一般社団法人 大日本水産会 魚食普及推進センター/阿部秀樹 偕成社
ユネスコの無形文化遺産として世界的に高い注目を浴びる「和食」のなかでも、日本人が昔から工夫をこらして魚介類を保存加工してきた食品であり、日常的に食べられている、干物、かまぼこ、魚卵。日本人が、肉や乳製品をたくさん食べるようになったのは、第二次世界大戦後のこと。四方を海洋にかこまれた日本では、伝統的に、海からとれる魚介類が、米や野菜とならぶ重要な「おかず」でした。この本のテーマは、魚卵。魚卵の特徴や種類、歴史のほか、人気の辛子明太子はたらこをどう加工するか、さらに魚卵と同じく加工に塩を使う日本各地や世界の魚介塩蔵品、イクラのつくりかたも紹介。
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