=ロラン・エマールとタマラ・ステファノヴィチの師弟共演が実現。メシアンの2台ピアノのための『アーメンの幻影』と「鐘」にまつわる独奏曲を収録したアルバム『幻影』をリリースします!
メシアンの『アーメンの幻影』は1943年5月、イヴォンヌ・ロリオ(第1ピアノ)、メシアン(第2ピアノ)が初演。会場にはプーランク、オネゲルら著名な作曲家も聴きに来ていました。12歳の時にロリオのクラスに入ったことによりメシアンと直接的なつながりを持つことができたエマールは、メシアンとロリオの実演にも幾度となく触れ、この作品の奥深さに魅了されてきました。このたび弟子のステファノヴィチとの共演で録音が実現。第1曲「創造のアーメン」で鐘の音を思わせる和音が鳴り響く様など、彼らだからこそ表現のできるメシアンの世界が広がります。
カップリングの独奏曲も実に個性的。倍音を模した響きが特徴のエネスコの『鐘の夜想曲』、詩的なナッセンの『プレイヤー・ベル・スケッチ』、そして鋭く過激なバートウィッスルの『ハリソンの時計』より『クロックIV』と、いずれも鐘の音に魅せられた作品を、ステファノヴィチとエマールが魅惑的な音響の旅へと誘います。(輸入元情報)
【収録情報】
1. メシアン:2台ピアノのための『アーメンの幻影』
第1曲『創造のアーメン』
第2曲『星たちと環のある惑星のアーメン』
第3曲『イエスの苦しみのアーメン』
第4曲『願望のアーメン』
第5曲『天使たち、聖人たち、鳥たちの歌のアーメン』
第6曲『審判のアーメン』
第7曲『成就のアーメン』
2. エネスコ:鐘の夜想曲(組曲第3番 Op.18『即興曲小品』より第7曲)
3. ナッセン:プレイヤー・ベル・スケッチ Op.29
4. バートウィッスル:Clock IV(『ハリソンの時計』より)
ピエール=ロラン・エマール(ピアノ:2,4、第2ピアノ:1)
タマラ・ステファノヴィチ(ピアノ:3、第1ピアノ:1)
録音時期:2021年7月
録音場所:オーストリア、グラーツ会議場、シュテファニエンザール
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
エグゼクティヴ・プロデューサー:ルノー・ロランジェ
A&Rマネージャー:ケイト・ロケット
レコーディング・プロデューサー:クリストフ・クラッセン
レコーディング・エンジニア:トビアス・レーマン(Teldex)
ディジパック仕様
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