大学で美術史を学び始めた時からバウハウスは特別な存在だった。その形式や内容ばかりではなく、閉鎖後も様々なジャンルや領域に与えた影響力の強さや人的ネットワークの拡がり、時代やメディアが変換するたびに形を変えながら出現してくるそのヴィジョンの永続性など、100年経ってもバウハウス・マジックは途切れることなく続いている。本書は1980年代から2020年代までの40年近くに渡り、断続的に発表してきた文章に大幅な加筆修正を加えたものだが、そこにはバウハウス100年の旅の過程で起こった思考や視点の変化も刻まれている。(「おわりに」より)。第1章 バウハウス百年―その創造と教育1919‐2020(100歳になるバウハウス;バウハウス美術館 ほか)第2章 光の創造体―アクトバウハウス1919‐1999(自然と対峙するバウハウス;ドイツの田園都市構想 ほか)第3章 ニューバウハウスとダイナミック・イコノグラフィ―空間と視覚の相互浸透(都市のダイナミズム;アメリカの建築ヴィジョン ほか)第4章 デジタル・バウハウス再考―創造と教育の新たな回路(モダニズムの再考;コミュニケーション環境への移行 ほか)"カートが落ちている場合は、出版元Book & Designの直販サイトからhttps://bookdesign.theshop.jp/定価(本体3,600円+税)購入できます。Amazon Pay、クレジットカード対応。バウハウス100年の歴史を100冊の本でたどる意欲作!デザイン史に大きな足跡を残したドイツの美術学校バウハウス。1919年に創設され、1933年に閉校するまで、美術・建築・デザインの分野で大きな足跡を残しました。閉校後も世界各地でバウハウスの教育が受け継がれ、100年以上経った現在でも芸術界に多大な影響を及ぼしています。本書は、美術史家、伊藤俊治が所蔵するバウハ
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