アーベル、カール・フリードリヒ(1723-1787) Brilliant Classics *
アーベル:ヴィオラ・ダ・ガンバのための6つのソナタ
カール・フリードリヒ・アーベルは、バッハ一族と強いつながりを持つ音楽家でもあります。アーベルの父クリスチャン・フリードリヒは、J.S.バッハと仕事でもプライベートでも付き合いがあったようで、クリスチャン亡き後、カールはバッハ一家に預けられることになります。そこで、大バッハから即興演奏の技術などを学んでいきます。のちにヨハン・クリスチャン・バッハとも交友を持ち、このディスクに収録されたソナタなどを作り上げました。比較的単純な作品ですが、アーベルの豊かな才能が、旋律へと注ぎ込まれている音楽です。演奏中に即興で装飾音を施したこともあったようで、装飾の彩りを加えた録音となっています。またテオルボが使用され、珍しさだけでなく、ヴィオラ・ダ・ガンバの雰囲気にも適した響きが印象的です。広い跳躍、生き生きとした弓使い、複雑な指使いなど発見の多い音楽集になっています。(輸入元情報)
【収録情報】
アーベル:
● ソナタ第1番ハ長調 WKO141
● ソナタ第2番イ長調 WKO142
● ヴィヴァーチェ ニ長調 WKO190
● 小品(メヌエット)ニ長調 WKO193
● ソナタ第3番 WKO143
● ソナタ第4番 WKO144
● 小品(メヌエット)ニ短調 WKO206
● ソナタ第5番イ長調 WKO145
● ソナタ第6番ホ短調 WKO146
● 小品(タイトルなし ペンブローク写本)
マルコ・カソナート(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
マッシモ・マルケーゼ(テオルボ)
録音時期:2021年4月
録音場所:イタリア
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
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