JPY ¥16,280
ガウディの代表作“サグラダ・ファミリア”に主題を置き、この聖堂を飾る装飾の制作過程の記録やガウディ自身の覚書、言葉などから、ガウディの芸術的・宗教的ヴィジョンを浮き彫りにする。    HMV&BOOKS online


JPY ¥2,750
本書は、文学や思想、歴史など人文学系の学習を始める新入生が、専門分野を超えて最低限の知識、素養として習得すべき内容を簡潔にまとめたものです。人文学の歴史と現状(「人文学の終焉」からのスタート;ギリシアにおける学知の誕生;パイデイアとヨーロッパ的教養の伝統;知識人の覚醒と大学の誕生;ルネサンス人文主義と「フマニタス研究」;「フンボルト理念」と近代的大学の理想)人文学の諸相(人間と文化;言語と芸術;神話・宗教・祝祭;時間・記憶・歴史;原典と翻訳;文献学と解釈学;書籍と図書館;情報とメディア;新人文学/新人文主義のゆくえ;人文学研究とその方法)本書は,文学や思想,歴史など人文学系の学習を始める新入生が,専門分野を超えて最低限の知識,素養として習得すべき内容を簡潔にまとめたものです。かつて教養科目が講じられていた時代は,各分野に定評の概論書がありましたが,今日ではこの種の概論は講義や書店からも姿を消してしまいました。学問の専門化が極度に進み,教員も学生も自分の専門分野のことしか考えない傾向がありますが,学問はつねに全体を視野に入れつつ,具体的な事柄を正確に認識し判断を構成するものです。とりわけ人文学は人間と文化を総合的に探究する学問であり,それに伴う膨大な見識を養うことが肝要です。そのためにも人文学の基盤的な知識の習得は4年間の勉学を稔りあるものにするうえで,おろそかにできません。高等学校までの「知識を授けられる教育」と異なり,問題を見いだし,それに答えていこうという「自立的思考の訓練」をめざす大学教育は,人格の形成と市民的教養の涵養という人間力を高めるうえで,実用的な学問や資格の取得に勝るとも劣らない営みなのです。前半では教養や人間性を基礎とする人文学の歴史を,後半では主題ごとに人   Honya Club.com


JPY ¥23,100
ライプニッツに始まり、フリードリヒ大王の世紀をへてヘーゲルにいたる、偉大なドイツ啓蒙主義と観念論の発展史。諸学問と宗教、芸術、国家との関連を巨視的に捉えた最晩年の著作を収録。1 ライプニッツとその時代(一九〇〇年)(十七世紀のヨーロッパの学問とその諸機関;ライプニッツとベルリン・アカデミーの創設 ほか)2 フリードリヒ大王とドイツ啓蒙主義(一九〇一年)(若き国王;フリードリヒとフランス精神 ほか)3 十八世紀と歴史的世界(一九〇一年)(ギリシア人の歴史芸術。ポリュビオス;神の国の実現としての歴史―アウグスティヌス ほか)4 ヘーゲルの青年時代(一九〇六年/他)(最初の発展と神学研究;神学研究に関連したヘーゲルの世界観の成立 ほか)5 ヴィルヘルム・ディルタイによるヘーゲル研究の断章(ヘーゲルへの序曲;ヘーゲルの立場とその立場の発展の連関 ほか)ライプニッツに始まり、フリードリヒ大王の世紀を経てヘーゲルにいたる、偉大なドイツ啓蒙主義と観念論の発展史。諸学問と宗教、芸術、国家との関連を巨視的に捉えた最晩年の著作を収録。思想史的探究の到達点。   Honya Club.com


JPY ¥2,640
世界のさまざまな文化や文明の神話にあなたを誘う総合ガイドです。まずは、神話の概念や、社会、歴史、芸術に占める位置づけを解説。その後は、ギリシャ・ローマ神話から古代マヤの神話まで、さまざまな信仰体系に登場するたくさんの神々を探しに出かけましょう。最後に、地理的な位置や文化、年代に関わりなく、すべての神話に共通して流れるテーマを探し出し、それがどうして、今日の人々にとっても切実な関心を抱く分野でありつづけるのかを考えます。神話への誘い第1部 世界の神話伝説(アジア;古代エジプトとメソポタミア;古代ギリシャ・ローマの世界;北欧、ケルト、その他のヨーロッパ神話;アフリカとオセアニアの部族;南北アメリカ)第2部 神話のテーマ(創世と宇宙;太陽、月、空;獣と怪物;神話の恋人たち;トリックスター、英雄、探求の旅;死と冥界)ギリシャやローマ、北欧神話のお馴染みの物語はもとより、アジアや南北アフリカ、オセアニア、アフリカの神話まで、美しい図版とともに解説した総合ガイド。テーマ別に神々を多数紹介する。   Honya Club.com


JPY ¥3,599
論考(可感性の劇場(エマ・ラヴィーニュ);想像力の再起動にむけて:イヴ・クラインというOS(長谷川祐子);強度的身体の建築(フレデリック・ミゲルー);イヴ・クラインと日本(長谷川祐子))図版(非物質的な金;身体とアクション;音楽とパフォーマンス;火;色と空間 ほか)金沢21世紀美術館にて、2022年10月1日〓23年3月5日開催の企画展「時を超えるイヴ・クラインの想像力―不確かさと非物質的なるもの」の公式図録。1950〓60年代初め、わずか34年あまりの人生のうちに数々の傑作を生み出したイブ・クライン。特に自ら開発した青の顔料「インターナショナル・クライン・ブルー」や、「人体測定」シリーズで知られる。本展では、その作品を中心に、同時代に活動したルーチョ・フォンタナや日本の白髪一雄、またトマス・サラセーノやハルーン・ミルザら現代作家の作品を展示。時代を超えて各作品に通底する「非物質性」というテーマを浮かび上がらせる。本書では作品写真や、展覧会の会場風景など、多数のビジュアルで同展を紹介。また、本展の着想源となった、「スタジオとしての空―イヴ・クラインとその同時代の人々」展(ポンピドゥー・センター・メス、2020年)の企画者であるエマ・ラヴィーヌ氏、本展企画者の長谷川祐子館長、そしてフレデリック・ミゲルー氏(ポンピドゥー・センター パリ国立近代美術館元副館長)らによる重厚な論考や、詳細な年表も収録。芸術を精神的な次元へ結びつけようとした、イヴ・クラインの現在性に迫ります。英文併記。   Honya Club.com


JPY ¥1,430
洗練された雰囲気を漂わせるシャンゼリゼ大通り、古城とワインの香りが心に残るライン河クルーズ、夕暮れが旅愁を深めてくれた晩秋のマドリッド、白夜が幻想的なヘルシンキの街角…etc.中高年のための海外旅行ガイド。旅情を満喫した初の海外旅行―驚きと感動 冬のパリ紀行爛漫の春と爽やかな初夏が同時に到来する北欧の大地―白夜と花とフィヨルドの国を往く華麗なるヨーロッパ文明の神髄をたどる―歴史と芸術の部ロンドン・ローマ・パリをめぐる旅古城が続く趣き深いクルーズと峻険なアルプスを訪ねて―初夏のライン河からスイス、そしてパリへの旅古代文明の発祥地 早春のエジプト・ギリシア駈け歩き―ピラミッドとパルテノン神殿をめぐる旅晩秋のスペイン・ポルトガル旅情―フラメンコとファドの国を訪ねて中世の面影を濃く残す町や村と運河をめぐる旅―早春のベネルックス三国を往く冬のイタリアにルネサンスの傑作をたどる―芸術とワインが香る半島縦断の旅情緒豊かな中世の遺産と社会主義の影が残る中欧周遊―碧きドナウと華麗なるハプスブルグ家の栄光をたどる旅   Honya Club.com


JPY ¥4,180
本居宣長の学問芸術は、「日本」とは何かという根本的な問題へと発展してゆく。それは、借り物ではない自分の目で見、自分の頭で考える方法であった。本事典は、宣長とその周辺の人物、宣長の著書と関連書、さらには国学の事項について、最新の研究成果を盛りこみ、解説したものである。書名人名事項本居宣長没後200年記念出版。「日本」とは何かという根本的な問題を追求した本居宣長。本事典は、宣長とその周辺の人物、宣長の著書と関連書、さらに国学の事項について最新の研究成果を盛り込み解説。   Honya Club.com


JPY ¥3,080
先秦から唐末へ 歌、舞、せりふ、物語―これらが個別に発展して総合芸術へ宋代の都市―歌、せりふ、しぐさ、立ち回りなどの表現伎芸が溶け合って伝統演劇の形成へ南方文化の芸術的結晶―南戯元の雑劇―絢爛たる伝統演劇の花演劇界を五百年リードしてきた昆劇美しい昆劇芸術昆劇作品の美学と意味輝ける京劇の二百年京劇の名作の文化的意義役柄・くまどり・音楽―京劇芸術の名要素について美を競う地方劇優秀な文化の表現形式のひとつであり、長い歴史を持つ中国の伝統演劇。先秦時代の表現芸術から南戯の登場、昆劇作品の美学と意味、京劇の名作の文化的意義、美を競う地方劇まで解説。   Honya Club.com


JPY ¥13,200
現行の全曲目を体系的に整理した構成。動きを重視したダイナミックなカットの数百点におよぶ舞台写真。千数百年の正統を誇る宮内庁式部職楽部による継承者こその心に響く解説。楽部所蔵の貴重な装束・甲・舞具の数々。第1部 序(雅楽の歴史;楽家と伝承)第2部 破(振鉾;左舞の世界;右舞の世界;国風歌舞の世界)第3部 急(管絃の世界;催馬楽・朗詠の世界)現行の全曲目を体系的に整理した構成で、動きを重視した約550点の舞台写真を厳選。継承者こその心に響く解説と楽部所蔵の貴重な装束・甲・舞具の数々…。世界に誇る、わが国の雅楽芸術のすべてが詰まった1冊。   Honya Club.com


JPY ¥1,980
いまだ多くのオーディオファンの心をつかんでいるオーディオ評論家・長岡鉄男氏。オーディオ機器の批評や自作スピーカー紹介の一方で、ソフト蒐集を精力的に行い、音や映像の質がよいディスクをオーディオ誌などで発表していました。それらをまとめた書籍は数多く出版されましたが、今回は単行本化されていなかった「レコード芸術」誌1987年1月号から始まる連載「レコードえんま帳」をまとめました。下巻と合わせて特別回(作曲家などへのインタビュー等)を除く全159回を収録。本連載は単なる優秀録音盤紹介とは異なり、ディスクのいい面だけでなく、悪いところもズバズバと書き綴ります。まさにディスクの「えんま帳」で、時には厳しく、時にはジョークも交えた長岡節は痛快。長岡氏の知識に驚きます。上巻は連載第1回から77回までと、新規記事の長岡氏の弟子筋である炭山アキラ氏と高崎素行の対談「記憶に残る登場ディスク」(仮)を収録しました。   Honya Club.com


JPY ¥2,297
アルメニアとスコットランドに家系のルーツを有するアメリカ人作曲家アラン・ホヴァネスは、東洋と西洋両方に起源を持ち、古代と現代の芸術的な潮流を多様な形で折衷化するという作曲思潮のパイオニアでした。膨大なホヴォナス作品の核には、「すべての人々が美しいと感じ、癒される音楽」という信念があり、自然に対する深くて畏敬の念に満ちた愛情を作曲の糧としています。ホヴァネスは67曲もの交響曲を残しました。調声をもっ   HMV&BOOKS online


JPY ¥2,420
日本文化の形成日本文化の基層の成立明治維新の廃仏毀釈と西洋化日本文化の再評価と博物館の設立今日の日本における「伝統」の成立明治維新後の歌舞伎―演劇改良運動の高まり型の記録―歌舞伎の伝統芸能化歌舞伎座の開場―近代都市における劇場雅楽近現代の神社祭礼の芸能―神への奉納物から人間の娯楽物へ近代の茶道家元―流派組織の確立近代数奇者の茶の湯―政財界における茶の湯流行茶道の大衆化―学校教育と近代の茶会茶道書籍の刊行―文化論と歴史研究の充実近代の茶道具―道具から美術品に祭、雅楽、茶道、歌舞伎…。それらはいつから「伝統」なのか。芸術的な活動が生活環境と密接に関わっていた伝統的な暮らしを顧みるとともに、今日の生活を新たにつくる方法やその様々な試みを考える機会を提供する。   Honya Club.com


JPY ¥1,100
社会主義イデオロギーのもとで量産された階級闘争的な「革命物語」はいかにして日本に浸透したのか?モンゴル人が知らない"モンゴルの民話"。第1章 「スーホの白い馬」が日本に伝わった背景(「スーホの白い馬」とは?;「スーホの白い馬」の原典は何か ほか)第2章 階級闘争的な中国の創作文学(塞野版「馬頭琴」の原話について;モンゴル国で語られている馬頭琴起源伝説「フフー・ナムジル」 ほか)第3章 プロパガンダにゆがめられた民族文化(社会主義国家で生き延びるための文学芸術;プロレタリア文学の代表作「アルマスの歌」のあらすじ ほか)第4章 「スーホの白い馬」が伝えるモンゴル文化(白い馬は単なる家畜ではない;モンゴル人が五種類の家畜を飼育してきた理由 ほか)第5章 満洲国から中国へ、翻弄され続けるモンゴル民族(「スーホの白い馬」はどこの国の物語なのか;かつての植民地の地理も知らない日本人 ほか)モンゴル人が知らない"モンゴルの民話"が長年、日本人に親しまれてきたことはモンゴル人の私にとって驚きである。 楊海英(静岡大学教授)◎スマホで再生できるモンゴルの伝統楽器"馬頭琴"の演奏データ付き! 社会主義イデオロギーのもとで量産された階級闘争的な「革命物語」はいかにして日本に浸透したのか?2016年刊『スーホの白い馬の真実 ─モンゴル・中国・日本それぞれの姿』(風響社/第41回日本児童文学学会奨励賞を受賞)の加筆・新書化企画。民話「スーホの白い馬」は、小学生の国語の時間(光村図書出版・小学校国語教科書「こくご」二・下1965年度版 初掲載)、あるいは、絵本『スーホの白い馬』(福音館書店1967年初版2016年10月発行)により、日本では子どもから大人まで広く知られている、モンゴルの少年と白い馬の伝説である。少年が可愛がっ   Honya Club.com


JPY ¥5,170
第1部 認識の発展(認識論と矛盾論;科学・芸術・宗教;規範の諸形態;パヴロフ理論とフロイト理論の検討)科学的な認識の理論をもたない限り、言語の理論的な解明は果たせない。これに基づき、第1部では認識の発展を論述。認識論と矛盾論、科学・学芸・宗教、規範の諸形態、パヴロフ理論とフロイト理論の検討など。   Honya Club.com


JPY ¥2,200
マンダラを生きた巨人・空海の宗教世界。仏教はもとより文学・芸術・社会事業など、広く日本文化の形成に決定的影響を与えた空海。その生涯と思想・実践に加え、今も「お大師さま」として人々の心に生きる宗教的生命を探る。第1部 歴史の中の空海(空海の生涯;空海の著作 ほか)第2部 真言密教の思想と実践(空海密教とは何か;密教と顕教 ほか)第3部 大師信仰と四国遍路(大師信仰と入定信仰;四国遍路の歴史 ほか)仏教を始め日本文化の各方面に決定的影響を与えた空海の生涯と思想に加え、今も人々の心に息づく大師信仰の世界を、四国遍路に探る。   Honya Club.com


JPY ¥4,730
ゲーテ、ワーズワス、コンスタブル、ベートーベン、ショーペンハウアー、ワーグナーら、19世紀西欧の芸術家・思想家約40名の代表的な作品を取り上げて論評。ロマン主義から世紀末の審美主義にいたる諸芸術の変遷、ニーチェ登場に至る19世紀文化思想史の実相を描く名著、待望の邦訳登場!序論 歴史家の問題第1部 古代思考の終焉(規範と文化;楽園と永遠 ほか)第2部 疎外されたヴィジョン(自我の発見―ゲーテ、カント;探求者・一―バイロン、スタンダール ほか)第3部 英雄的な贖い主(価値なき世界―ベートーベン、カント、ヘーゲル、ショーペンハウアー;超越的な権威―カーライル、バルザック、スコット ほか)第4部 幻影と実在(困難に直面する超越主義―ディズレリ、カーライル、バルザック;挫かれた英雄 ほか)第5部 様式と価値(アイデンティティと人格―ワーグナー、スウィンバーン、ワイルド、モロー;アイデンティティと様式―ブラームス、マラルメ ほか)ゲーテやベートーベンら、19世紀西欧の芸術家・思想家約40名の代表的な作品を取り上げて論評。ロマン主義から世紀末の審美主義に至る諸芸術の変遷、ニーチェ登場に至る19世紀精神世界の潮流を克明に描き出す。   Honya Club.com


JPY ¥3,300
映画のみならず、さまざまな分野で精力的な活動を行っているヤン・シュヴァンクマイエル。映画、オブジェ、撮影日誌、インタヴューなどをテクストにし、チェコのアニメーション作家の全貌を紹介する。〈シュヴァンクマイエル〉1934年プラハ生まれ。プラハの芸術アカデミー演劇学部卒業。アニメーション作家。作品に「対話の可能性」「ファウスト」「悦楽共犯者」など。    HMV&BOOKS online


JPY ¥2,575
古風なゼレンカと、時流に乗ったハッセ 同じ題材によるふたりの宗教曲を聴き比べ 18世紀中頃に芸術、特に音楽の分野で黄金時代を迎えたドレスデン。そこには当時随一の実力を誇るオーケストラがあり、様々な作曲家が曲を提供しました。このアルバムでは宗教音楽に的を絞り、2人の作曲家による同じ題材の作品がお聴き頂けます。フランス風の書法が流行する時代のなか独自の書法で幾分古風な音楽を作ったゼレンカと、その後の   HMV&BOOKS online


JPY ¥1,320
「フィルムはない。映画は死んだ」と言ってのけるドゥボールにかかっては、あのゴダールさえ小市民的に見えてしまう。芸術に限らず、思想も政治も経済も、「専門家」に任せきりで、鷹揚にお手並拝見と構えているうちに、いやおうなく「観客」であるしかないどころか、大仕掛けな茶番劇のエキストラに動員されてしまいかねない。こんな世界のありようと疎外感の大元を、本書は徹底的に腑分けしてくれる。ほんとうに「何一つ欠けるところのない本」だ。マルクスの転用から始まるこの本は今日、依然として一個のスキャンダル、飽くなき異義申立てと「状況の構築」のための道具であり、武器であることをやめていない。1 完成した分離2 スペクタクルとしての商品3 外観における統一性と分割4 主体と表象としてのプロレタリアート5 時間と歴史6 スペクタクルの時間7 領土の整備8 文化における否定と消費9 物質化されたイデオロギー   Honya Club.com


JPY ¥3,080
近年日本でも「ドラマトゥルク」を名乗る者が現れている。しかし演劇・ダンス界の当事者すら、まだその本当の役割を知らない。ヨーロッパの舞台芸術制作の現場では必須の存在となっている彼らは演出家でも脚本家でも役者でもない特別な位置に立ち、作品にかかわる全ての者・事をつなぎあわせ、より高い次元に導くための知的で人間的な機能を果たしている。ドラマトゥルクの知られざる歴史と役割を初めて詳しく紹介し、日本における導入の可能性についても考える。第1章 概要第2章 ドラマトゥルクの歴史第3章 制作ドラマトゥルギー第4章 観客ドラマトゥルギー第5章 危機・対応・養成第6章 ドラマトゥルクと日本演劇資料調査・インタビュー・取材・著者のワークショップや授業などの参加経験に基づき、ドイツを中心にヨーロッパのドラマトゥルクの活動を紹介。舞台芸術制作の創造性を拡げるドラマトゥルクの活躍と可能性を考える。   Honya Club.com


JPY ¥1,650
学問としても芸術としても敬遠され、表舞台からパージされてきた、荒唐無稽な語りのエンターテインメント!民話と妖怪を愛好する面々が縦横無尽に語る、あなたの知らない民話の世界。第1部 京極夏彦・多田克己・村上健司(「桃太郎」―昔話の代表からはじまるひどい民話;「犬婿入」―結婚の条件としての糞食;「逆さ犬」―犬が内側からクルンと ほか)第2部 京極夏彦・多田克己・村上健司・黒史郎(プロローグ―今回はシモではなくひどさを追求;「豆粉の置き場所」―老夫婦ときな粉、混ぜるな危険;「篩借り」―金玉が孵って鶏に ほか)第3部 京極夏彦・黒史郎(お化け好きを虜にする民話の魅力とは?)「囲炉裏端にはコンプライアンスもポリティカル・コレクトネスもないんです。そして――。ひどい民話が誕生するんです」京極夏彦(「はじめに」より)「桃太郎」の冒頭でお爺さんは柴刈りに、お婆さんは洗濯に行く。その理由とは……?メジャーな昔話の陰には数々の「ひどい民話」が埋もれている。妖怪を愛好する面々が縦横無尽に語る、知られざる民話の世界。全国各地から選りすぐりの民話を紹介する、伝説的トークイベント「ひどい民話を語る会」が、満を持して書籍化!学問としても芸術としても敬遠され、表舞台からパージされてきた荒唐無稽な口承文芸「ひどい民話」は、語りのエンターテインメントだ。※下品な話が苦手な方はご遠慮ください。   Honya Club.com


JPY ¥4,593
第1次大戦中から1920年代前半のパリに集い、フランス音楽の新しい夜明けを告げた若き作曲家グループがあった。ダリウス・ミヨー、アルチュール・オネゲール、ルイ・デュレ、ジェルメンヌ・タイユフェール、ジョルジュ・オーリック、フランシス・プーランク…彼らは、ムソルグスキーらの「ロシア5人組」になぞらえて、「フランス6人組」と呼ばれた。当時のベル・エポック風な、まだ至上主義的な芸術風潮を批判し、彼らは、古典に立ちかえると同時に、より簡素でストレートなもの・民衆のなかに生きつづけるユーモアと知恵に目を向け、つぎつぎと新しい音楽を生みだしていく。いま再び注目を集める「6人組」の活動を、生きいきと浮かび上がらせた労作。1 6人組とその時代(6人組の歴史;「ル・コック」と『雄鶏とアルルカン』;6人組は何を語ったか;6人組の起源)2 6人組とその音楽(6人組の受けた音楽教育;6人組と音楽家;6人組の音楽テクニック;6人組の音楽作品)3 6人組とその美学(朝の音楽;スローガン;同時代の画家たち;同時代の文学者たち;6人組精神)   Honya Club.com


JPY ¥3,062
アンジェラ・ヒューイットのベートーヴェン 最新作は『ワルトシュタイン』! 「バッハ・オデッセイ」と題された壮大なコンサート・シリーズが世界的な注目を浴びるアンジェラ・ヒューイット。ヒューイットがファツィオリ・ピアノで弾く「ベートーヴェンのピアノ・ソナタ集」は、「バッハのピアノ作品集」、「モーツァルトのピアノ協奏曲集」と並ぶ大型録音プロジェクトの1つであり、前作『テンペスト』もレコード芸術「特選   HMV&BOOKS online


JPY ¥1,980
第1科目 文化―食文化(食の歴史と文化と風土;食品・食材の知識;調理方法と調理機器)第2科目 科学―健康と栄養と安全(厨房機器・設備;健康と栄養;食の安全)第3科目 デザイン・アート―食環境デザインと芸術的創造性(食空間とテーブルコーディネート;テーブルマナーとサービス;食空間とデザイン)第4科目 経済・経営―経済的概念と食関連事業経営実務(フード・マネージメント;メニュープランニング;食の企画・構成・演出の流れ)   Honya Club.com


JPY ¥704
「打ち下ろすハンマアのリズムを聞け」―芸術の永遠に滅びざることをこう表現した芥川は、死の前の4年間アフォリズムの刃を研ぎ澄まし「侏儒の言葉」を書きついだ。一方、谷崎潤一郎との二度の論争に底深く覗いた「文芸上の極北」とは何であったか。最晩年の箴言集と評論集。侏儒の言葉侏儒の言葉(遺稿)文芸的な、余りに文芸的な続文芸的な、余りに文芸的な   Honya Club.com


JPY ¥2,670
多様な価値を共有するシステムとしてのメセナが、時代と共に動いている。フランスの企業、エージェント、自治体などメセナ・ネットワークを徹底取材、地道で哲学溢れるその実践から、次世代の企業像「全人格企業」のヴィジョンを浮き彫りにする。序 「全人格企業」に向かって1 芸術支援の哲学2 公共性のベクトル―環境メセナ3 大企業の総合メセナ4 草の根的に―自治体・小企業に何ができるか5 エージェントの活動6 受ける側の論理7 支援機関8 提唱者のことば―結びに代えて付 日米の状況   Honya Club.com


JPY ¥1,100
評論読解に必要な資質とは、自分の頭で考えることを恐れない勇気である。評論を読み解く基礎が身につく。好評の『ちくま評論入門』、待望の増補改訂版!第1部 評論への招待第2部("私"のなかの"世界"―問いかける言葉;芸術表現の冒険―形づくる言葉;科学というスタイル―究める言葉;変わる都市・変わる人間―関わる言葉;言葉、この人間的なもの―言葉の言葉;"世界"のなかの"私"―呼びかける言葉;国家権力と人間―政治の言葉;伝統と創造力―時をひらく言葉;"問い"としての現代―考える言葉)『ちくま評論入門』の増補改訂版。27本の教材を収録、基礎的な評論をより豊富に取りそろえる。脚問・手引き、別冊解説集つき。   Honya Club.com


JPY ¥30,800
長らく戦火にさらされていた巨大寺院アンコール・ワット、黄金の大地に3000のパゴダが輝く仏教遺跡パガン建築と彫刻が高度な精神性で融合した寺院ボロブドゥール等カンボジア、ヴェトナム、タイ、ラオス、ミャンマー、インドネシア各政府の全面協力を得て、最新・最高の東南アジア美術を紹介。総説 東南アジア文化と「東南アジア化」第1章 カンボジアの美術第2章 ヴェトナムの美術第3章 タイ・ラオスの美術第4章 ミャンマーの美術第5章 インドネシアの美術第6章 先史美術と工芸テーマ特集(東南アジアの土着的造形;描かれた家屋 ほか)作品解説資料(東南アジア寺院建築の構成と呼称;東南アジア世界の変遷 ほか)アンコール・ワットにトム。パガン、ボロブドゥール遺跡を徹底取材! 東南アジアに伝わったヒンドゥー教と仏教は、各国固有の文化と融合して、独自の芸術を生んだ。インドネシア中部のボロブドゥール寺院。建物は九層の回廊からなり、人々は「無の世界」を表す最上層を目指して参詣した。アンコール・トムの巨大な顔をもつバイヨンは神々に守られた絶対不可侵の王都であることを示す。ミャンマー中部のパガン遺跡。パゴダと呼ばれる3000の仏塔が輝く。厳しい熱帯気候のため崩壊が進んでいるが、今なお多くの信者がこの地を訪れ、美術の極致を敬虔な思いで仰ぎ見ている。これら壮大な遺跡に代表される多様な造形美を東南アジア6か国政府の全面協力を得て、現地取材に基づいた最新・最高の研究成果で伝える。   Honya Club.com


JPY ¥598
世界に誇るべき近世日本の文化財・浮世絵は、日本特有の、そして庶民の芸術である。その歴史、代表的絵師のプロフィールと作品、技術用語など、浮世絵鑑賞に最小限必要でかつ充分な事項を、読みもの風に展開!事典としても、いつでもどこでも使えるユニークな「浮世絵ハンドブック」。浮世絵の世界浮世絵の鑑賞(図版)主要絵師の略伝と作品浮世絵の知識浮世絵小事典   Honya Club.com


JPY ¥15,400
スフィアの名の通り、ベース内のステンレス製の球体が、わずか数本の花でもスタイリッシュに アレンジしてくれる。本体は吹きガラスで、1点1点ていねいなハンドメイド仕上げ。スタイリッシュでミニマムなデザインは機能的で実用的、さらには芸術的な美しさまで備えている。見た目に美しいデザインを国際マーケットに、機能だけでなく笑顔があふれるアイデアを商品にしています。※この商品は長寿祝い専用オリジナルサービス付きの商品です。ご購入手続きの際は、以下の項目をご選択・ご確認ください。<Step1 お客さま情報入力>・ご用途は「お祝い」をお選びください。<Step2 ギフト仕様設定>・長寿祝い専用オリジナル水引でのお届けになるため、のし紙はお選びいただけません。また、リボンはお付けできません。   贈り物のコンシェルジュ リンベル


JPY ¥2,640
24歳のデビュー作はじめ、今なおみずみずしい批評の言葉の数々。第1章 初期美術批評(創造のための批評;岡本太郎論;現代の神話―抽象絵画について;密室の絵画;ボリショイ・バレエへの疑問―「ショウ意識」の回復のために;創作ということ―芸術的発明論;「ジャンルの交流」異論;美術の非個性化について―材料的美術論)第2章 批評のための批評(「見せもの」の批評;芸術論政治の確立を―批評家と作品選択の問題;美術の批評について;現代芸術と批評の問題;現代美術と批評―批評のアイロニーをめぐって)第3章 批評の背景(本との出会い;『アヴァンギャルド芸術』について;「犬も歩けば」式と「枝分かれ」式のわたしの洋書遍歴;二十代のメッセージ;美術とは何かを問う―理論物理から転向した中原佑介氏)[中原佑介美術批評選集第1巻]文明の踏み分け道で美術は人間の友たりうるか?現代美術の地平を切り拓いた美術批評の金字塔「中原佑介美術批評 選集」全12巻刊行スタート!第1巻には、鮮烈なデビュー作「創造のための批評」をはじめとする初期美術批評、批評そのものについてのメタ批評、中原の思想が形成された1950年代の時代背景を示す文章を集めた。   Honya Club.com


JPY ¥3,080
ビデオ×アート、コンピュータ×アート、情報×アート。日本の技術革新とともに進化してきた"今いちばん熱い芸術"を一望する。草月アートセンター、大阪万博、つくば科学博、ARTEC、セゾン文化、ARTLAB、ICC、そして大学教育のなかで──芸術家たちはテクノロジー/マスメディア/社会といかにして切り結び、芸術表現を生み出してきたのか。新進気鋭の研究者による待望の通史が登場!坂根厳夫(情報科学芸術大学院大学[IAMAS]名誉学長)「第二次世界大戦後に生まれたテレビやコンピュータなどのメディア技術が、戦後の日本で多彩なメディアアートにまで育っていった経過を、当時を知る人々を海外にまで訪ねて取材し、世界的な視野から詳しく検証してまとめあげた名著である。」吉見俊哉(東京大学大学院情報学環教授、東京大学副学長)「芸術はメディアだ。60年代に爆発的に広がったこの発見がたどる歴史を、同時代人の無数の証言から鳥瞰する。見えてくるのは、メディアアーティストが国家や企業、大学との間で繰り広げてきたスレスレのドラマだ。」   Honya Club.com


JPY ¥908
経済の自由化政策を強硬に推進 石坂泰三経済と文化は並行に 石橋正二郎積極的に未来を創るアイデア社長 市村清「まごころ」をもって人に接す 岩瀬英一郎リストラの先駆者 大槻文平乳業一筋に歩む 大野勇証券の民主化、情報化、国際化の祖 奥村綱雄電力の安定供給の礎を築く 木川田一隆十年早すぎた国際派財界人 五島昇経営者よ、正しく強かれ! 桜田武言語と芸術の両面で知的文化向上に寄与 鹿内信隆仕事の報酬は仕事で 土光敏夫"人"が企業を動かす 永野重雄無償で文化支援活動 平沢貞二郎一世紀を生き抜いた人生の達人 平野繁太郎本叢実務に立戻れ 本田宗一郎航空界の発展に尽力 松尾静麿"人間中心"を理念に 松下幸之助世界の総合化学会社にかけた情熱 宮崎輝はじめに倫理ありき 宮島清次郎仕事と人間が二本柱 吉田秀雄   Honya Club.com


JPY ¥3,080
法、ジェンダー、思想、教育etcの観点から研究者、アーティスト、キュレーターが社会←→アートのバージョンアップを図る。表現の自由・不自由/多文化主義/包摂と排除/搾取/公共性、その言説と実践をめぐって繰り広げられる、人文学と社会科学の"異種格闘"。第1章 表現の自由・不自由(芸術表現の自由と憲法上の「表現の自由」;制度としての美術館、あるいは表現の「場」と媒介者)第2章 多文化主義(多文化主義なき多文化社会、日本;表現の自由/表現が侵害する自由―アートはヘイトスピーチとどう向き合うべきか)第3章 包摂と排除(欲望と正義―山の両側からトンネルを掘る;ポルノ表現について考えるときに覚えておくべきただ一つのシンプルなこと(あるいはいくつものそれほどシンプルではない議論))第4章 搾取(遍在化/空洞化する「搾取」と労働としてのアート―やりがい搾取論を越えて)第5章 公共性(ハーバーマスとアレントの議論から考える「公共性」)アートワールドを人文学的・社会科学的な側面から検討。アーティストとキュレーター、批評家、研究者の相互的なプラットフォームのなかで「アートと社会の相互反映性」を領域横断的に考察。   Honya Club.com


JPY ¥2,200
これまでの固定観念を打ち破った新しい女性論!今、古典から甦る平安女性たちの輝きと素顔。小野小町―"夢"と美と、そして迫害へ伊勢―秀でた社会的意識、公の場でこそ輝く才能、そして恋の女王和泉式部―後世への新しい感覚歌と、生涯をかけた恋皇后定子―自由と才覚の文化創造者、才能を育てる後宮のクイン清少納言―歴史上まれなる感性の才女、言葉の芸術『枕草子』中宮彰子―父道長の政権下、文化人の育成と人間的成長へ紫式部―人間の奥底へ入る眼で、人間社会に潜む不条理を抉る建礼門院徳子―時代が求めた女性の"自己語り"から西方浄土の衆生救済へ建礼門院右京大夫―"星"に向かうひとりすみれ歌人の平家絵巻反戦式子内親王―神に生きる賀茂斎院から"忍ぶる恋歌"内親王歌人へ俊成卿女―詞の音楽、文の理論、そして離婚からのキャリア・アップ小野小町、清少納言ら11人の平安女性を、才能・美しさ・経済力を兼ね備えた時代のトップレィディーという視点で、和歌・日記・物語などから生き生きと描く。これまでの固定観念を打ち破った新しい女性論。   Honya Club.com


JPY ¥2,640
現代エストニアを代表する作曲家クルヴィッツ(1969-)の最新作の一つ「あなたは光と朝」。20世紀イタリアの作家チェザーレ・パヴェーレの詩に基づいたこの合唱曲は、神秘的で美しい旋律を持つ印象的な作品。リスト・ヨーストとエストニア・フィルハーモニー室内合唱団、タリン室内管弦楽団による2019年6月の初演時には「クルヴィッツの最大の業績」と大絶賛されました。演奏しているエストニア・フィルハーモニー室内合唱団は、1981年にトヌ・カリュステが設立した声楽アンサンブル。グレゴリオ聖歌から現代作品まで幅広いレパートリーを持ち、2001年から2008年までポール・ヒリヤーが芸術監督と首席指揮者を務め、現在はカスパルス・プトニンシュが芸術監督を務めています。 (C)RS   Honya Club.com


JPY ¥2,200
恋人たちの情熱的なロマンスに欠かせない接吻。エロスの欲望が駆り立てる悦楽の営みの多様なありようを、古今東西の文学や芸術、風俗史にさぐる官能の文化誌。接吻の起源接吻の種類西洋接吻史(古代エジプトから西欧中世まで;ルネサンスから近代まで)日本接吻事情現代接吻考「眼は恋の始まり、唇は恋の終わり」(ダンテ)。古今東西、恋人たちの情熱的なロマンスを盛り上げてきた接吻。唇をはじめ、身体のさまざまな部位へのエロチックな欲望が駆り立てる悦楽のいとなみを、文学や芸術作品、風俗史の森のなかにさぐる異色の文化誌。   Honya Club.com


JPY ¥3,300
2017年発売の「シューマン:ファンタジー」以来、4年ぶりの仲道郁代のニュー・レコーディングは、19世紀末から20世紀初頭の音楽芸術におけるさまざまな革命の一翼を担ったドビュッシーの代表的なピアノ曲、「前奏曲集第1巻」と「映像」です。2020年10月25日、東京文化会館における"Ikuyo Nakamichi Road to 2027仲道郁代ピアノ・リサイタル ドビュッシーの見たもの"に際してのライヴ・レコーディング。仲道が自分の活動の中で最も重要と位置付け意欲的な選曲で注目されているこのシリーズでの初めてのライヴ収録となります。 (C)RS   Honya Club.com


JPY ¥3,300
イギリス人は歩きながら考える。フランス人は考えた後で走り出す。スペイン人は走ってしまった後で考える。行動・思考・情熱の三要素を軸に、各民族の政治・文化・社会のありようを解明する、比較文化論の古典的名著。行動の諸相思考の諸相情熱の諸相社会構造少数者政治構造歴史的進展言語芸術と文学愛、愛国心、宗教   Honya Club.com


JPY ¥1,914
太郎はいま、身をやつした民族学者となって、旅に出る―縄文土器を発見し、東北、沖縄、そして韓国へ。かつてパリで民族学を学びバタイユらと親交を深めた太郎が、類まれな感性で見いだした日本とは。思想家としての本質に迫る屈指の岡本太郎論にして、秀逸な日本文化論。Bunkamuraドゥマゴ文学賞、芸術選奨文部科学大臣賞(評論等部門)受賞。第1章 前史/パリのおもかげ第2章 身をやつした民族学者第3章 獣の匂い、または東北的な第4章 沖縄、ひとつの恋のように第5章 臍の緒として、韓国へ第6章 世界とはなにか補章 頭部の専制を拒絶せよ、と太郎はいう太郎はいま、身をやつした民族学者となって、旅に出る。縄文土器を発見し、東北、沖縄、そして韓国へ。かつてパリで民族学を学びバタイユらと親交を深めた太郎が、類まれな感性で見出した日本とは。その道行きを鮮やかに読み解き、思想家としての本質に迫る。Bunkamuraドゥマゴ文学賞、芸術選奨文部科学大臣賞受賞作。   Honya Club.com


JPY ¥2,420
1960年代英ロック・シーンで一際輝く芸術的バンド、ゾンビーズ。1991年にクリス・ホワイトを中心に集結した再結成アルバム。新録曲や「Time Of The Season」セルフカヴァーなど、ファンの期待に応えた一枚。2009年復刻盤。 (C)RS   Honya Club.com


JPY ¥8,800
本書は、まず何よりも基本的に日本画の習画の段階において、師匠から弟子に与えられ、手に技術を覚え、反復練習するための手本である。しかし、そのようにして初歩の美術学生のための手本として適切な参考品であるとともに、各々が独立し、高度な鑑賞に価する芸術作品である。そればかりでなく、応用範囲の極めて広い第一級の資料集である。本書は、川端玉章がわが国に新しい美術をひらくために開校された美術学校の学生のための参考教材として、全力をつくして制作し学校に納めていったものである。現在、玉章だけで二二九本が東京芸術大学大学美術館に伝えられ、収蔵されている。これらには、玉章の全く秀れた技法が思う存分に駆使されており、題材は花、鳥、虫、野菜・果実、動物、魚介そして風景におよぶ。美術史的に見ると、これらは日本の絵画史のなかで、狩野派に対し、近世から近代にかけ大きな潮流を形成した円山派から四条派に伝えられる筆墨による習練の特色を示すにたりる類のない資料集である。   Honya Club.com


JPY ¥524
「世界遺産」に登録された遺産は、すでに600を越えた。そのどれもが、貴重な普遍的価値をもっていることはいうまでもない。そんな多くの世界遺産のなかには、歴史的、芸術的、自然的価値が高いだけでなく、成立や保存などをめぐってユニークな背景があったり、独自の事情を抱え込んでいたりと、驚きのエピソードをもつものも少なくない。本書は、世界遺産を網羅したガイドブックとはちょっと違った角度から眺め、このような知られざる物語を紹介していく。なかでも驚きの話、あまり紹介されていない話を厳選した。1 沈黙する遺産に秘められた今なお解けぬミステリー2 現代文明をも凌駕する偉大すぎる建造物たち3 遺産に刻みつけられた驚くべき人間ドラマ4 そこに立つ者を圧倒する大自然の迫力と神秘5 遺跡の表情を見つめれば激動した歴史が蘇る6 崩壊、消滅の危機が忍び寄る遺産の数々7 知るほどに感嘆する遺産に隠された意外な事実   Honya Club.com


JPY ¥1,572
INTERVIEW 根幹を支える歴史的遺産、そして新しい風(ヴィンチェンツォ・ペトローネ駐日イタリア共和国大使)BVLGARIその華麗なる歴史―人は美学なしには生きられない北の聖地―ヴァッレ・ダオスタ州家族―その共同体こそイタリアの基盤イタリアの十字路Italian Brands―世紀から世紀へ攻撃対象に国境は無いROME新たな発見 ローマ帝国文化、芸術から人や街まで、あらゆる面で美しいイタリアをもっと知るための1冊。人や大自然と文明を繋ぐ北の聖地を特集。その他、イタリアの「家族政策」、産業の魅力と美学、インタビューなどを掲載。   Honya Club.com


JPY ¥1,100
世界のアート市場は、新型コロナウイルス感染拡大前まで活況を呈していた。実際、中国を中心とする華僑・華人を含むアジア、並びに中東産油国の旺盛な購買意欲に牽引され、オークション・ベースだけでも七兆三〇〇〇億円(二〇一八年)に上っていた。しかし、新型コロナウイルスが風景を一変させた。このパンデミックはアート市場にどのような影響を与えているのか―。本書では、人類が疫病といかに対峙し、芸術をもって描出してきたのかを振り返るとともに、ウィズ/ポスト・コロナ時代のアート界について市場動向を中心に予測する。同時に、歴史的転換点を迎えた現在、様々なアーティストによる作品紹介を通じて、彼ら、彼女らの作品に込めた意図を探る。第1章 芸術は疫病をどう描いてきたのか(アテネのペスト;6世紀・ローマ帝国東西統一の夢を砕く ほか)第2章 新型コロナとアート市場(コロナ禍直前・世界のアート市場;国別に見るアート市場 ほか)第3章 アートは死なず(コロナで変わるビジネスと富裕層;アート市場は必ず復活する ほか)終章 ウィズ/ポスト・コロナ時代のアート作品(ウィズ/ポスト・コロナのアート)今回のパンデミックがアート市場にどのような影響を与え、社会に何をもたらすか。豊富なデータと証言により明らかにする。   Honya Club.com


JPY ¥3,850
ナチスとは何か―宣伝から探る、その本質。ヒットラーはまだ宣伝をつづけている―ラジオ、映画、美術、建築、詩…侵蝕するプロパガンダ。万巻の書を博捜し、多岐にわたるジャンルを自在に越境した著者による、ナチス研究の名著。記念切手―神たるヒットラーは肖像権を要求したポスター―インキの嵐「大ドイツ帝国、異議なし!」広告―骨抜きと抜け穴のニヒリズムマンガ―なに、チャーチルか、ありゃ嘘つきだ。だが大物だ美術―どうして芸術たる宣伝が芸術を低下させる!(ゲッベルス)建築―大きければ大きいほどよい映画―「びっこのあひる」のギャング的手法放送―悪魔の微笑・情報の悪魔スポーツ―彼は泳げもしなければ自転車にも乗れなかったオリンピック―ヒットラーが見物を休んだのは一日だけである雑誌―トリッキーな魔法を駆使したナチスのグラフィズム文学1 詩―総統の下僕 復讐者たるかれら文学2 小説―自負は自衛である文学3 書簡―お懐かしい お母さん万巻の書を博捜し、多岐にわたるジャンルを自在に越境した著者による、ナチス研究の名著。本巻では、ラジオ、映画、美術、建築、詩などのプロパガンダからナチスの本質を探る。   Honya Club.com


JPY ¥7,700
ミルトンの芸術の理論的研究 中   Honya Club.com


JPY ¥3,520
モダニズムにおける触覚表象を技術と身体の歴史的な境界面、つまり、われわれの環境認識を考察する。直接性の経験。触覚とモダニズム第1章 後期D.H.ロレンスにおける触覚の意義(接触=触覚と身体の真実;古代エトルリア文明と触覚的感性;「ローマ式敬礼」と触覚の政治;セザンヌの古代性、あるいは「りんごのリンゴ性」)第2章 スティーグリッツ・サークルにおける機械、接触、生命(スティーグリッツ・サークルの芸術家たちとD・H・ロレンス;マックス・ウェーバーと「触覚的親密さ」;写真の「機械性」と手という芸術の領域;アメリカ、機械、写真;スティーグリッツの写真における「女性的なもの」と「原始的なもの」)第3章 ヴァルター・ベンヤミンにおける触覚の批評的射程(ベンヤミンにおける二つの触覚;「近さの魔法」とエロス;触覚的なものと"原史";模倣と「手」というトポス;翻訳の触覚)第4章 触覚的な時間と空間―モーリス・メルロ=ポンティのキアスム(接触、可逆性、否定性;奥行、垂直性、原初性―セザンヌと接触;時間・記憶・忘却の触覚性)結論ロレンス、スティーグリッツ、ベンヤミン、メルロ=ポンティについての詳細な言説分析にもとづいて、モダニズムにおける触覚表象を技術と身体の歴史的な境界面、つまり、われわれの環境認識を考察する。   Honya Club.com


JPY ¥3,300
医学は文系の学問である。物理と数学がわかっているだけでは医者は勤まらない。ヒト、なかでも病人を相手にする科学なのである。ヒトを知っている、ヒトを知ることのできる能力を持っている、ヒトとやりとりができる能力を医者が持っていることは、微分や積分の知識よりはるかに大切なのである。聞き上手、話し上手になるためには、やはりそれ相当の学習と訓練が必要である。己を知り、自己を評価し、他からの評価に耐えうる医者になるには、医学的面接の技法は不可欠である。本書は、その学習のために役立つ本である。はじめに 医学的に聞き上手、話し上手になる技術第1部 期待される医師像と医師(医学生)の自己評価(患者の選択する医療機関はどれか?;理想的医師像とは;医師の自己評価 ほか)第2部 聞き上手になる技術(面接(問診)は科学的芸術だ;日本語、話し方ならびに態度は科学的に、芸術的に;なぜ私のところへ来られたのですか? ほか)第3部 話し上手になる技術(人を観ての話し方;外来での話し方;病室での話し方 ほか)   Honya Club.com


JPY ¥1,980
第1章 いのちの周辺で―がん患者のみた入院二十六日間第2章 私にとって命の原点第3章 突然死、予告の死第4章 悔いなき死別第5章 いのちの終息終末期を人間らしく生きるには。乳がん発病以来再発を繰り返している著者がボランティアで出会ったがん患者とその家族の姿を通して「いのち」の問題を問う。目次第一章 いのちの周辺で――がん患者にみた入院二十六日間 私の糸の目 十年ぶりの入院 三十三度の電子体温計 手術の説明のあとの音楽会 五時間かかった胸部・腹部の手術 手術後、ベッドの寝起きのつらさ がん患者と健康食品 シャワーの温かさ 乳房再建は芸術品 あじさい献立 局所麻酔手術中に聴くモーツァルト 夫の愛情 女性トイレでのできごと きれいなオッパイ 駒込ナーシング・システムについて 患者同士の見舞品交換風景 駒込病院に必要なホスピス病棟 ドレーンを引きずった患者 スローンでのハゲコンテスト 猫のターミナルケア第二章 私にとって命の原点 1 私の中の昭和 太平洋戦争の真っただなか 天に昇る炎 2 寺町喜久井町に生きる――夏目漱石誕生、終焉の地に住んで いのちの蘇生をもとめて 私の好きな漱石 3 がん十三年の私の歴史――私に残された命 乳がん闘病生活十三年で学んだこと――いかにして病気と共存するか 命を育むことへの共感――個人との出会い、ボランティアへの参加 終末期を安らかに生きるために――ホスピス、在宅死第三章 突然死、予告の界にあれど祈れるものは人間しかいない 家庭的な雰囲気を大切に つらくてやめたい時は病室に行きたくなる 2 せいいっぱい生きた人生――『はんみずき』より 『はなみずき』との出会い 大腸がんとの闘い あるがままの   Honya Club.com


JPY ¥5,500
1 一九七〇年代のナチ・テロル・ロック―時代論(「ファシズムの美学」再考―スーザン・ソンタグ「魅惑するファシズム」;キッチュな黙示録―ハンス・ユルゲン・ジーバーベルク『ヒトラー、ドイツからの映画』 ほか)2 権力の身体―政体論(権力の三つの身体―聖体から革命の身体へ;ギリシア幻想の身体―ヨハン・ヨアヒム・ヴィンケルマンと古代の模倣 ほか)3 男たちの秘密―結社論(男性結社のエロス―三島由紀夫と結社論の諸問題;主権の秘密―オットー・ヘフラー『ゲルマン人の祭祀秘密結社』とその周辺 ほか)4 建築と政体―表象論(建築空間の政治学―ミース、アールト、ル・コルビュジエ;近代というナルシス―ル・コルビュジエの遡行的問い ほか)政治的暴力が美化される情動の論理を、芸術や学問と政治が交差する領域において探求する表象文化論のスリリングな実践。政治的情動と官能的な美が共犯関係を結ぶ過程を、テクスト分析・イメージ分析によって探る。   Honya Club.com


JPY ¥1,540
「古典的名作」や「芸術的異色作」があなたの知性に挑戦。海外のパズル集では定番の「チェスを使った論理パズル」も巻末収録。第1部 演繹パズル(マッチング問題)(『マーメイド水泳教室』;『バンシーたちの城』 ほか)第2部 論理学のパズル(『菜々のカゼ』;「ウソ」について ほか)第3部 真偽パズル(『サンタ・クロースの贈り物』;『旅先で出会った動物』 ほか)第4部 解析パズル(『9人の役者』(基本問題);『5羽の鶫』(基本問題) ほか)これをあなたは解けますか? 本書は「論理パズル」の良問を100個セレクト。理詰めで答えを導く知的ゲームを存分に楽しんでください。   Honya Club.com


JPY ¥7,480
「宣言一つ」をめぐる論争内容的価値論争散文藝術論争私小説論争「小説の筋」論争既成文壇の内部論争新感覚派・既成文壇論争批評方法に関する論争目的意識論争藝術大衆化論争形式主義文學論争《書物復権2006》 大正末期から戦前までの二十余年の間に交わされた激論、全二十五論争を三巻に収録。文学には何が出来るのか、時代・社会におけるその役割とは何か──。有島武郎・菊池寛・小林秀雄・中野重治・芥川龍之介・谷崎潤一郎・永井荷風・川端康成・保田與重郎・高見順ほか。半世紀前のロングセラーを復刊、文壇が熱かった時代がここに甦る。目次「宣言一つ」をめぐる論争 宣言一つ……有島武郎 有島武郎氏の窮屈な考え方……廣津和郎 廣津氏に答う……有島武郎 階級藝術の問題……片上伸 有島武郎氏の絶望の宣言……堺利彦 個人主義者と社会主義者(抄)……河上肇内容的価値論争 文藝作品の内容的価値……菊池寛 菊池寛氏の「文藝作品の内容的価値」を駁す……里見■(とん) 再論「文藝作品の内容的価値」──里見■(とん)氏の反駁に答う……菊池寛散文藝術論争 散文藝術の位置……廣津和郎 散文精神の発生……佐藤春夫 認識不足の美學者二人 ──所謂「直ぐ人生の隣りにいる」散文藝術に関する廣津砂佐藤二君の謬見……生田長江 再び散文藝術の位置に就いて──生田長江氏に答う……廣津和郎私小説論争 本格小説と心境小説と……中村武羅夫 日常生活を偏重する悪傾向(を論じて、随筆、心境小説などの諸問題に及ぶ)……生田長江 私小説と心境小説……久米正雄 「私小説」私見……宇野浩二 イヒ・ロオマンのこと…   Honya Club.com


JPY ¥4,806
本講座は、「ドイツ観念論」に関する従来の評価を全面的に見直し、あくまで現在の思想状況の中で、この巨大な思想運動の中から何を学び今後の哲学・思想にどのような方向付けを与えうるかの観点から編集された画期的な講座である。第4巻にはシェリングの「日本語で読める文献一覧」を付す。総説 自然と大我との統一原理ヘルダーリーンとシェリングシェリングの自然哲学同一性と個体性―シェリングの「人間的自由の本質」シェリングのイデアリズムと存在論―後期における「こと」=存在論の意義シュライエルマッハーの哲学思想と学問体系ロマン主義者の芸術論ゲーテと反近代付 日本語で読めるシェリング関係文献   Honya Club.com

(PR) 美学

JPY ¥2,970
芸術とは何か?天才がイメージさせるのはいかなる人物か?芸術と工芸との境界とは?プラトンにまで遡る理論言説の小史をジェンダーという視点から振り返り、美をめぐるその思考のうちに暗黙裡に潜む、男性的/女性的という、二項対立的な概念体系の伝統を批判的に解明。そして今、もはやそれら過去の規範では解釈しきれない現代アートについてどんな言葉で語りえるのか、フェミニスト・アートを具体例にみながら、美学の新たな可能性を探っていく。第1章 芸術家と芸術―概念小史第2章 美的快第3章 アマチュアとプロフェッショナル第4章 深層におけるジェンダー―味覚と食べ物第5章 芸術とは何か第6章 不穏な快―崇高とおぞましさ   Honya Club.com


JPY ¥2,420
近代初期の転形期に、ヨーロッパの1都市が経験した社会的・精神的変革。今日にも通底する動揺の時代の不安と希望を描き切る。1 ホーゲンベルクの地図(エルザスの主邑;ドイツ最初のギムナジウム;大聖堂の建築家)2 大聖堂の天文時計(ペストの流行とあいつぐ落雷;南側翼廊の時計群;科学の図像表現;天文学者ダジポディウス;異端の宇宙論;時の科学)3 ギムナジウムの冒険(ライン河流域のドミニコ会修道院;文化の坩堝;パラケルススの遺産)4 「悪魔の病」と隔離(蔓延する梅毒;市民病院;疫病の猛威;都市の外縁;市医とギムナジウム)5 解剖学と人体モデル(リフの発禁事件;ニュルンベルクの市医;精液の変容;ウィトルウィウスの註解者)6 健康と快楽(入浴のすすめ;公共井戸の設置;ビールをつくる居酒屋)7 精霊の建築(ディッターリンの生涯;『建築論』の出版;天文時計の造営)8 帝国自由都市の公共性(帝国自由都市シュトラスブルク;公共建築と建築監;建築監ダニエル・シュペックリン;繁栄の証し)9 薔薇十字の都市(旅篭につくられた「愛の園」;ウィトルウィウス的都市;ヘルメス主義の伝統;クリスティアーノポリス;科学と芸術の都)   Honya Club.com


JPY ¥3,080
総論(ドイツ・ロマン派とは何か;中世の芸術について;新古典主義時代の成立;ドイツの政治的状態とロマン派;ロマン派とキリスト教;ヨハン・ハインリヒ・フォスとロマン派;ゲーテとロマン派)作家論(フリードリヒ・シュレーゲル;アウグスト・ヴィルヘルム・シュレーゲル;ルートヴィヒ・ティーク;ロマン派の哲学者たち;ノヴァーリスとホフマン;クレーメンス・ブレンターノー;ルートヴィヒ・アヒム・フォン・アルニム;ジャン・パウル;ロマン派の三巨頭;ルートヴィヒ・ウーラント;ドイツのキリスト教とフランスのキリスト教;付記―ヴィクトル・クザン氏のこと)ドイツの市民的解放の障害となった後退的・中世的・カトリック的なドイツ・ロマン派に対する論駁の書。著者の作家的資質と批評家的資質が見事に結合したドイツ文学の金字塔。   Honya Club.com


JPY ¥3,300
創造都市・創造農村の到達点と新地平第1部 創造都市(文化資源としての廃校と創造都市形成―京都市の事例から;都市とメディアとミュージアム―大阪の美術館をめぐる考察;アートプロジェクトと文化創造地域政策―大分県の事例を中心に;大都市における創造農村的取組みへの展望―地域社会の課題解決に向けた文化芸術の取り組み;リノベーションによる創造地区から創造都市への発展―新潟市中央区を事例として)第2部 創造農村(創造的な資源利用は農村を豊かにするか;和菓子と地域農業―「白小豆」を巡る取引形態;文化を基盤としたレジリエンス―奄美の維持可能な発展への挑戦;フットパスによる創造的地域づくり―共創のエリアデザイン;創造農村と維持可能な社会の実現―神山町と珠洲市におけるSDGsへの接近)第3部 新領域(東アジア文化都市と創造都市のネットワーク;創造農村のためのデザイナーの役割と支援ファクター―アマゾンのソーシャルデザインの事例から;歴史的文化資産を活かした創造的地域の形成―リビングヘリテッジをクリエイティブヘリテッジへ;包摂型社会の具現化に向けて―障害福祉施設の実践に学ぶ)創造社会の扉をひらく2015年国連サミットでの「持続可能な開発目標(SDGs=Sustainable Development Goals)」の採択以来、世界各地の地域政策はもちろん民間ビジネスにおいても持続可能な社会の実現を推進しようとする取り組みが活発化している。 わが国では、これまで佐々木雅幸が「創造都市」と「創造農村」を提言してきた。 「創造都市」では包摂的で安全かつレジリエントで持続可能な都市および人間居住地を実現するべく、すでにユネスコ選定の諸都市が180に及び、具体的な都市ごとに個別の目標を設定し取り組みが取り組みが進められている。 一方「豊かな自然生態系を   Honya Club.com


JPY ¥990
銕仙会の会員になり、能を集中的に見て論ずる「芸術断想」をはじめ、歌舞伎、芝居、映画などの芸術論、物議をかもした映画『憂国』の製作過程を描いた「製作意図及び経過」、他にコクトー論を収める。芸術全般に対する、鋭く深い考察と愛情が三島文学の根底を流れる。芸術断想盛りあがりのすばらしさベラフォンテ讃迫力ある「ウエストサイド物語」―初日を見て篠山紀信論ポップコーンの心霊術―横尾忠則論映画「双頭の鷲」について私の洋画経歴「地上より永遠に」評荒唐無稽〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥3,062
ファツィオリで弾く「左手のためのシャコンヌ」! デンマークのピアニスト、リケ・サンベアは、王立デンマーク音楽アカデミーで学び、2002年のリサイタルでデビューしました。デンマークと北欧の音楽シーンで活動、コペンハーゲンとオーゼンセのアカデミーで教え、ティスヴィレとラングヴァズのフェスティヴェルの芸術監督を務めています。彼女のレパートリーは、モーツァルトやベートーヴェンといった古典的作品のほか、カ   HMV&BOOKS online


JPY ¥5,720
私たちは風景のどのような点に魅せられるのか、またその理由はなにか。地理学者としての学職、およびコンラート・ローレンツの動物行動学から得た知見をもとに、風景を経験したあとの充足感は種の保存に有利にはたらく、という視点から独自の「生息地理論」および「眺望―隠れ場理論」を展開する。古今の文学作品、風景絵画や写真、庭園、建築などを豊富に援用しつつ、さまざまな知を脱領域的に横断して新たな「風景美学理論」を構築、今後の研究の方位をも提示する。論点探求行動と環境象徴性の枠組みバランス関わり諸芸術の風景流行、趣味、イディオム場所の美の潜在力実績評価風景を眺め、その美的経験から得る充足感の源泉は何か。地理学者としての識見と、コンラート・ローレンツの動物行動学に立脚し、様々な分野の知を脱領域的に横断して、新たな風景美学理論を構築する。   Honya Club.com


JPY ¥1,980
世界に誇るべきニッポンのアユ釣り。近代アユ釣り発展の歴史が、初めて明らかに!「ごく楽背バリ」や「チビ玉泳がせ」などの名づけ親であり、編集者として近代アユ釣り発展のすべてを見てきた著者が、未公開秘話を交え「鮎釣り烈士」たちのすべてを語り尽くす。アユ釣り隆盛の時代を共に過ごした名手たちの生きざまが、鮮やかに甦る。友釣り界の帝王・村田満―不撓不屈の精神で、今なお時代をリードする巨人。スパイラル釣法・室田正―スターの輝きを放ち、名だたる顔ぶれを引き連れて一時代を形成。アユ釣り界の貴公子・西角喜昭―上品な釣り姿で近代アユ釣りの普及に貢献した、サラリーマンの代表。ごく楽背バリ・伊藤稔―研究者と芸術家の顔を併せ持つ、東北アユ釣り界の偉人。ナイロン太イトの泳がせ・高松重春―スタイリッシュな感性と集中力に秀で、芯の通った持論を貫く。チビ玉泳がせ・植田正光―名門「狩野川名人界」を率いた、現・狩野川漁協組合長。背バリX釣法・吉川賞治―背バリによるオトリ操作を理論化し、ブームの先陣を切る。川見術・小倉吉弘―「京都RFC」第二世代を代表するトップトーメンター。スーパーウエポン背バリ・主藤秀雄―芸術的と評される釣りの裏側で、日夜鍛錬を重ねた努力の人。ふたコブラクダ・天野勝利―努力では身につかない、動物的な勘を備えた天才肌の友釣りマン。〔ほか〕世界に誇るべきニッポンのアユ釣り。「ごく楽背バリ」「チビ玉泳がせ」などの名づけ親であり、編集者として、近代アユ釣り発展の全てを見てきた著者が、未公開秘話を交えて、「鮎釣り烈士」の全てを語り尽くす。   Honya Club.com


JPY ¥9,240
ベーラ・バラージュは、日本では映画理論家として著名であるが、詩人、小説家、劇作家、童話作家、台本作家、エッセイスト、批評家でもあり、更に映画と演劇の監督としても活動するという「万能人」(u`omo universale)であった。時は20世紀前半の歴史的激動期。光と影のヨーロッパ精神史の中の大芸術家の肖像。写真図版別刷り40頁。夢想家の青春詩、友情、愛そして死手に負えぬ人々革命の中の魂亡命映画理論家の誕生大衆文化の批評家理論から実践へバリケードの上の異端者芸術と宣伝〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥1,282
受験・恋愛・夫婦関係・人付き合いや文化について、「人生の達人」森毅が、3人の個性的な女性たちと、サロン風に楽しくおしゃべりを展開。第1章 ややこしい女と男の話第2章 自分が素敵に思える生き方の話第3章 明るい戦争の話第4章 ちょっと見方を変えた世の中の話第5章 決して難しくない人付き合いの話第6章 面白おかしいエピソード第7章 心が高揚する文化芸術の話   Honya Club.com


JPY ¥2,750
ミレイ、ハント、バーン=ジョーンズをはじめ、英国ヴィクトリア朝中期に活躍した画家たちはどのようにキリストを描き、自らの信仰を表現したのか。65点の美しい図版とともに味わう、キリスト教美術鑑賞の手引き。1 近代イギリスを生きたクリスチャン芸術家たちの苦悩と挑戦(19世紀イギリス芸術とナザレ派;物質主義的時代を生きるクリスチャン芸術家;"献身"の表現としてのキリスト教絵画)2 19世紀イギリスにおいて描かれたキリストの肖像(スコットランド人の画家たち;デヴォンシア出身の2人の画家;ラファエル前派とその周辺の画家たち)ミレイ、ハント、バーン=ジョーンズをはじめ、英国ヴィクトリア朝中期に活躍した画家たちはどのようにキリストを描き、自らの信仰を表現したのか。65点の美しい図版とともに味わう、キリスト教美術鑑賞の手引き。   Honya Club.com


JPY ¥1,760
「諸国民の世界は人間たちが作ってきたのだから、その原理はわたしたち人間の知性の諸様態のうちに見出すことができる」との考えにもとづいて、歴史学にコペルニクス的転回をもたらしたヴィーコの主著。上巻には「著作の観念」、第1巻「新しい学の原理」、諸国民が展開してきた「詩的知恵」について論じた第2巻の第4部までを収録。詳細な訳注付。第1巻 原理の確立(年表への註記;要素について;原理について;方法について)第2巻 詩的知恵(緒論;詩的形而上学;詩的論理学;詩的道徳学;詩的家政学)デカルトの科学主義に立ち向かい、人間の歴史の価値に光をあてるヴィーコ。古文献・風習・言語・芸術・貨幣などを読むことで、〈真なるもの〉に迫る   Honya Club.com


JPY ¥39,930
Q1 Pro QMK/VIA ワイヤレス カスタム・メカニカルキーボードで、数々のプレミアムデザインとともに、かつてないタイピング体験をお届けします! 【有線でも無線でも】マルチタスクのための優れたソリューション。Q1 Proは、安定したBroadcom社製Bluetooth 5.1経由で最大3台のデバイスとワイヤレス接続でき、ノートパソコン、スマートフォン、タブレットでシームレスなマルチタスクが可能です。Mac と Windows の両方に完全対応しており、デバイスを素早く切り替えることができます。信頼性の高いUSB Type-C有線接続も必要なときに利用できます。●●【これは、芸術作品のようなもの /全てのパーツを組み立てることができます】このキーボードは、単なる道具というよりもデスク上の芸術品です。Q1 Proは、6063アルミニウムのCNC削り出しボディ、研磨仕上げ、アルマイト仕上げ、サンドブラスト仕上げ、そして24の製造工程を経て作られています。さらに、各部品が簡単に組み立てられるように設計されているため、簡単にカスタマイズして調整したり、究極のタイピングエクスペリエンスを実現することができます。●●【ダブルガスケットデザイン /内部には先進的なコアを搭載 /KSAキーキャップ】ダブルガスケット設計は、業界における革新的な構造と言えるでしょう。プレート上のガスケットに加え、トップケースとボトムケースの間にシリコンパッドを追加しました。金属間の共振を大幅に低減し、この結果、衝撃を受けた金属のノイズを低減することができます。このダブルガスケット構造により、ガスケット構造の柔軟性を維持したまま、キーボード全体の打鍵音を良くすることができます。フレキシブルなPC(ポリカーボネート)プレートとガスケットマウントデザインにより、ワンランク上の打鍵音と快適性を実現しました。この設計の組み合わせにより、キーボードはガスケット構造の柔軟性を維持し、全体的な打鍵音を改善することができます。※日本国内ではホワイトモデルはオールホワイトモデルとなります。予めご了承ください。さらに、128Kフラッシュを搭載した強力な超低消費電力ARM Cortex-M4 32ビットSTM32L432チップ(MCU)は、開発者にさらなる柔軟性を提供します。ポーリングレートは、TYPE-C有線モードでは箱出しの状態で1000Hz(無線モードでは90Hz)。対戦ゲームでも待ち時間がほとんど気になることはないでしょう。さらなるタイピングエクスペリエンスを微調整するため、Keychron 独自のKSAプロファイル(SAプロファイルをベースにしながら、より人間工学に基づいたシェイプ)のキーキャップセットをデザインしました。●●【すべてのデバイスに対応 /プログラム可能なノブ /QMKとVIAでQ1 Proをプログラム】Windows デバイスとの互換性を保ちながら、Mac ユーザーの使い勝手を考慮して作られた Q1 Pro には、システムトグルが搭載され、WindowsとMac OS の両方のシステム用にカスタマイズされたキーキャップが追加されています。キーボードには、各システム用に2つの異なるレイアウトを保存できます。さらに、クリエイティブなワークフローを強化するために設計されたプレミアム・ロータリーエンコーダーノブは、革新的なVIAソフトウェアを通じてお気に入りのキーとマクロを簡単にカスタマイズすることができます。ズームイン/アウト、画面の明るさ、ブラシのサイズ、不透明度、音量、ビデオや写真の選択、バックライトの色合いなど、希望のキーやマクロコマンドにノブを簡単にカスタマイズすることができます。また、QMK/VIAを通じて、あらゆるキーのリマップ、マクロコマンド、ショートカット、キーの組み合わせの作成が可能なため、ワークフローに無限の可能性が広がります。●●【ホットスワップ対応 /South-facing RGBライト /事前に潤滑されたKeychron K Proスイッチ /ねじ込み式PCBスタビライザー】パーソナライズされたタイピングエクスペリエンスを実現するには、細部までこだわる必要があります。Q1 Proの各スイッチは、市販されているほぼすべての3ピンおよび5ピンMXスタイルメカニカルスイッチ(Cherry、Gateron、Kailh、Pandaなど)とハンダ付け不要でホットスワップできます。あなただけのタイピングエクスペリエンスを僅かな時間でカスタマイズできます。さらに、22種類のRGBバックライト設定が可能です。RGBの色相、彩度、明るさ、効果速度、異なるモードをさらに微調整したり、QMK/VIAでこれらのキーをリマップすることもできます。Keychron   Kojima.net(コジマネット)


JPY ¥6,380
「ヴェネツィアとシャモニーは、私にとってこの地上における二つの目的地だ」。ジョン・ラスキンがシャモニーを初めて訪れたのは14歳のとき。以後、生涯にわたり幾度となくシャモニーに足を運び、山の美と神秘を追究し続けた。近代登山の誕生した時代、「美の先導者」はどのように山と生き、山を理解したか。ラスキンとシャモニーと山という歴史全体を遡り、ラスキンの知られざる「生」を再発見する。第1部 山の発見へ(一八二三‐一八三五年)(青い山々;あそこに、エギーユが!(一八三三年);とどまれ、とどまれ、そして眺めよ、あれはシャモニーだから!(一八三五年))第2部 ソシュール、ターナー、クーテットを道案内として(一八四二‐一八四四年)(私がしたい仕事…(一八四一‐一八四二年);夜明けに孤立した山の頂上に立ち給え…(一八四三年) ほか)第3部 ヴェネツィアとシャモニーのあいだ…(一八四五‐一八五六年)(私の本当の国…(一八四五‐一八四六年);シャモニーでは革命はなかった(一八四七‐一八四九年) ほか)第4部 失われ、見出されたシャモニー(一八五六‐一八八八年)(シャモニーは完全に汚染された(一八五六‐一八六五年);アルパイン・クラブの紳士たち…(一八六五年) ほか)「山は、自然の造りし大聖堂である」▼詩人、画家、美術批評家、地質学者、社会思想家−−ジョン・ラスキンは19世紀の思想・芸術において最も影響を及ぼした人物の一人である。▼ラスキンが愛した土地は、水の都ヴェネツィアとアルプスの山々に抱かれる町シャモニーであった。彼はシャモニーへ幾度となく訪れ、山について地質学的研究を試みながら、水彩画、版画、銀板写真などで山岳美を表現しつづけた。▼19世紀、近代登山誕生の時代、「美の先導者」はどのように山と生き、山   Honya Club.com


JPY ¥814
幼少時より絵の才能を発揮し、狩野派の技法を異例の早さで修得した天才絵師・弘瀬金蔵。通称・絵金と呼ばれた男は江戸から故郷の土佐に戻り、土佐藩家老のお抱え絵師となるも、仕組まれた事件により追放される。独自の美を追求した絵金は、土俗的で血みどろの芝居絵など見る者を怪しく魅了する作品を描き続けた。その絵に翻弄された男たちの生と死から芸術の魔力が浮かび上がる傑作時代小説。江戸末期に土佐に生まれ、幼少より絵の才能を発揮し、狩野派の技法を信じがたい短期間で習得した天才絵師、絵金。江戸で絵を学んで故郷に戻り、土佐藩家老のお抱え絵師となるも、とある事件により追放される……。狩野派を学びながらも独自の美を追究した絵金は、血みどろの芝居絵など見る者を妖しく魅了する作品を描いた。その絵に魅入られ、人生を左右された男たちの生きざまから、絵金のおそるべき芸術の力と、底知れぬ人物像が浮かび上がる、傑作時代小説。   Honya Club.com


JPY ¥4,180
『モーツァルトとダ・ポンテ』 リヒャルト・ブレッチャッハー著 小岡礼子・訳  「モーツァルト・イヤー」の有終を飾る、本格的作品論 オペラ史上に残る不朽の名作「フィガロの結婚」「ドン・ジョヴァンニ」「コジ・ファン・トゥッテ」。この三大名作の作曲家モーツァルトと、台本作家ダ・ポンテの人物・作品論。  18世紀末、啓蒙主義の時代、芸術を理解するひとりの皇帝が現れ、その庇護の下に二人の異質な芸術家による   HMV&BOOKS online


JPY ¥5,478
批評家で美術史家のジェイムズ・マイヤーは、ミニマリズムおよび1960年代のアメリカのアートに関する第一級の専門家である。マイヤーはその明解な研究において、20世紀後半の美術様式の中で最も現代的なこのミニマリズムの発達を、歴史的および文化的文脈から幅広く論じている。作品紹介のセクションでは、ミニマルアートに関する最も重要な作品と展覧会、さらには、ミニマリズムと短期的に関わりを持った同時代のアーティストたちを取り上げている。本書は、ミニマリズムに関して現在手にすることのできる、最も包括的で信頼性の高い資料集である。作品(1959‐63年:最初の出会い;1964‐67年:ミニマリズム最盛期;1967‐79年:賛美と批判;1980年から現在まで:近年の作品)ミニマリズムは、60年代に幾何学的な技法を全体にあるいはシリアルな形で用いて新しい種類の抽象芸術を生み出したアメリカのアーティストたちの活動を表す言葉。本書は、ミニマリズムに関する信頼性の高い資料集。   Honya Club.com


JPY ¥4,180
いま教育で正統とされているのは、誰の知識で、誰の利益に役立つものなのか?―1980年代以降、米国において急速に再編成されつつある教科書、カリキュラム、教育方法等を具体的に取り上げ、公的・中正な知識として教育に注入される言説に込められた、社会的不平等是正を阻む非民主的イデオロギーを鋭く剔出し、新たな対抗教育力の創造を促す、まさに今日の日本にとっても時宜を得た書。第1章 序―オフィシャル・ノレッジ(公的知識)をめぐるポリティックス第2章 常識(Common‐Sense)をめぐるポリティックス―なぜ右派は勝利しつつあるのか第3章 文化のポリティックスと教科書第4章 オフィシャル・ノレッジを規制する第5章 虜になった視聴者の創造―学校向け放送番組「チャンネル・ワン(Channel One)」とテクストの政治経済学第6章 とどのつまり誰のためのカリキュラムなのか?第7章 「よお、元気だぜ」―学校における新しい知識の創造をめぐる芸術とポリティックス第8章 教育方法のポリティックスとコミュニティの形成付論―教育、権力、そして、個人史(インタビュー)   Honya Club.com


JPY ¥5,500
伊藤永之介、地味だがまさに芸術的な力量をもった一人の昭和作家の、まったく新しい編集による豊かな代表作集を、見のがしてしまうことはできない。昭和作家のすぐれた一巻本撰集。梟早場米暴動濁酒地獄文学的自叙伝伊藤永之介年譜回想記   Honya Club.com


JPY ¥1,540
海の波がなくなる赤道直下、雨と晴れの境目、オーロラが踊る北極の海、南極にそびえるアイスブルーの氷山―研究者だけに許された地球極限、奇跡の絶景。死ぬまでに絶対に見たい!自然がつくる芸術。1 熱帯の海へ(波を失った鏡の海;灼熱の太陽 ほか)2 北極域の海へ(昨日の島と明日の島;全天に舞うオーロラ ほか)3 南極域の海へ(氷山の形を変える悠久の時間;無数の氷に包囲される ほか)4 研究最前線(空と海を観測する船―地球を調べる最新機器;研究24時―船上の熱い人々 ほか)海の波がなくなる赤道直下、雨と晴れの境目、オーロラが踊る北極の海…。研究者と乗組員が、世界中の海洋を調査する海洋地球研究船「みらい」から撮影した、美しい空と海の写真を紹介し、科学的な解説を加える。   Honya Club.com

(PR) 水上勉

JPY ¥3,520
事実と虚構のあわいに求められた道とは。文明を問う「社会派推理小説」によって出発した水上勉。だが、自らの生と重ねて「寺を焼き」「竹を削り」一休・良寛の境涯を跡づけつつ、ついには芸術と救済の向こうへと歩み出す。晩年の日々までその文業を初めて本格的に捉えた畢生の力作。1(『五番町夕霧楼』の復権;『雁の寺』から『雁の寺 全』へ;『越前竹人形』のその後 ほか)2(公害問題と水上勉―文明vs.反文明の構図;『飢餓海峡』の達成;社会派ミステリーから日本型私小説へ、そして)3(『蓑笠の人』と『良寛』とのあいだ―さまざまな帰郷;『才市』へと至る道;電脳暮しの日々―言葉を超えた世界へ)事実と虚構のあわいに求められた道とは――。文明を問う「社会派推理小説」によって出発した水上勉。だが、自らの生と重ねて「寺を焼き」「竹を削り」一休・良寛の境涯を跡づけつつ、遂には芸術と救済の向こうへと歩み出す。晩年の日々まで、その文業を初めて本格的に捉えた畢生の力作。   Honya Club.com


JPY ¥619
アリストテレスの「芸術論」、世阿弥の「演技論」などを論じ、更に20世紀前半の知的関心および現代の意識理論のありうべき典型的な方向を代表する、ベルクソン、サルトル、メルロ=ポンティ等の業績を検討しながら、独創的な「演技」の概念によって新しい人間学と芸術学の体系化を試みる、画期的労作。第1章 演技とその常識(問ひと対象;日常のなかの演技;「鼎話」的表現構造;古典のなかの演技観)第2章 演技と行動(行動の模倣;行動の構造;演技の構造と意味)第3章 演技と意識(意識のなかの意志と動機;意識の「図」と「地」;動く意識―ベルクソンの場合;動かない意識―サルトルの場合;動いて動かない意識―メルロ・ポンティの場合)第4章 演技と実存(演技とリズム;リズムと世界;リズミカルな実存)第5章 演技と表現(ふたつの自我の成立;自己表現と様式;演劇としての演技)   Honya Club.com


JPY ¥4,620
カナダ先住民自身による表現は、世界経済のグローバル化や国家政策、欧米のアート市場と深く関わりながら、「版画」という技術との出会いにより現代アートとして花開いた。世界でも稀に見るコレクションの数々を、丹念な研究成果に基づきじっくりと紹介する。カナダ先住民のアート世界(国立民族学博物館のカナダ先住民版画コレクションについて;カナダ先住民社会とアートの展開)極北のハンターにしてアーティスト:イヌイットの版画(生きることの歌―カナダ・イヌイットの版画の魅力;テーマ解説)極寒の自然の中で培われた自然との関係性、神話や物語といったカナダ先住民の世界。約半世紀前に導入され花開いた版画芸術の数々を、国内一のコレクションで堪能することができる本格的版画集であり、解説書。   Honya Club.com


JPY ¥2,200
「教授」と「ハカセ」――長年親交のある二人による初の人生論80年代、テクノミュージックで一世を風靡した「教授」こと坂本龍一。以来、常に第一線で活躍し続けてきたが、近年は電子音楽とは対照的な自然の「ノイズ」を取り入れたサウンドを次々と発表。一方、「ハカセ」こと福岡伸一も、分子生物学者としてDNA解析に象徴される要素還元主義的な科学を追求してきたが、その方法論に疑問を抱き、生命現象を一つの「流れ」として捉える独自の生命哲学、動的平衡論を確立。20年来の付き合いという両者が、さまざまな挫折を経験しながら現在に至るまでの道のりを語り合う。コロナ・パンデミック以降、死生観が劇的に変わる今だからこそ、私たちの生を輝かせることに目を向けたい。音楽、アート、哲学、科学など、多方面に造詣の深い二人が、対話を重ねた末にたどり着いたものとは――。【本文より】一歩踏み出さないと、どこがゴールかわからない。それがある日、「あっ、これがゴールだ」と実感した瞬間があって、今まで見えていなかった次の山が見えた。「ここで終わりじゃないんだ、次はあそこに行かなければいけないんだ」と思いました ──坂本龍一個体の生命が有限であることが、すべての文化的、芸術的、あるいは学術的な活動のモチベーションになっています。有限であるからこそいのちは輝く。このようにして生命系全体は連綿と続いてきたし、これからも続きうるのだと思います ──福岡伸一【目次】世界をどのように記述するか――刊行に寄せてPART1 壊すことから生まれる―音楽と科学の共通点PART2 円環する音楽、循環する生命Extra Edition パンデミックが私たちに問いかけるものPART1とPART2は、NHK Eテレ『SWITCHインタビュー達人達』(2017年6月3日)で放送された対談を未放送分も含めて収録し、大幅に   Honya Club.com

(PR) 萬燈籠

JPY ¥3,143
ロック・バンド、人間椅子の通算21枚目となるオリジナル・アルバム。幻想的、詩的、怪奇なもの、ナンセンス・ソング、宇宙を歌ったもの等、非日常であるがゆえに、無限の世界をほのめかすような芸術的な作品。 (C)RS   Honya Club.com


JPY ¥2,090
子どもの造形活動ルネサンスが始まっている 大人が主導して「作品主義」になっている造形活動あります。一方、子どもが生活のなかでの感動をもとにした造形活動もあります。本書は、子どもがモノや環境や人と出会い、その驚きや喜びを表現する活動の実践例を、記事と映像で伝えるムックです。 従来の造形活動が、たとえば最終的な作品を念頭においてれから作り出すという流れでしたが、新しい造形活動では作るプロセスを大事にしています。子どもが表現する際に、大人は興味をいかにサポートするため、どのような材料を用意し、どのようなタイミングでどのように言葉をかければいいのでしょう。 新しい造形活動をする園や団体が、いま全国のあちらこちらで現れています。それは子どもの造形活動ルネサンスです。 作品主義の活動に疑問を感じている方、新しい取り組みを始めてみたいもののどうやっていいかわからない方に、本書は強い味方となります。 映像DVDは、京都造形芸術大学にある「こども芸術大学」の保育の様子を収録しました。自然を大事にした生活のなかで、大人と一緒に作品を作り出す様子をご覧ください。 全体の基調は椙山女学園大学の磯部錦司教授の協力を仰いでいます。 【編集担当からのおすすめ情報】 幼稚園・保育園の先生向きに編集しておりますが、一般のお父さん、お母さんにも参考になる内容です。同じ絵が壁に並んでいる発表会に疑問を持った方は、ぜひ本書をご覧ください。子どもの造形活動に一石を投じる内容です。   Honya Club.com


JPY ¥2,640
第1部 教育哲学の現代的課題(教育研究と「ポストモダンの視点」;グローバル化時代の市民教育とアイデンティティ―A.ガットマンの政治的教育理論に注目して;アメリカにおける批判的思考理論―1980年代以降を中心として;中間集団を介して異質協同公教育へ;学校選択と社会正義―リベラリズムの観点から;経験のメタモルフォーゼ―現象学的経験論の試み)第2部 教育思想史の拓く地平(前期ペスタロッチにおける政治と教育―小説『リーンハルトとゲルトルート』における統治者像の分析;1830年代アメリカ・マサチューセッツ州におけるライシーアム運動と公教育;E.クリークにおけるVolkの概念―1920年代を中心に;ジェーン・アダムズの「プラグマティズム」―論文「ソーシャル・セツルメントの機能」(1899年)におけるデューイ知識論へのトルストイ芸術論の読み込み;野村芳兵衛の生涯における教育の実践と思想)第3部 教育実践を問う教育哲学(カウンセリングにおける「理論‐実践」問題―カウンセリングは芸術か、科学か;「他者」へ向かう教師―「教え‐学び」の「倫理」をめぐって;教師教育の哲学をめざして―教師に求められる資質能力とは何か)   Honya Club.com


JPY ¥1,980
第1部 宇宙神霊との交信(私の生い立ち;空海の夢;霊的な世界へ;霊媒師に会う;霊的な人々との出会い;光よりの光、宇宙神霊からのメッセージ ほか)第2部 光の子よ、目覚めなさい(人類及び同化人間の意識覚醒促進計画;外的知識と内的知識;宇宙からのアプローチ;アトランティス大陸について ほか)第3部 宇宙愛の波動(芸術について;真理について;宗教について;神霊界の掟について ほか)第4部 宇宙神霊から見た地球(人間形成について;時間について;核兵器と原子力発電所について;光よりの光の使者、あなた方に伝える ほか)第5部 詩的メッセージ   Honya Club.com


JPY ¥2,136
大阪を様々な角度から眺め、大阪の持つイメージ、その可能性、これからの姿を考え、より「魅力的な」「やさしい」「ここちよい」「おもしろい」まちにしていく方向性を探る研究会"クオレ"が贈る新しい大阪都市論。地霊・アート・ネオノマドをめぐる大阪都市論第1章 地霊編(地霊都市・ミュージアム都市;老人から遠ざかる都市;十二単にまどろむ喜悦)第2章 アート編(大阪のアートスケープ―大衆芸術としての都市景観;コンテンポラリーアート・シティOSAKA―多顔性都市OSAKAの一つの顔として;食欲とおしゃれ;エスノシティ大阪―具体性の文化に明日はあるか;提言 見残しの思想)第3章 ネオ・ノマド編(変態する昆虫都市;旅・宗教・芸術をインフラに持つ都市づくり;ネオ・ノマド〈新・遊動民〉の時代と観光;提言 新名所作りで観光都市化を図ろう)第4章 OSAKA夢百景おわりに(未来に向けて;研究会の活動報告)   Honya Club.com


JPY ¥3,080
通常1万5千円以上送料無料。芸術的天才か、政治的反逆者か。英国が最も欲する謎に包まれたグラフィックアーティスト、BANKSY(バンクシー)。待望の日本語版作品集。バンクシー/作、廣渡太郎/訳   MoMA Design Store


JPY ¥1,760
ミシシッピー州カンザス・シティー生れのヴァージル・トムソンは、1920年代と30年代の多くをパリで過ごし、ジェイムズ・ジョイスやピカソといった大物芸術家と親交を結びました。特に、ガートルード・スタインとは、芸術史に残るような友情を育みました。トムソンの初期作品の多くは、スタインの詩に作曲した歌曲や「合成的ワルツ」に見られるように、現代性と古典主義のバランスが取れたものです。「ヴァイオリンとピアノの   HMV&BOOKS online


JPY ¥9,240
社会や人々の意識と呼応しながらその姿を変えてきた総合芸術―オペラ。すべてが加速する現代、オペラは、芸術はどんなメッセージを伝えうるか。METの歴史が未来のオペラのありかたを描き出す。第1章 桟敷の問題 1883‐1884年―ベルカント第2章 文化の中心地 1884‐1903年―ドイツもののシーズンとフランスオペラ第3章 オペラ戦争 1903‐1908年―『パルジファル』『サロメ』とマンハッタン歌劇団第4章 現代性 1908‐1929年―プッチーニ第5章 苦難の時代 1929‐1940年―ワーグナー第6章 戦争の重圧 1940‐1950年―指揮者のオペラ第7章 ビジネスとしてのオペラ 1950‐1966年―ヴェルディ第8章 過渡期 1966‐1975年―アメリカのオペラ第9章 絶対的なマエストロ 1975‐1990年―20世紀ヨーロッパのオペラとバロック第10章 支援とペレストロイカ 1990‐2006年―(帰ってきた)アメリカのオペラとスラヴ語のオペラ第11章 新しいメディアの時代 2006‐2013年1883年秋、ニューヨークのブロードウェイ39丁目にオープンしたメトロポリタン歌劇場。国立や州立ではなく、ヴァンダビルト、モーガン、ローズヴェルトなど個人出資者たちが資金を拠出しあって持ち株会社の形で設立されたMETは、「民主化した歌劇場」のスタンスを失うことなく、時代の波を潜ってきた。二度の大戦、大恐慌、リンカーン・センターへの移転を経て、労働争議に人種差別問題、冷戦終結、インターネットの席巻……貴族階級の集まる社交場として発展してきたヨーロッパのオペラハウスとは違い、時代と社会、政治の荒波に揉まれ、常に経営の危機にさらされながらMETが今日に至る道はアメリカの縮図でもある。総支配人の地   Honya Club.com


JPY ¥5,500
演劇を通して表現することをめぐる、自発的・主体的なあり方とは?明治末期に民衆芸術として生まれ、昭和期の戦時体制で用いられた素人演劇の変遷を、その特性や社会状況から克明に考究。演劇と表現活動に含まれる教育的な意味を検討し、生活に根ざした表現による自他理解の様相を描き出す。第1章 素人演劇の前史第2章 戦時下における素人演劇運動―自発性をめぐる総動員体制のジレマン第3章 素人演劇運動の理論第4章 戦時下素人演劇運動の実際第5章 敗戦直後の素人演劇と表現の獲得第6章 戦後労働者の素人演劇―自立演劇の展開過程第7章 演劇を通した表現と関係性への問いかけ―自立演劇の実践明治末に民衆芸術として生まれ、昭和の戦時体制で用いられた素人演劇の変遷を検討。生活に根ざした表現と自他の関係性を捉え直す。   Honya Club.com


JPY ¥2,970
〈祖国〉の観念はいつ生まれたか?国家に内在する宗教的=超越的理念装置を解明し、〈神秘体〉としての国家の本質にせまる。孤高の歴史家による王権論集。中世政治思想における「祖国のために死ぬこと」国家の神秘―絶対主義の構成概念とその中世後期の起源「キリスト」と「国庫」法学の影響下での王権ダンテの「ふたつの太陽」芸術家の主権―法の格言とルネサンス期の芸術理論についての覚え書   Honya Club.com


JPY ¥1,980
沈黙していた「大空のサムライ」たち。名もなき英雄たちの叙事詩、鎮魂歌。第1章 黎明第2章 奮迅第3章 逆風第4章 完勝第5章 落日第6章 焼跡第7章 変容第8章 蒼空「ミノル、俺たちのやりたかったのはこんなことだったのかな」――"二十七機撃墜・味方損失ゼロ"奇跡の初空戦を指揮した進藤三郎、敗色濃くなった南太平洋でなおも完勝をつづけた鈴木實、交錯する二人の飛行隊長の人生を縦糸に、元零戦搭乗員一二四名へ未踏の二〇〇〇時間インタビューを横糸にして織り上げた、畢生のノンフィクション!<推薦コメント>日本人として身震いするほど感動した。この書は、名もなき英雄たちの叙事詩であり、鎮魂歌でもある。百田尚樹(作家)空で勇猛だった零戦搭乗員が、下界へ戻ると無口で茶目ッけの多い平凡な若者に変る。その清々しい生き方を描いた感動的物語。阿川弘之(作家)著者略歴:神立尚紀(こうだち・なおき)1963年、大阪府生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業。1986年より講談社「フライデー」専属カメラマンを務め、主に事件、政治、経済、スポーツ等の取材報道に従事。1995年、元零戦搭乗員の取材を開始する。1997年、フリーとなり、その後は主に人物ドキュメンタリーや戦史取材に力を注ぐいっぽう、カメラ・写真雑誌でも記事や写真を発表。著書に「零戦の20世紀」(スコラ)、「零戦最後の証言」、「撮るライカ」、「零戦隊長ー二〇四空飛行隊長宮野善治郎の生涯」(いずれも光人社)、「戦士の肖像」(文春ネスコ、文春文庫)などがある。社団法人日本写真家協会(JPS)会員、東京工芸大学非常勤講師。NPO法人「零戦の会」理事兼副会長。   Honya Club.com


JPY ¥2,420
「住宅は芸術である」―。日本的伝統に立脚しつつ、幾何学的精神に満ちた美しい空間を探求し続けた神話的建築家・篠原一男。生きることの意味と美と永遠性が創出されたその住空間の魅力と理念を精緻に分析し、建築空間の可能性を切り拓いた意欲的クリティーク。1 篠原一男を憶う―坂本一成氏によるインタヴュー2 異端の空間3 住宅と都市―篠原一男との対話4 幾何学的想像力と繊細な精神5 エッセイ(美しい宣言―デパートの中に建った2つの家;仮象性の主張;「意味」の空間;ある建築の印象)日本的伝統に立脚しつつ、幾何学的精神に満ちた美しい空間を探求し続けた篠原一男。生きることの意味と美と永遠性が創出されたその住空間の魅力と理念を分析し、建築空間の可能性を切り拓いた意欲的クリティーク。   Honya Club.com


JPY ¥660
インドの弱法師、茸好き、愛犬イプシロンとの日々―能をこよなく愛す世界的免疫学者が、日本・世界各地を旅し、目にした人間の生の営み、自然の美、芸術、故白洲正子との交友などを、深遠かつ端正な文章で描く。2000年度日本エッセイストクラブ賞受賞の珠玉の随筆集。1 独酌余滴(脳の中の劇場;インドの弱法師 ほか)2 去年の手帳(矛盾;トウガラシ ほか)3 生命の風景(生命のふしぎ;イプシロンの心と脳 ほか)4 ときの記憶(詩人多田不二のこと;遠い夏の日の川 ほか)   Honya Club.com


JPY ¥3,190
作曲家リヒャルト・ワーグナーが打ち立てた綜合芸術の理念は、人間存在の神話的基底を深々と抉り出す楽劇「ニーベルングの指環」をはじめとする気宇壮大な作品群に結実し、世界中の音楽ファンを魅了し続けています。その音楽を介した詩作と思索の結晶は数千年におよぶヨーロッパ文化の集大成であると同時に、「未来」を先取りする革命的なアヴァンギャルド宣言であり、それゆえにこそ歴史を動かす魔性の力を発揮し、激動の20世紀を映し出す鏡ともなりました。混迷の内に見失われたアルカディアを求めながら、なお光明の見い出せぬ今日、ワーグナーという世界史的事件には人類のユートピアを考え抜く貴重なヒントが盛り込まれているのではないか…そんな思いをこめて、最先端の研究成果と内外の最新情報を満載した『年刊ワーグナー・フォーラム』をお届けいたします。連載(リヒャルト・ワーグナー『鳶色の本』抄訳(三);T.W.アドルノの『ワーグナー試論』―「ファンタスマゴリー」と「神話」をめぐって 海外研究論文選(四);ワーグナー演出の地層(四)―「ニーベルングの指環」(1))特集 プロとコントラ―その虚像と実像(無限旋律の萌芽―ワーグナーとブラームスのバッハ受容;「おお巨匠よ、貴方を崇拝しています」?―ブルックナーの「ワーグナー交響曲」;「ベックメッサー」以前のハンスリック―ワーグナーとの初期の関係)上演批評(背反する音と像―新制作の「トリスタンとイゾルデ」 バイロイト音楽祭報告二〇〇五;座談会 百花繚乱ワーグナー・イヤー―国内ワーグナー上演二〇〇五;海外ワーグナー上演二〇〇五)書評特報 『ワーグナー・スペクトラムwagner spectrum』創刊!ワーグナーに関する最先端の研究成果と、内外の最新情報を満載した年刊論文集・最新版。特集   Honya Club.com


JPY ¥858
世界最先端の脳研究から、「ぐんぐん伸びる子」と「そうでない子」の差が見えてきた!本書では、16万人の脳画像を見てきた気鋭の脳医学者が、子供の脳力を伸ばし、才能を開花させる方法を大公開。「新発見!子育ての仕方で、『脳のつくり』が変わる!?」「小さい頃のプレゼントは『図鑑』で決まり」など、頭のいい子に育つ具体的なコツが満載です。1章 「好きなこと」で頭がよくなる!「脳を育てる」子育て法(難関大学生が子供の頃に皆、持っていた「ある本」とは?;子供の"伸びしろ"は5歳までに決まる!? ほか)2章 子供がぐんぐん賢くなる「3つの秘密道具」(今日から実践!「好奇心たっぷり脳」に育てる工夫;秘密道具その1:図鑑 ほか)3章 芸術・語学・運動能力…才能とセンスは「始める時期」で決まる(なぜ「取り組む時期」で「伸び方」がここまで違うのか;脳の成長年齢マップ―時間もお金もなるべくかけずに、子供の才能を伸ばせる時期は? ほか)4章 心も体も脳も!一生の健康をつくる「親の役割」(成長期の子供に親がしてあげられる"一番大事なこと";ひとりっ子?兄弟姉妹?どちらもいい点・悪い点がある ほか)5章 脳が勝手に成長スピードを上げる!おすすめ生活習慣(「海馬が大きく健やかに育つ」生き方のすすめ;知っていますか?「睡眠が足りないと脳が縮んでいく」事実 ほか)世界最先端の脳研究から、「ぐんぐん伸びる子」と「そうでない子」の差が見えてきた! 本書では、16万人の脳画像を見てきた気鋭の脳医学者が、子供の脳力を伸ばし、才能を開花させる方法を大公開。「新発見! 子育ての仕方で、『脳のつくり』が変わる!?」「小さい頃のプレゼントは『図鑑』で決まり」「好奇心は、脳を育てる一番の栄養です」「年齢ごとの習い事で、才能の伸び方がハッキ   Honya Club.com


JPY ¥22,000
1 一般編(形・科学一般;感覚・感性;幾何学;操作)2 文化・生活編(伝統文化;アート運動;遊戯・趣味)3 テクノロジー編(テクノロジー一般;機械;構造物;情報・情報機器;医療;生物;エネルギー・環境)4 アート編(アート一般;絵画・彫刻;写真・映像;工芸;パフォーマンス・舞台芸術)5 デザイン編(デザイン一般;素材とその加工;建築・環境デザイン;プロダクトデザイン;コミュニケーションデザイン;ファッションデザイン)付録「形と機能」の関連を考えるということは、形の科学的側面、技術的側面、文化的側面を考えるということ。これら3つの要素の重要性、形と機能の関連を、多数の図版を交えて解説するユニークな切り口のデザイン事典。   Honya Club.com


JPY ¥3,080
池袋モンパルナスとは昭和のはじめから敗戦まで、東京・池袋周辺にあった若く貧しい芸術家たちの集落の呼称である。かれらは芸術至上主義的な自由と前衛のむらを形成し、謳歌した。大正期の起源から、空襲によって壊滅するまでの集落の全貌とそこに住まった絵かき、彫刻家、詩人たちの鮮烈な生きようをヴィヴィッドに描いた渾身の長編ノンフィクション。プロローグ 求道と放恣第1部 花莟(鉄路と少年;「白樺」とふらんす;赤と黒)第2部 繚乱(綺羅と襤褸;不義と革命;落葉松とマロニエ;霊と肉;画家と詩人;天才と破滅;祖国と異国;十五夜と十六夜)第3部 落花(個と群れ;硝煙と絵筆)エピローグ 土器(かわらけ)とクリスタル   Honya Club.com


JPY ¥1,100
各種公務員上・中級教養試験対策として、人文科学分野を短期間でマスターできるようにまとめた。出題頻度に合わせて重要項目を41類型に絞った。設問の解説とその背景事項を読むことにより、総合的理解を目指す。日本史西洋史東洋史哲学・思想文学・芸術   Honya Club.com


JPY ¥4,620
ナチは一党独裁をいかに確立してのけたのか?ビスマルク帝国から、第一次世界大戦、ヴァイマール共和国、ナチが権力の座に就く一九三三年まで、総合的に物語る通史の決定版。口絵写真・地図多数収録。第4章 権力掌握に向かって(大恐慌;民主主義の危機;暴力の勝利 ほか)第5章 第三帝国の創出(テロがはじまる;ライヒスターク炎上;破壊された民主主義 ほか)第6章 ヒトラーの文化大革命(不協和音;芸術の粛清;「非ドイツ的精神に反対する」 ほか)記念碑的名著、待望の翻訳! 本書は、豊富な史料を駆使して、19世紀のビスマルク帝国から、第一次世界大戦、ヴァイマール共和国とナチスの台頭、1933年にナチスが権力の座に就くまでを物語る、通史の決定版だ。政治・経済から社会・文化、戦争まで幅広く網羅し、同時代の人びとの肉声も再現している。 ナチスがいかにして、何故に権力を得たのかを理解することは、これまで同様に、今日でも重要である。おそらく、人びとの記憶が薄れていくにつれ、いっそう重要になるだろう。われわれには、ナチス自身の心のなかに分け入っていく必要がある。なぜ、彼らの対手がナチスを止められなかったか、理由を見出す必要がある。第三帝国がヨーロッパと世界を他に類を見ない残虐な戦争に追いやり、ついには自ら破滅、崩壊していった過程を理解する必要がある、と著者は「第三帝国の歴史」の執筆意図を述べている。 著者はケンブリッジ大学で近代史欽定講座担当教授を務めた、ドイツ近現代史家。学術的功績を称えられてナイトに叙されている。口絵写真・地図多数収録。   Honya Club.com


JPY ¥1,430
探偵小説芸術論を提唱して、探偵小説は、謎・論理的思索・謎の解決の三条件を具備しなければならず、その形式が完備しているほどすぐれた探偵小説であり、芸術小説である、と主張した著者の成果を示す長・短編の秀作を収録。長編『光とその影』は探偵役に外国人神父が登場、息詰まるようなサスペンスに溢れる。『決闘』『死固』等の九短編は、デビュー以来のおよその流れが分かるよう収録した。   Honya Club.com


JPY ¥4,058
痛快な諷刺、比類なく雄大な風景、活気づく農民たち―。ブリューゲル芸術の源泉を解く決定版的手引書。第1章 ブリューゲルとフランドル・ルネサンス第2章 アルプスでの経験第3章 第一のヒエロニムス・ボス第4章 世界劇場第5章 地上と地獄の新しいヴィジョン第6章 移住と様式の変化第7章 「月暦労働」と縁日第8章 混迷の時代のイメージ第9章 十六世紀最高の画家   Honya Club.com


JPY ¥2,420
何でも大同電鍋で作るの?台風や地震の具体的な対策は?どこでも一年中暖かいイメージだけど?民主化をどう確立していったの?台湾人ってどうしてあんなに親切なの?今さら聞けない基本的なことから今ひとつ納得できないでいたことまで100の疑問を解消!第1章 日常生活(寒い食べ物、熱い食べ物って?漢方医と西洋医、どう使い分けてるの?;医療のレベルや健康保険制度は?風邪ひいても病院に行くの? ほか)第2章 地理歴史(どこでも一年中暖かいイメージだけど?各地の名産物を教えてください。;暖房がないけど、寒い日はどうするの?暑いときはどうするの? ほか)第3章 現代社会(台湾の交通事情を教えて?YouBikeってどんなもの?;台湾人はエコなの?ごみはどう分別するの? ほか)第4章 文化芸術(台湾映画はどんなジャンルが人気なの?台湾の劇場で見る外国映画って字幕?吹き替え?;台湾のポップスってどんな感じ?台湾のカラオケは豪華すぎるよね? ほか)第5章 その他(血液型より星座を信じてるの?お寺で赤い木片を落としてたけど何?;宗教の比率は?店の前の赤い桶はごみ箱ですか? ほか)台湾華語で読む力をつけたい人に!「おじさんもタピオカを飲むの?」「民主化をどう確立していったの?」「台湾人ってなぜあんなに親切なの?」台湾人の友達や先生に聞きたいけれど…。そんな今さら聞けない基本的なことから、長年勉強していても今ひとつ納得できないでいたことまで、100の疑問を解消します! 知りたくて読むからリーディングスキルがつく! すぐに使える会話例も掲載。   Honya Club.com