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江戸の「粋」と「意気」を、四〇〇年にわたり連綿と受け継ぐ築地魚河岸。この都会の異空間で語られるちょっと風変わりな「ことば」に、しばし耳をすませてみる―。語れるうんちく満載の築地魚河岸語辞典。第1章 基本編―約四世紀にわたり育まれてきた独特の"粋"と"意気"を肌で感じるために、まずは押さえたい基本の一三八語。第2章 応用編―魚河岸での威勢良いやりとりや、表からは見えない入りくんだ仕組みを正しく理解するための、応用編五〇語。第3章 よもやま編―映画、文学、歴史…築地の本当の深みを極めるための、ガイドブックには載っていない、ちょっと深めのうんちく一八話。第4章 美味い魚の話―仲卸人だからこそ知っている、読んで美味しい、魚にまつわる常識破りのエピソード一〇四。江戸の粋と意気を、400年にわたり連綿と受け継ぐ築地魚河岸。この都会の異空間で語られるちょっと風変わりな「ことば」に耳をすませてみよう。語れるウンチク満載の築地魚河岸語辞典。美味い魚の話もたっぷり。   Honya Club.com


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食品業界の知られざる話、富山湾の宝石と呼ばれる白海老をテーマに、からくりと企業買収の作品。老舗の業者、新々気鋭の企業を販売者側の人々の思惑で、翻弄されていく様を描く異色作。この作品を読めば貴女は明日から、総ての加工品を疑いの眼差しで見てしまうかも知れません。通販雑誌の編集記者、田辺恭子は別の取材で泊まった旅館で夕食に出された白海老に感動。自分の雑誌に紹介しようと考える。恭子には同じ食品業界の飲み友達が数人居て、その人達を巻き込んで白海老の販売を巡る裏の姿が見え隠れする。築地の魚八水産の友川には、商売を通じた飲み仲間、生協の南浦咲子、ネット販売大手のバイヤー大崎、東進デパートの竹ノ内、そして通販画報の田辺恭子だ。企業買収の裏側には想像もしない秘密が潜んでいた。   Honya Club.com