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第1章 月山神社・今泉天満宮(岩手県陸前高田市)荒木タキ子宮司夫人―一人ひとりの"震災"がある。神社を拠点とした分け合いのこころ。第2章 上山八幡宮(宮城県本吉郡南三陸町)工藤祐允宮司、工藤庄悦権禰宜―3・11で「私たちが生かされている存在だ」と身にしみて。第3章 鹿島御児神社(宮城県石巻市日和が丘)窪木好文権禰宜―リーダーとして社会のために尽くすが私の役割。第4章 伊去波夜和氣命神社(宮城県石巻市大宮町)大國龍笙宮司―自然の猛威さえ、"ありのまま"に受け止める強さ。第5章 金華山黄金山神社(宮城県石巻市鮎川浜)奥海睦名誉宮司、奥海幸代宮司夫人―神性神職として50年。私たちは自然の掌で生かされているんです。第6章 相馬中村神社(福島県相馬市)田代麻紗美禰宜―神事「野馬追」を続けることが、相馬の光になると信じて。第7章 八重垣神社(宮城県亘理郡山元町)藤波祥子宮司―生き残った者は光に向かい生きねばなりません。第8章 旅の終わりに 若一王子宮(高知県長岡郡本山町寺家)―「中今」ご先祖たちの言葉を、今繋げて。週刊誌記者であり神職でもある著者が、東日本大震災で被災した7つの神社を訪ね、神職たちが経験した過酷な体験を取材。震災を機に、日本人に脈々と流れる「神道のこころ」を再発見した渾身のルポルタージュ。   Honya Club.com