日本港湾タグ事業協会/「タグボートのしごと」編集委員会 成山堂書店
大きな港にいくと、船の周囲に「タイヤ」をつけている小型船を見ることがあると思います、そう、その船が「タグボート」です。港には、豪華客船やコンテナを多く積み込んだコンテナ船、石油を運ぶタンカーなど、どれも大型の船です。その船が、運んできた貨物、石油などの原料を陸揚げするためには、港の岸壁や桟橋に着けなければなりません。しかし、狭い港のなかでは、大きな船は自由に動くことができません。そこでタグボートの登場です。タグボートは、見た目こそ小さな船ですが、強力なエンジンを積んでいて、すごく力のある船です。タグボートはその特徴を活かして、港に出入りする大型の船を、直接押したり引いたりして、安全に港に着岸させたり、出港させたりする重要な役割を担っているのです。本書は、タグボートの「しごと」の概要と活躍の姿を写真や乗組員の話など交えながら紹介します。
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