「恋は専制君主のうちで最も傲慢な輩であり、一切か無かどちらかしかない」―スタンダールが生涯をかけて取り組んだ無類の書物。下巻には女子教育・結婚制度を論じる第五十四章以下と、箴言や考察からなる「断章」、序文や短篇小説などを収録。新訳。第2巻(女子教育について;女子教育に対する反論;前章からの続き;結婚について;美徳とよばれるものについて;結婚についてのヨーロッパの状況;ウェルテルとドン・ジュアン)断章(一‐一六九)追記(恋愛法廷;十二世紀の恋愛の法規;アンドレ・ル・シャプランについての解説)補遺(序文;第二の序文;第三の序文;失敗(fiasco)について;断章一七〇;サルツブルクの小枝;エルネスティーヌ、または恋の誕生;フランスにおける富裕階級の恋愛の例)メティルドの小説スタンダールが生涯をかけて取り組んだ無類の書物。下巻には女子教育・結婚制度を論じる第五十四章以下、「断章」他を収録。新訳。(全二冊完結)
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